2009年5月13日水曜日

酔いたい夜に


11日、64歳で亡くなられた三木たかしさんの追悼特別番組(TBS)を仕事しながら観ていたが、盟友・荒木とよひさ先生がコメントを求められ何度も詰まってしまう姿に思わずもらい泣きしてしまった。

荒木先生は衛星ラジオPZで仕事していた時、番組を持たせていただいた。
小さい放送局だったが、荒木先生のおかげで石川さゆり、西城秀樹、和田アキ子、堀内孝雄といった大物ゲストにも来ていただいた。
あの頃近寄りがたい雰囲気があった荒木先生が、あんなに取り乱す姿は衝撃だった。三木さんの存在の大きさを改めて感じさせられる。
なにせ、昭和平成で2000曲の曲を遺した三木さんの仕事は日本の歌謡史に残る偉大な功績だが、二人のコンビの作品は特に素晴しいものがあったように思う。

しかし、なによりも、なんといってもテレサの歌はいいなあ・・・
「別れの予感」「つぐない」
あのテレサの存在があったから、この二人も歴史に残る曲を残せたんだろう。

司会の徳光さんも言っていたが今頃は再会を喜んでいるのだろうか?
(このときはからずも上がった嗚咽の声も荒木先生だったようだ)

今夜はテレサの曲が無性に聞きたい。テレサの歌とともに過ぎ去った時間に思いめぐらしながら酔いたい。そんな夜もある。

三木さんのご冥福をお祈りいたします。

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