2021年6月7日月曜日

週間家呑み日記5.1~5.31

●5月1日

新宿K'sシネマで候孝賢監督特集で『珈琲時光』『ナイルの娘』を立て続けに鑑賞。『珈琲時光』は神保町の古書街が舞台でもある。2004年の作品だが今はもうなくなったお店とかがあって感慨深い。『ナイルの娘』は候監督の初期作品だがその後の作風を形作っている空気感を感じる。帰りに池袋のデパ地下に立ち寄り台湾点心を買い込む。

●5月2日

前日に引き続き候孝賢監督特集。候監督のデビュー2作目となった『風が躍る』。当時のアイドル歌手主演の青春モノだが、他愛ないストーリーではあるが初々しい躍動感m作品制作へのモチベーションの高さみたいなものを感じる。映画館が近所の豆花屋とタイアップしていて割引となる広告があったので映画鑑賞後出かけてみるとコロナの緊急事態宣言でビル自体が休業。一旦火がついてしまったので、総武線に飛び乗って浅草橋まで遠征、在日台湾人にも好評の『家豆花』で魯肉飯と豆花のセットを食す。

●5月3日

この日はオーディオブックの仕事で出社。終了後GWの家呑み用のアテを買いに知人が始めた東上野の『ウエノチキン』にロティサリーチキンをテイクアウトで購入。半羽サイズで量的にヘビーかと思ったが初日で完食。ビールが美味し。

●5月5日

候孝賢特集、候監督が制作協力したドキュメンタリー映画『日常対話』鑑賞。女性監督が自らのLGBTの母親を密着取材。対立から若いまでの道程を克明に追った意欲作だった。

●5月6日

元フジテレビ社長の三ツ井康氏の訃報。昔テレビガイド勤務時編成部長だった以来世話になった。献杯。

●5月9日

ラグビートップリーグの選手権トーナメント準決勝「神戸製鋼×クボタ」を観戦しに静岡のエコパまで遠征。久々に新幹線に乗った。試合は激闘の末23-21でクボタに軍配が上がる。帰りの新幹線で同行のTO嬢、NO嬢と缶ビールで祝勝会。

●5月11日

ライターのTM嬢が来社、ランチを共にすることになって事務所のとかくにできて以来気になっていたベンガル料理『トルカリ』へ。ビリヤニのセットにラッシーで締め。阪神の往年の助っ人外人ハル・ブリーデンの訃報。献杯。

●5月12日

先月の田中邦衛に続いて、若大将シリーズのレギュラーでマネジャーの江口こと江原達怡の訃報。献杯。

●5月17日

元朝日放送のプロデューサーでテレビ界の重鎮だった澤田隆治氏の訃報。献杯。

●5月18日

俳優の田村正和の訃報に驚く。献杯。

●5月19日

広島カープ往年の助っ人シェーンの訃報。シェインブラムが本名だったが映画の助っとのイメージも合うので登録名シェーンとなったとか。ブリーデンとともに懐かしい名だ。献杯。

●5月23日

ラグビートップリーグ日本選手権決勝「サントリー×パナソニック」を家呑み観戦。26-31でパナが優勝。点差は詰まったが終始試合はパナのものだった。福岡堅樹の晴れやかな笑顔も良かったが、涙こらえるボーデン・バレットの姿に感銘。日本に来てくれてありがとうと言いたい。

●5月28日

練馬区からワクチン接種券が届く。集団接種会場が自分の住んでいるマンションの集会ルームだったりするので、これは便利と早速予約するも、取れたのが7月下旬。菅がいくらケツを叩いても、これが実情。サッカーワールドカップアジア2次予選「日本×ミャンマー」を家呑み観戦。ミャンマーもこの時期によく来日できたと感心するが、試合は一方的になって10-0で圧勝。セルジオあたりがまたぞろ格下と予選やる意味とかを蒸し返しそうだが、ビルマのチョーディンからサッカーを紐解いてもらった日本の黎明期の歴史を忘れてはならないだろう。謙虚であるべし。

●5月30日
ボクシングのノニト・ドネアの世界タイトル戦で興奮していたら、仕事で何回か世話になり高校のマスコミ会でも手伝ってもらった後輩の編集者KM嬢の訃報が届く。ガンと闘病しているのは知っていたが明るくポジティブな人だったので突然のパンチを食らったような気がしてショックは大きい。献杯。