2023年9月2日土曜日

週間家呑み日記8.1~8.31


 

 ●8月5日

ラグビー日本代表のテストマッチの対フィージー代表戦を観戦に秩父宮ラグビー場へ。いきなりのピーター・ラブスカフニ選手のハイタックル一発退場でのっけから劣勢を強いられたジャパンは、終始フィジーのパワフルでスピーディーな攻撃にさらされ、2トライ奪ったものの35-12で完敗。W杯に大いに不安にさせる結果となった。試合終了後、南青山の『青山食堂』で同行のMZ氏、TO嬢、NO嬢と反省会呑み。

●8月6日

長崎原爆被爆から78年。自分自身が雑誌の取材者として広島をルポしたのが1982年、当時から記憶の風化が危惧されていたが。あの時から50年も経過してしまったことに改めて感じ入ってしまう。あの日資料館でたたずんでいた外国人観光客の金髪の少女ももはや還暦を超えたハズだが、母国で母となり子どもたちに目の当たりにした被害の実態を語り伝えたであろうか?色々と思いめぐらせる1日。

●8月8日

K社勤務時代の先輩TM女子が退職後経営する曙橋のギャラリーカフェ『ゑいじう』で開催中の新刊「かたばみ」の伊波二郎挿絵展に顔を出す。「かたばみ」は東京。中日新聞系で木内昇さんにより連載された新聞小説で、戦中戦後の女教師一家の胸アツなファミリー小説である。書籍では表紙の装丁でしかその画風が味わえないが、新聞連載時に戦後の日本を独特のタッチで切り取った原画の数々が展示されていて、どれも味わい深い。木内さんはK社在職時の後輩だったけど、直木賞受賞という偉業を成し遂げており、確かに会場で購入させていただいたサイン本を読み始めると見事にはまってしまった。素晴らしい作品である。

●8月11日

オーストラリアで開催中の女子サッカーW杯を家呑み観戦。ここまで勝ち進んできたなでしこジャパンがベスト4の座をかけてスウェーデンと激突。惜しくも1-2で惜敗したが、後半の猛追に興奮させられる。

●8月18日

仕事終わりに神保町『明治屋3rd』に久しぶりに顔を出し、連勝中の阪神戦を観戦呑み。阪神の好調さに気分良し。ついつい酒が進んでしまう。

●8月23日

この日は甲子園大会で慶應義塾高が107年ぶりに優勝。文武両道は素晴らしい。「若き血」に揺れたスタンドの風景もすごいの一言。新宿のCスタジオでの仕事終わりにスタッフの皆さんと近所の中華ダイニング『TRANP』で食事。ここの店もテレビ中継が観れるので早速阪神戦を観ながらメートルが上がる。

●8月24日

ロシアの民間軍事組織ワグネルの創始者プリゴジンが乗る小型ジェット機が墜落。事故かプーチンによる暗殺なのか真相は不明だが、これによってウクライナ戦争の選挙区にどういう影響があるのだろうか?またこの日から岸田政権の手によって福島原発の汚染処理水の海洋投棄が始まり中国は当然にして猛反発。さすがにすぐに人体に影響があるような稀釈された処理水ということであろうが、核燃料デブリの取り出しも廃炉もお先真っ暗で、汚染水だけが今後何十年にわたって垂れ流しされることでまったく影響なしと言えるのだろうか?やってみなければ結局やってしまうというヤバさはぬぐいようがない。

●8月25日

今季初の阪神戦ナイター観戦で東京ドームへ。快進撃中の阪神はこの日も巨人のエース戸郷投手を早々に攻略し大勝、ボルテージは上がりっぱなし。久々のドームの観戦だったのでビールの売り子さんに現金を渡そうとしたらアプリかカードのみと言われビックリ。試合後は同行のKW氏とOG嬢と『明治屋3rd』まで歩いて祝勝会。

●8月26日

W杯本大会を前にイタリアに遠征中のラグビー日本代表が、同国代表とテストマッチ。これが本番前の最後の力試しということで、深夜だったが家呑み観戦。結果はイタリアのスピードにディフェンスラインが対応できずやられまくったうえ、李スンシン、松田といったキッカーが外しまくりでは勝てようもない。21-42のW スコアで乾杯。これで本大会大丈夫か?

●8月28日

三菱ダイヤモンドサッカーで世界のサッカーを初めて日本に紹介された金子勝彦アナウンサーの訃報。以前ドイツサッカーの電子書籍の仕事で奥寺康彦氏と対談でお世話になった。名刺交換でわが社の名前に「いや~、いい名前ですねえ」と褒められ嬉しかったのを覚えている。献杯。

●8月31日

沖縄で開催中のバスケット男子W杯日本代表のベネズエラ戦を家呑み観戦。終始相手を追っかける展開だったがベテラン比江島慎選手の神がかり的な活躍で猛追、第4クォーターで劇的な86-77の逆転勝ち。これでパリ五輪への出場権をぐっと引き寄せた。比江島選手は母校青学の後輩。レッドソックスの吉田正尚と並ぶ母校の誉だ!