2021年1月4日月曜日

週間家呑み日記12.1~12.31

●12月1日
健康診断で地元のOクリニックへ。血圧高く心臓肥大ということでボロカス言われるw 午後から渋谷のイメージフォーラムでロズニッツァの「国葬」鑑賞、資料映像繋いだだけで凄いドキュメンタリーとなっている。モノ言わぬ大群衆の不気味さと来たら。

●12月2日
香港民主化運動の周庭さんに禁固10か月判決で即収監に驚愕。中共の本気さ加減はこれからの世界の凶兆であろうか?なんだか酔えない夜。

●12月3日
日本じゃお笑いタレントの不倫謝罪がトップニュースというあほらしさ。池袋で中国映画「Crossing」。大陸と香港で越境通学のJKがスマホの密輸に手を染める話。一国2制度なんていいことないね。周庭加油。

●12月10日
K社のOT氏来社。K社のカレンダーをいただく。K社の仲間ではもう最後の在籍者だが来年春には定年延長契約切れらしい。30年近く愛用してきたカレンダーもこれが最後?久々なので神保町『ランチョン』でめし&ビール。 太陽の子パオロ・ロッシの訃報、ディエゴに続き世代のヒーローたちが消えていく。献杯。

●12月15日
読めねえガースー挨拶で顰蹙かうわ大人数のステーキ会食ばれるわ、なさけない指導者がGO TOの停止をいまさら決めたってもう市中感染は止まらない。国難に当たってお粗末すぎるニッポン政治、このまま社会は崩壊していくんだろうか。嘆息しながら『明治屋3rd』でカキフライつまみつつ昼からハイボールで撃沈。

●12月16日
元ジャパンの五郎丸歩が来季限りの引退表明。しみじみブライトンの南ア戦のVTR観ながら偲び呑み⇒寝落ちのルー ティン。

●12月19日
朝一番で内視鏡検査。少し荒れ加減もおおむねセーフ。午後から秩父宮にラグビー観戦。胃の中をファイバーでこねくりまわされたのでさすがに呑めずに即帰宅。即寝。

●12月20日
新宿でロイ・アンダーソンの「ホモサピエンスの涙」。じわっとくる33のエピソードが描く愚かしくも可笑しい人間群像。シャガールのような幻想的なビジュアルが印象的。年末に本年度のベストだった。

●12月25日
元スーパーバンタムのロイヤル小林、なかにし礼の訃報、献杯。

●12月27日
花園の高校ラグビー100回大会開幕。無観客も開幕できてよかった。各試合熱戦の末敗者の涙に胸アツ。1日中JSPORTSの中継から目が離せない。

●12月29日
『明治屋3rd』で呑み納め。BM氏新開店の『上野チキン』の鶏の丸焼き美味し。

●12月31日
この日、東京は1330人の感染者。2021年の世界は果たして?

2020年12月2日水曜日

週間家呑み日記11.1~11.30

●11月1日 
約1年ぶりの井上尚弥の世界タイトル戦。ラスベガス初見参ながら無観客試合だが待望久しいビッグマッチだ。朝からWOWOWの中継を楽しみに待つ。相手のジェイソン・マロニー(豪州)は当初の対戦相手のカシメロほどじゃないかもしれないが、なかなかの強敵と聞く。しかしながらやはりカウンター一発、7Rでリングにはわせた。凄い!興奮冷めやらぬまま夜は東中野のポレポレ座へ、台湾の太陽花学生運動を扱ったドキュメンタリー映画『私たちの青春、台湾』を観賞。大阪都構想の住民投票で再度の否決、酒うまw 

 ●11月2日
 今年も六本木の東京国際映画祭へ。コロナ禍で海外からのゲストもいないため例年にも増して盛り上がりに欠ける。今回は台湾の作品4本に絞る。1本目は『強くて弱い女たち』。台湾では金馬奨に多くノミネートされ評価されているとか。ヴィヴィアン・スー本人がプロデュース&主演。なかなかの力作だとは思うがまあそれほどのことは…。 

 ●11月3日  
アメリカ大統領選挙。トランプは問題外だが、バイデンもなあ。日本と同様に他に居ねえのかよ状態。 

 ●11月4日  
デザイン会社MM社で久々に仕事の打ち合わせ。終了後O社長と荒木町で軽く一杯。スペインバルの『Carino』で赤ワインをつきあいすっかり酩酊。 

 ●11月5日  
東京国際映画祭2本目。アジアで初めて同性婚を認めた台湾のLGBTカップルにフォーカスを当てたドキュメンタリー。台湾の民主主義の健全さに感心する。しかしながら蔡政権の高邁な政治理念は、国民党支持者にとってみれば独裁的に映ってしまうようだ。大陸の干渉を前に難しい国家運営を強いられているだけに台湾の保守勢力の民意をどこまで許容できるかかじ取りは難しい。

 ●11月6日
 東京国際映画祭3本目は、大量殺人による死刑囚の描く絵画を発表しようとした画家に多くの批判が集まり苦悩する姿を描いた『悪の絵』。緊迫感溢れるサスペンス。ちょっと呑まずにはいられなくなってしまう。

 ●11月7日  
帝国劇場でキャロル・キングの半生をつづったブロードウェイミュージカル『Beautiful』観劇。オリジナルキャストじゃないのでたかをっくっていたが、平原綾香の歌いっぷりに驚く。なによりキャロルの名曲オンパレードで十分楽しめた。ああ、本場のブロードウェイで観たかったなあ。 

●11月8日 
八王子の上柚木陸上競技場に母校のラグビー部の慶応戦を観に行く。初めて南大沢に降り立ったが首都大学東京キャンパスはじめ紅葉に染まった環境は素晴らしい。しかしながら試合は期待むなしく惨敗だったが。アメリカの大統領選はバイデン有利とはいえ混迷、トランプは不正投票の訴訟を準備し泥試合が続く。

 ●11月9日  
東京国際映画祭4本目は、足を切断し急逝した夫の切り落とされた足を探して奮闘する妻の姿を描くコメディ作品『足を探して』。いまや巨匠の域に達した鐘孟宏が制作を手掛けているだけあってなかなか見ごたえあり。

 ●11月10日  
国の家賃支援給付金に上乗せしてくれる東京都の家賃支援給付金がようやく降りる。まあ3万数千円だがないよりはいいか。 

 ●11月13日  
地元の小山クリニックで健康診断。今年から健診センターが年齢的に受けられなくなったため、子どもの頃から何度か診てもらってきた病院で何十年ぶりかで訪問することになった。いまの院長は2代目なのか、なんだか先代と違ってえらくそっけなくちょっとムッとする。来年からは他の病院探すか。夜は家呑みしながらサッカー日本代表のパナマ戦観戦。 

 ●11月14日  
二の酉。地元の大鷲神社は熊手売りも一店舗だけの出店。寂しいものだが例年通り参拝し縁起かつぎの「かっこみ」を購入。 

 ●11月15日  
東武練馬のイオンシネマで、戦後のイングランドで活躍したドイツ人捕虜出身のGKバート・トラウトマンの実話『キーパー ある兵士の奇跡』鑑賞。帰宅途中のスマホのニュースで70年代~80年代の~イングランド代表の名GKレイ・クレメンス氏の訃報をみて驚く。虫の知らせなのか。献杯。 

 ●11月17日  
サッカー日本代表のメキシコ戦。深夜というか早朝の試合。寝ずにキックオフを待っていたが、試合開始から15分くらいで不覚にも寝落ち。翌朝のニュースで結果を知る。

 ●11月19日  
新型コロナの新規感染者数の増加は歯止めがかからない。東京との警戒レベルが引き上げられ、また何らかの規制がかかりそうだ。本当に五輪どこおころではないと思うが。手に入れたチケットの払い戻し期限も迫り、キャンセルかホールドか本当に迷う。この日FBでつながっている前の会社の後輩の書き込みでKT君の逝去を知る。彼が新入社員の際にいろいろと指導したことを思い出しながら献杯。

 ●11月21日  
家呑みしながら日本シリーズ観戦。菅野、千賀のエース対決だったがソフトバング圧勝。

 ●11月22日
 ベネチア映画祭で監督賞に輝く黒沢清監督の『スパイの妻』を豊島園のシネコンで鑑賞。この劇場までくるとやはり帰りは駅前の焼き鳥の名店『一輝』でアフターシネマの一杯。

 ●11月23日 
 秩父宮でラグビーの早慶戦を生観戦。慶応は健闘するが早稲田強し。

 ●11月24日  
新宿武蔵野館でデジタルリマスターで再映中のジャン=ポール・ベルモンド傑作選の中からロべール・アンリコ監督の『HO!』を50年ぶりに観る!大好きだった若かりしジョアンナ・シムカスに感激。 

 ●11月25日  
日本シリーズはソフトバンクが4タテで巨人に圧勝。会社の隣の『明治屋3rd』で若い常連の野球ファンの連中とワイワイ言いながら観戦。 

 ●11月26日  
アルゼンチンのディエゴ・マラドーナの訃報。同時代に生きた幸せをかみしめながら献杯。

 ●11月29日  
元ヘビー級で最強を誇ったマイク・タイソンがやはり3階級制覇のレジェンドであるロイ・ジョーンズとエキジビジョンマッチ。顔こそ中年のおっさんになったが身体はいまでも全盛期とそん色ないレベル。パンチの強度も戦慄もの。遊びとはいえ十分楽しめた。

2020年11月2日月曜日

週間家呑み日記10.1~10.31



●10月3日

  古くからの知人である画家・久保田潤氏の個展『海景』を渋谷の南洋ギャラリーにて鑑賞。会場のギャラリーは『BAR希望』の2階。昼過ぎに行ったらBARのマスターから夕方からだと告げられたが、わざわざ開けてくれ一人でゆったり観賞できた。帰りに代々木上原まで歩き『ナタ・デ・クリスチアーノ』のエッグタルトをテイクアウト。サンドマン社のシェリー酒とか合わせたかったけど、珈琲で我慢。NHKBS放送で40年前の山口百恵引退コンサートのアーカイブ映像を放送。かつて平岡正明が言った「山口百恵は菩薩である」を思い出した。

●10月4日

関東大学ラグビー対抗戦が開幕。初戦の秩父宮が母校の早稲田戦とあって生観戦へ。今シーズンはコロナで開催も危ぶまれていたが、まずは観客数制限付きとはいえ今年も秩父宮が酔いができるようになったのは僥倖。天気も良く『HUB 神宮前店』でのビールも美味し。

●10月5日

妹とともに所沢まで両親の墓参。家にいることも多いので平日に行けるのも人がいなくて逆に良い。所沢駅の商業施設の変貌ぶりにちょっと驚く。デザイナー高田賢三氏の訃報。個人的にはあまり持っていなかったブランドだが献杯。

●10月6日

朝から新宿K'sシネマへ台湾映画の特集上映を観に行く。この日は金馬奨を沢山受賞した『血観音』という台湾版「犬神家の一族」みたいなサスペンス劇。文淇という若い女優の存在感が凄い。

●10月7日

新宿K'sシネマ2日目は『天龍一座が行く』。こちらは台湾伝統のオペラ「歌仔戯」の人情コメディ。小津安二郎の『浮草』を彷彿させる。ほめすぎか? ヴァン・へイレンの訃報。♪ジャンプで献杯。

●10月8日

新宿K'sシネマ3日目は『河豚』。恋人に浮気された女性と妻に逃げられた男との出会いと再生を描く。けっこうエロい。

●10月9日

立ち飲み屋『明治屋3rd』でメニューに始まった煮込みをつつきつつサッカー日本 代表の欧州遠征試合「日本代表対カメルーン代表」をテレビ観戦。

●10月11日 

この日も新宿K'sシネマへ。いまや台湾映画の巨匠の域に達した鐘孟宏監督の『停車』を観賞。二重駐車で自分の車が出せなくなった男に降りかかる数々の災厄を描く。めっちゃ笑える。

●10月12日 

新宿K'sシネマ通いもこの日が最後。臓器提供や鳩レース賭博の闇を描きつつ、人間の希望への再生を温かい目線で描く。台湾の田舎の風景の美しさに台湾ロスがいや増す。帰宅すると敬愛する筒美京平先生の訃報が飛び込んできて愕然とする。 自分の半生につねにシンクロする数々の名曲はなんと愛おしいことか。1晩中、Youtubeで聴き込み追悼。 献杯!

●10月13日 

深夜放送のサッカー日本代表の対コートジボワール戦を家呑みしつつ観戦。海外組の若手で構成された今回の代表チームの躍動ぶりはなかなか可能性を感じさせる。 

●10月19日

 新宿K'sシネマで未見だったドキュメンタリー映画『台湾電影新時代』を観賞。申請後1か月音沙汰の無かった国の家賃支援給付金だがいきなり書類不備のメールが来てへこむ。いわく賃貸契約書の大家の印章が認識できないとのこと。やれやれ。

●10月24日

 所用で近所のJ大学病院へ。ここは先日スタッフや入院患者にクラスターが発生した病院だけにちとビビる。帰宅するなり全身を消毒。

●10月25日 

久々にいい天気。 毎年恒例の流山でウナギを食べる会。今年は密にならないように7名に限定。いつもの『江戸屋』で絶品の鰻をいただく。至福のひと時。

●10月26日

 事務所のテレビでドラフト会議の中継を見守る。わが阪神は近大のスラッガー佐藤輝明を1位指名できた。上出来。

●10月27日 

家賃支援給付金さんざん手間がかかったがなんとか再申請も受理されやっと支払いが確定することに。

●10月31日

 早世したかつての同僚だった後輩のKJ君の墓参。同行のデザイナーNMさん夫婦と会食。用賀の『ワイン食堂ヴィンセント』という洋食屋でビールで献杯。食後は感じのいいカフェ『beanz depo』で故人の思い出話。この日トルコ・ギリシャ沖地震。ジョンズホプキンス大学発表で世界で4502万人がコロナに感染、死者は118万人に。欧州は再びロックダウン。いつまで続くぬかるみぞ。



2020年10月2日金曜日

週間家呑み日記9.1~9.30

●9月1日 香港民主派活動家の周庭さんが公安当局から再聴取。国家安全維持法施行前の日本の新聞への意見広告がその時はまだ施行もされていない国安法に問われたようだとか。滅茶苦茶な法解釈で弾圧は狂気を帯びてくる。阪神の守護神だった藤川球児が今季限りの引退を表明。怒ったり悲しんだりで酒量がかさむ。
●9月2日 上橋菜穂子さんの『鹿の王』のオーディオブックの収録が終了。このコロナ禍の時代に示唆するもの多し。第2巻の収録が楽しみだ。仕事終わりに『神田コーヒー』に立ち寄る。
●9月5日 台風9号に続き強力な台風10号が再び九州に上陸するようだ。相次ぐ台風といい終息止まないコロナといい、ますます家に籠れってことか。
●9月7日 インドのコロナ感染者が420万人超でブラジルを抜いて世界2位に!前世界規模のパンデミックは勢いが衰えることなく拡大する一方。来年の東京五輪はほぼ絶望的な状況になっている。この日からオーディオブックで『宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃』という数学の解説書の収録がスタートする。編集部からは専門用語のイントネーション等に注意をすべしとの要請が来ているが手の打ちようなし。まあ内容はわからずとも日本語であることには変わりなしなのでまあ読んでいくしかない。
●9月8日 俳優の伊勢谷友介が大麻取締法で逮捕。ゴールデンカップスのドラマー、マモル・マヌーの訃報。献杯。
●9月14日 安倍晋三の政権再投げだしの後を継いだのは菅義偉。派閥の力関係による政権のたらいまわし、本当に酒がまずくなる。
●9月15日 女優の芦名星、タイガースの岸部シローと訃報が続く、献杯。
●9月16日 この日からオーディオブック『鹿の王』第2部の収録スタート。先が楽しみ。
●9月19日 世の中は4連休に突入するらしい。GO TOで再びコロナの爆発的な感染が無ければいいが。事務所のブレーカーが落ちるので電気屋を呼んでみてもらうが原因はわからずじまい。この夏の暑さと長雨により一時的な漏電による出動が増えているというから、天候も左右するらしいのだが。いちおうあやしいタコ足配線を新しいタップで問題解消させることに。
●9月21日 新宿のK'sシネマで王童監督の未見だった『バナナパラダイス』を観賞。帰りに中華総菜を買って帰り連休中の家呑みに備える。
●9月22日 元TOKIOの山口達也がハーレーの飲酒物損事故で逮捕。何やってんだか。
●9月23日 横浜FCの名古屋戦で三浦知良、中村俊輔、松井大輔がスタメンで揃い踏み。3人足すと134歳という報道!(別に足さんでもいいが)。ベテランの活躍は素直にうれしくなる。歌手の守屋浩、ジュリエット・グレコの訃報。僕は泣いちっち、で献杯。
●9月24日 K'sシネマの台湾巨匠傑作選で『父の初七日』(王育麟、劉梓潔監督)観賞。台湾の田舎のド派手な葬儀をユーモアたっぷりに描く。この日、香港の民主派活動家ジョシュア・ウォン(黄之鋒)が逮捕。ロードウォリアーのアニマルの訃報。献杯。
●9月25日 阪神でクラスター。10人が隔離で2軍から選手を補充。何やってんだか。いつも『明治屋3rd』に立ち寄るとDAZNの阪神戦にチャンネル併せてくれるが、もう見る気もせず。
●9月26日 ユナイテッドシネマとしまえんにて前評判の高い中国ノワール映画『鵞鳥湖の夜』(ディアオ・イーナン監督)を観賞。結構好みの作品で満喫する。帰りがけに豊島園駅前の焼き鳥の名店『一輝』でしこたまテイクアウト。
●9月27日 大相撲の秋場所は千秋楽。横綱、大関がほとんど不在の中、関脇・正代が優勝。最後まで優勝争いに絡んだ翔猿がなかなかいい。マモルに続きカップスのルイズルイス加部が亡くなって驚いているうえに、女優竹内結子の自死のニュースが!彼女の主演作では作品の出来はともあれ『はやぶさ/HAYABUSA』が結構好きだった。献杯。
●9月28日 台湾角川で創刊以来一緒に働いた現地スタッフとリモートでお別れ会。元台湾角川の総経理だったTK氏の新しい職場の会議室に創刊当時のスタッフだったOK氏と出向いた。TK氏の職場は毎日新聞の入っている竹橋パレスサイドビル。皇居を一望できる素晴らしい会議室で台湾とリモートで語り合うのもなかなか良い時間だった。その後、3人で神保町に繰り出し中華料理の『大興』で紹興酒をがぶ飲みし久々に酩酊。
●9月30日 近所の順天堂練馬病院で40人のクラスター発生。くわばらくわばら。K'sシネマで台湾のサスペンスホラーのヒット作『目撃者 闇の中の瞳』観賞。台湾映画の新しい才能たちに感心。久々に新宿三丁目の『博多天神』に立ち寄る。9月は多くの有名人の訃報があったが、この日帰りの電車のスマホニュースで昨年のW杯メンバーで元ジャパンので湯原祐希選手の突然の逝去を知り驚く。献杯。

2020年9月2日水曜日

週間家呑み日記8.1~8.31



●8月1日
新宿でオーディオブックの収録。仕事帰りにビックロに立ちより、家呑み用のJAMSONを仕入れる。ビックカメラのポイントは本当にありがたい。まだ、後1~2本は行ける。アラン・パーカー監督の訃報、大好きだった『ザ・コミットメンツ』のサントラ聴きながら献杯。

●8月3日
この週から、高田馬場のスタジオに収録に出かける。朝、混んでいる山手線にわずか2駅だが乗らねばならないのがちょっと憂鬱。

●8月4日
日大ラグビー部の前コーチの暴力事件報道。以前わが母校青学大のヘッドコーチが日大からやってきたことがあったが1シーズンで解任されたっけ。学生を坊主刈りにしたり有力選手が退部したり、やはりこういう体質を受け継いだ指導者がチームを強くなんかできるはずがない。漫画家の桑田二郎氏の訃報。かつて拳銃不法所持とかで逮捕されたりしたけど子どもの頃「エイトマン』に夢中だったな、献杯。

●8月6日
75回目のヒロシマの原爆祈念日。私自身かつてヒロシマの原爆報道を取材してもうかれこれ37年もたってしまった。あの時でさえ記憶の風化が叫ばれていたのに、本当にいつまで語り継げることができるのか?ベイルートでとてつもない爆破事故発生。コロナ禍の下、経済が崩壊している国に追い打ちをかける事故。モーリシャスでは日本の貨物船が座礁して重油流失、どう責任とんねん。

●8月8日
以前、湯島で鯖尽くしの料理をごちそうになった居酒屋『あおもり屋』が池袋に移転したということで、前回行った仲間たちとあらためてリアル呑み会をすることに。まあ、夜の街で密が心配だったがたまには息抜きも無ければ。新規開店記念でお得なコース料理に舌鼓を打ち、青森の銘酒が半額とあって久々にポン酒をきこしめす。

●8月9日
長崎の平和祈念式典。アベの追悼文の中身の無さ、広島とのコピペ疑惑が出るほどの薄っぺらさ。同じ歳だけに世代的には仕方がない部分もあるかもしれんが、想像力に欠けること甚だしい、頭の中に被爆の実相など思いやるものは全くないのだろう。

●8月10日
香港の民主派活動家の周庭(アグネス・チョウ)と蘋果日報の黎智英(ジミー・ライ)が国家安全法違反容疑で逮捕。ついに中国の弾圧が本格化した。二人の今後が心配だが、あの好きだった香港がどんどんと変貌していくことにとてつもない焦燥と無念さを禁じえない。黎智英氏は、かつて台北で創刊した雑誌広告の仕事で彼が創業したジョルダーノ社から、御社の堅持する袖の下を取らない姿勢を評価するという手紙を受け取ったことがある。中華圏では珍しいブリティッシュ・ロウに沿ったそんなマインドを持つ企業もあるんだと感心したものだ。天佑香港。今日は抗議の断酒。

●8月13日
沖縄はコロナ感染増で、緊急事態を最高の4段階にひきあげる。これも性急かつ無定見に「GO TO」を強行した結果だろう。

●8月14日
俳優の渡哲也の訃報。「大笑い30年のバカ騒ぎ」戦後期のやくざ・石川力夫の実録映画『仁義の墓場』の演技は忘れがたい。ワイドショーで流される警察ドラマなんぞまったく彼の勲章たりえない。彼の輝きは映画の中にある。『仁義の墓場』『紅の流れ星』のVTRを観ながら献杯。

●8月17日
4~6月の実質GDPは前年に比較して27.8%減。世界中がこの疫病のもと苦しんでいる。浜松ではこの日気温41度を記録。天変地異で人類は今後どうなっていくのか?家呑みの酒量はついつい増えていく。

●8月18日
バドミントン女子ダブルスでリオの金メダリスト・タカマツの高橋礼華が現役引退。まあ東京五輪もどうなるかわからんしモチベーションを維持する難しさは大変だったはず。今後の人生を祈りつつ乾杯。

●8月19日
この日から三崎町のスタジオで本屋大賞をとった上橋菜穂子『鹿の王』のオーディオブックの収録が始まる。文化人類学者でもある著者が描く架空世界の疫病と人類の戦いの物語が、昨今の事態を予見していた内容でもあり興味は尽きない。

●8月23日
超久しぶりにスポーツ競技の取材で新国立競技場へ。無観客で行われるこのSEIKOゴールデングランプリ陸上を取材するには大会本部に1週間にわたる体温記録と健康チェックシートが求められ、マスク着用や選手にはリモートによる取材のみという制限があったが、アスリートたちのナマの躍動を記者席から目撃出来感慨もひとしお。取材後KGカメラマンと会食を約していたがカメラ不調の修理依頼のためキャンセル。おとなしく家呑みに徹する。

●8月24日
仕事終わりに立ち寄った『明治屋3rd』が、早い時間から密になりだしたので早々に退散。ご無沙汰していた新宿三丁目の『Rusty's Bar』を覗いてみる。アクリル板を張りコロナ対策を施したカウンター越しにTRマスターの元気な姿にちょっと安堵。カウンターに止まるのも随分と久しぶりで、つい長居してしまう。といっても10時までだが。

●8月27日
S企画の仕事でライターのOK氏とともにMT社長の車で軽井沢へプチ出張。仕事終わりに午後から別行動のMT氏の車を待つ間に、旧軽の『キッツピュール』というドイツレストランでお疲れ様の一杯。天気は良くなかったが今年になってずっと東京にこもっていたため開放感に気分は上々。帰りがけ地元のスーパーによってもらい高原野菜やらパンやら家呑み用のアテを買い込む。安い!新鮮!

●8月28日
かねてから噂があった安倍晋三首相が潰瘍性大腸炎の持病悪化を理由に辞任。4日前に就任2799日の歴代最長を記録していたものの、第1次政権に引き続き第2次でも任期半ばで投げ出した。コロナ禍のもとその失政になんら責任を取ることも無く、国会すら開かず、数々の腐敗疑惑になんのコメントも残すことなく無為なそれこそ悪夢の民主党政権を超える地獄のような期間だったが、やっと終止符を打つことになった。とはいえ後継候補のメンツを見ればほっとする気すらおきない。しかも安倍政権を批判するジャーナリストや野党に対し、日本人の節度として「お疲れさま」というねぎらいの言葉をかけられないのかと苦言を呈する善男善女?の多くのSNSのコメントを見るたび、権力におもねる日本人の隷属意識、はたまたお人よしの能天気さに本当にへきえきさせられる。ひとまず権力者の挫折に対し祝杯を挙げることにしたい。