2024年3月3日日曜日

週間家呑み日記2.1~2.29


 

●2月1日

K社時代の先輩の方々と新宿の『陶玄房』にて生存確認の会。皆さん70代の方々ばかりでしたが良く呑み良く食べ至って元気。この中では若輩者の私めも負けずに頑張らねば。

●2月3日

スーパーラグビー所属チームのブルーズとサントリーサンゴリアスのクロスボーダーカップを秩父宮にて生観戦後、神保町『明治屋3rd』にてサッカー日本代表のアジアカップの対イラン戦をテレビ観戦呑み。完全に力負けで0-2の完敗。後手後手の選手交代も功を奏さず、さしたる戦術的な対応も出来ず森保監督の力量の無さを露呈した。酒が苦し。

●2月5日

PCが不調につきホスティングをお願いしているR社に連絡、雪が降り始める荒天の中サービスの人を手配してもらうが、原因はUTMのバッテリーの電源落ちといういたって単純なもので、恐縮してしまう。

●2月9日

世界のマエストロ小澤征爾氏の訃報。成城学園小・中時代はラガーで後輩たちの試合を応援に駆け付けたなんてエピソードを思い出す。94年に渡米した際ボストンでわずかな日程の差でタングルウッド音楽祭に行けなかったのが今もって悔やまれる。K社時代のDTさんが担当した小澤のCDブックの制作に編集部のクラシックファンTG君を手伝わせたなんてこともあったっけ。当時のことを思いめぐらしつつ献杯。

●2月10日

アジア圏ではこの日から旧正月に突入。SNSで台湾の知人各位から新年快楽のメッセージをいただく。恭喜発財、いい年になりますように。

●2月15日

連日の自民党の裏金問題に腹立てていたが、そんな中、日本の名目GDPがドイツに抜かれ世界4位に転落のニュース。重税にあえぎ国力も弱り生活は苦しくなる一方だ、それでもよく怒りがこの政権に向かわないものだとほとほと日本人のマゾ体質にあきれてしまう。

●2月16日

ロシアの反プーチンの政治家ナワリヌイ氏が北極圏のラーゲリにて獄死のニュース。決してリベラルな政治家ではないようだったが、少なくとも独裁国家の中で抵抗を示すことの勇気には敬意を表したい。また彼に続くプーチニズムに抗する人々の戦いに献杯したい。

●2月17日

候孝賢監督の映画『ミレニアムマンボ』がデジタル4Kでリマスター上映されるということで、高田馬場での仕事後にガチ台湾小吃店『合作社』で腹ごしらえしてから新宿武蔵野館へ。2000年のミレニアムの日を台北にて過ごした身としては見逃せない作品であったが、映画観ながらあの日、世紀が変わる瞬間、民権東路のリッツランディスホテルのBARで従業員の小姐たちとどんちゃん騒ぎしながら迎えたっけなんて思い出しながら感慨にふけって胸がいっぱいになってしまった。あの頃は楽しかったなあ、もう24年たつけどあっという間だったな。

●2月20日

アジアカップで日本同様に決勝進出できずで敗退した韓国で、代表監督のクリンスマン解任のニュースで揺れる中、クリンスマンと同時代のレジェンド選手だったアンドレス・ブレーメの訃報。現地観戦した90年のイタリアW杯の決勝ゴールとなったPKはいまだ鮮明に記憶している、献杯。

●2月24日

仕事終わりに神保町『明治屋3rd』で田中恒成、井上拓真、中谷潤人のボクシング3タイトル戦をテレビ観戦。この日はウクライナ侵攻から2周年、戦況は一進一退のままらしいが、ガザのパレスチナの人々合わせて、一日も早い安寧を祈りつつ。

●2月28日

なでしこジャパンのパリ五輪行きチケットを懸けた一戦、対北朝鮮戦を『明治屋3rd』にて観戦呑み。激戦の末、2-1で難敵を下し見事パリ五輪出場権を獲得。酒ウマ~。


2024年2月3日土曜日

週間家吞み日記1.1~1.31

 

●1月1日

2024年、60代最後の1年の開始。70歳になると色々とあきらめなければならないことも多々あると思う、その最後のあがきというかやり残したことをやってみる年になりそうだ。久しぶりの元旦サッカー開催ということで、日本代表対タイ代表戦の国立競技場初詣。汗ばむほどの日差しで年頭から外苑散策はやはり良いものだ、とのんびり気分でいたところ、能登半島で大地震のニュースに接し驚く。石川県はじめ北陸にゆかりの知人も多く気にかかる。帰宅後はニュースにくぎ付け、なんという1年のスタートだろうか。

●1月2日

毎年の恒例行事としているラグビー大学選手権の準決勝観戦で2日連続で国立競技場へ。明治×京産、帝京×天理の2試合で、順当に明治、帝京が覇を競うことに。羽田空港で日航機と海上保安庁機の衝突炎上事故。年初から凶事が続く。波乱の年になるのだろうか。

●1月3日

箱根駅伝、高校ラグビー準々決勝を家吞み観戦。箱根は青学が優勝候補筆頭の駒沢を抑えて前年のリベンジ。寝落ち。

●1月4日

午前中、地元の氷川神社に初詣。昼から家呑み。写真家・篠山紀信氏の訃報。献杯。

●1月5日

高校ラグビー準々決勝桐蔭学園×大阪桐蔭、東福岡×佐賀工業を家呑み観戦。

●1月6日

NO夫妻に車を出してもらい、熊谷ラグビー場にリーグワンの埼玉ワイルドナイツ×トヨタヴェルブリッツ戦。帰りに立ち寄った三芳のPAでの現地生産者の野菜販売所があまりに安価なので酒のアテになる食材を何点か買い求める。

●1月7日

高校ラグビー決勝戦、桐蔭学園×東福岡戦を家呑み観戦。8対5の大熱戦で桐蔭が勝ったが、試合に出れずとも終始チームを鼓舞していた東福岡のキャプテンの涙をこらえつつ前を向く姿にもらい泣きしてしまう。

●1月8日

ドイツサッカーのレジェンド「皇帝」フランツ・ベッケンバウアー氏の訃報。中高時代のアイドルだった。献杯。

●1月9日

仕事始めで新宿のCEスタジオへ。収録終わりにOGディレクターの手料理でビールを頂く。歌手八代亜紀の訃報にびっくり。T誌時代に取材でインタビューさせていただいたことを思い出しつつ献杯。

●1月14日

サッカーアジアカップ開幕。日本の緒戦ベトナム戦を家呑み観戦。フィリップ・トルシエ率いるベトナムに手こずるも4-2で順当勝ち。

●1月15日

昨年取材協力させてもらったお礼もかねて元TN社のHM氏、OT氏の池袋の『ビアホール銀座LION』にて会食。

●1月16日

元NHKのジャーナリスト平野次郎氏の訃報。自分が編集長をしていたTC誌で連載対談で随分とお世話になった。スマートかつソフトな人柄の人でした。ご冥福を祈りつつ献杯。

●1月17日

カメラマンKG氏と後輩のK社TN氏で新宿三丁目の居酒屋『ごまや』で新年会。KG氏は石川県出身だが関連する人々は全員無事とのこと。

●1月19日

仕事終わりに神保町『明治屋3rd』へ。アジアカップの対イラク戦をテレビ観戦で盛り上がるもよもやの1-2敗戦で意気消沈。

●1月21日

収録で1作品終了した声優のTI氏とお疲れ様の1杯。スタジオ近くの大塚の居酒屋『北斎』でおでんつつきながら若いTI氏相手に昔話。爺さんの与太話に付き合ってもらって恐縮でした。

●1月23日

寺地拳四朗のボクシングタイトル戦、那須川天心のデビュー3戦中継を『明治屋3rd』で観戦呑み。

●1月24日

仕事終わりに連日となる『明治屋3rd』でアジアカップ対インドネシア戦を観戦呑み。4-1で快勝でグループ2位抜け確定だったがクリーンシートで終われない日本に不安要素は多い。

●1月27日

駒沢スタジアムにてリーグワンのリコーブラックラムズとクボタスピアーズ戦観戦。ラムズ高橋選手とクボタ古賀選手の青学SH対決を期待したが古賀選手は登録外で実現せず。でも試合は二転三転、終了のホーン直前でのPGデスピアーズの劇的サヨナラ逆転勝ちにしびれる。

●1月31日

アジアカップノックアウトステージの日本×バーレーン戦を例によって『明治屋3rd』で観戦呑み。DAZN独占中継なので家呑みで見られないのだが、スポーツバーと化した感のある『明治屋』の存在はありがたいし、飲み仲間の人たちとの素人評論も楽しい。週末の準決勝も予約しておく。











2024年1月17日水曜日

週間家呑み日記12.1~12.31

 


●12月1日

自民党清和会はじめいくつかの派閥でパーティー券の上りを政治資金収支報告書に記載せず裏金としている事態が発覚したニュース。本当に国民が重税にあえいでいるのになんという所業!悪代官ぶり極まれり。

●12月3日

早明ラグビーで国立競技場へ。前半に大差をつけた明治の圧勝かと思いきや、後半早稲田の怒涛の反撃で面白いゲームとなったが、やはり早稲田に過日の強さは感じられない。

●12月5日

JR総合病院で定期検査。肺への気管が変形しているといわれるが先天的なものか後天的なものかは分からないそうだ。特に生活に支障があるわけではないもののまた6か月後に来院を課せられる。夜は『明治屋3rd』で一杯。

●12月7日

コメディアンの島崎俊郎の訃報。同じ歳だけに身につまされる。献杯。

●12月9日

ハリウッドスターのライアン・オニールの訃報。「ある愛の歌」「ペイパームーン」とか70年代の名作映画が思い出されるが、自分にとって78年に就職した際初めてTVガイド誌のドラマ「ペイトンプレイス物語」のタイアップ記事を担当していた時のことが懐かしい。献杯。

●12月10日

ラグビーリーグワン開幕。秩父宮でクボタ対サントリーの試合を観戦。日差しも強く気温も冬とは思えない温かさ、ビールが美味い。大谷翔平は結局ドジャース入りが決定、天文学的な年俸に驚く。

●12月12日

仕事終わりに『明治屋3rd』に立ち寄る。この日は常連さんも多く久々に遅くまで呑んでしまう。

●12月15日

アキ・カウリスマキ監督のフィンランド映画「枯れ葉」鑑賞。心に染み入るいい映画だった。上映館でキャンペーンで配っていたヘルシンキ蒸留所作の「ロンケロ」というグレープフルーツとジンを組み合わせた酒を持ち帰り飲んでみたが、意外と美味い。またいつか欧州に行く機会があればフィンランドも悪くないな。

●12月16日

オールブラックスのハーフ団が加入したトヨタ自動車対キヤノンの試合をHT氏、OG氏、SZ氏を横浜日産スタジアムで観戦。終了後HT氏と新横浜の居酒屋『新時代』で焼鳥食いながらアフターマッチ。

●12月19日

渋谷に出たついでに上原の『ナタ・デ・クリスチアーノ』でエッグタルトとチキンパイを仕入れて、ポルトガル菓子アテに家呑み。

●12月22日

新宿御苑前のビストロ『関西酒場ラクダバ』でTM嬢、NM嬢、HJ嬢と忘年会。大阪オリジナルのうどん餃子が美味い。

●12月24日

仕事でお世話になっている音声スタジオCR社で忘年会&Xmasパーティー。グルマンのOGディレクターが腕を振るうプロ顔負けの料理でイブの夜を満喫。日曜のこんな晩にもかかわらず30人以上の声優さんたちで賑わい大盛況、1年間お世話になりました。

●12月26日

『明治屋3rd』でボクシングの井上尚弥戦を観る。KOにてスーパーバンタムの4団体統一という偉業達成に大興奮。この不世出のモンスターはどこまで勝ち進むのだろうか。

●12月29日

『明治屋3rd』の忘年会。この17年間ですっかり顔ぶれも変わってしまった常連さんたちと終電近くまで盛り上がる。

●12月30日

午前中墓参りを済ませ、ここ2年、コロナ禍で中止となっていた高校時代の仲間との恒例の忘年会が再開し出席する。練馬の『かごの屋』に集合したすっかり老けてしまった連中たちと生存を喜び合う。年寄りばかりだと退けるのも早く1次会で散会。元プロレスラーのキラー・カーンこと小澤正志氏の訃報。彼が営む新宿の居酒屋『カンちゃん』に行った時のことが思い出される。献杯。


●12月31日

正月の食材も仕入れ終わり、昼は高校ラグビー、夜はスーパーフライ級の井岡一翔のタイトルマッチと一日中テレビを呑みながら家呑み。ウクライナ、ガザと戦争は終わらない不穏な1年だったが、来年は少しマシな世の中になることを願いつつ酩酊、寝落ち。






2023年12月19日火曜日

週間家呑み日記11.1~11.30




 ●11月1日

この日は終日仕事なしだったので東京国際映画祭を3本一気観。香港映画の『年少日記』と『バイタルサイン』。台湾映画の『成功補習班』。『年少日記』と『成功補習班』はともに学園ものなのだが、香港の少年の虐待まがいの教育と台湾での予備校で恋愛にうつつをぬかす高校生活と明暗対照的な作品で、まるで今日の社会情勢の写し鏡のようだ。『バイタルサイン』は香港の救急隊員の活躍を描くが、雨傘以降のデモとかの政治色は一切なし。あえて取り上げなかったのか、それとも取り上げられなかったのかが気になる。阪神は劇的なサヨナラ劇。2勝2敗のタイに戻す。

●11月2日

日本シリーズ第5戦。阪神またまた逆転劇で王手!祝杯、祝杯。

●11月4日

日本シリーズ第6戦は投手戦。ここはオリックスエース山本由伸の投球冴えわたり圧巻の勝利、逆王手がかかってしまった。明日だ明日!

●11月5日

昼は秩父宮ラグビー場にて母校の立教戦を観戦。強化が進む相手だが何より勝ちたいという気力が相手に上回られ敗戦、今季もまた入れ替え戦行きが確定してしまった。夜は日本シリーズ運命の第7戦を家呑み観戦。打ってはノイジーの3ランを皮切りに猛虎打線が爆発。投げては先発の青柳が要所を抑え、オリックスの反撃を断つ。伊藤―桐敷ー岩崎とつなぎ失点1の7-1で快勝!38年ぶり2回目の日本一達成。岡田監督の胴上げからビールかけまでずっとテレビの前から離れられず朝方まで祝杯。いや~嬉しいものだ。昼間のイライラもどこへやら。

●11月6日

K社から久々にTV誌のカスタマー版にて箱根駅伝の特集制作の依頼があったため、早速ライターのOK氏と新宿にて打ち合わせ。何日か前にTJ社の箱根駅伝ムック本でコメント取材があった矢先の話で連日季節ネタが続く。仕事終わりには神保町『明治屋3rd』へ、熱狂的虎ファンのYK嬢と祝勝会!酒ウマ。

●11月10日

戦闘続くパレスチナガザ地区にて国連職員の死亡者が100人を超えるとの報道。ささやかながら貯まったTポイントを国境なき医師団に寄付。イスラエルの無差別攻撃の残虐性は留まるところを知らず。なんという時代だ。

●11月11日

歌手・大橋純子さんの訃報。献杯。最近アーティストの人多いなあ。

●11月12日

高校ラグビーの東京都予選決勝戦、第1代表早実対成城学園は早実が粘る成城を下す。第2代表の国学院久我山対目黒学園は白熱した戦いで目黒が辛勝。早くも年末年始のお楽しみが待ち遠しい。

●11月17日

かつて編集長をしていたP誌のスタッフによるOB会を新宿の『陶玄房』にて開催。コロナ禍で挙行できなかった創刊30周年記念の会合を、35年に設定替えして再び企画の立ち上げを確認する。歌手のKANの訃報、早すぎる。献杯。

●11月20日

神宮球場に明治神宮大会で東都を制した母校青学と東京六大学の覇者慶大の決勝戦。ドラフト1位の常廣(広島)、下村(阪神)の最後の雄姿を観戦に。アンラッキーなエラーと四球で惜敗し有終の美は飾れなかったけど二人とも頑張れ。アフターゲームは『明治屋3rd』へ。

●11月21日

早くも始まったサッカーW杯アジア予選アウェイのシリア戦。放送権料でもめたあげくライブ中継は一切なし。現地TV中継の動画アップを探してなんとか家呑み観戦。まあ苦労してみるまでもない順当勝ちではあったが、今後の北朝鮮のアウェイ戦とかどうなるんだ?

●11月23日

勤労感謝の日の休日は例年秩父宮で早慶ラグビー観戦なのだが、今年は国立開催ということで気乗りせず、阪神の優勝パレード中継もあるので家呑み観戦に変更。

●11月24日

作家の伊集院静氏の訃報。前妻だった夏目雅子さんのことを思い出す。献杯。

●11月26日

塚本晋也監督の新作『ほかげ』を渋谷のユーロスペースにて鑑賞。朝ドラ女優の趣里が、戦後焼け跡の貧困の中で身体を売り命をつなぐ女性を体当たりで演じている。親を失った浮浪児、心に傷を抱える復員した男たち。あの戦争を永らえてしまった登場人物たちを通して日本人の戦争体験のリアルを描く。

●11月29日

米軍のオスプレイが屋久島沖で墜落したというニュース。構造上の欠陥を指摘されるいわくつきの輸送ヘリだが、アメリカから売りつけられ導入することになっているわが国の政権担当者らはどうするんだよ。国民の8割にNOを突き付けられている岸田内閣はどう後始末つけんねん!





2023年11月9日木曜日

週間家呑み日記10.1~10.31



 ●10月1日

午前中から所沢に墓参り。泉麻人氏からの謹呈本『昭和50年代東京日記』読み始める。懐かしかった日々。W杯ラグビーは翌日午前中から収録仕事があるにもかかわらずワラビーズ対ポルトガル戦、スプリングボクス対トンガ戦を立て続けに早朝までテレビ観戦。やばい。週末はこんな日が続く。

●10月3日

収録終わりに声優のHRさんと曙橋まで同行。時間的にもちょうどよかったので神保町『明治屋3rd』に顔を出し1杯ひっかけて帰宅することに。

●10月6日

この週末もラグビーW杯で家呑み。前日のオールブラックスがウルグアイを大差で退けた試合の再放送に続きフランス対イタリア戦。フランス強し。

●10月7日

W杯も大詰め、ウェールズ対ジョージア、イングランド対サモア、アイルランド対スコットランド。最後までイングランドを追い詰めたサモアの健闘に興奮。

●10月8日

いよいよ勝った方がプールを勝ち抜く日本の正念場、アルゼンチン戦。夜の8時からの中継ということで『HUB』辺りで観るかとも思ったが、結構予約が入っている観たいとのことで家呑み観戦。日本は健闘したもののアルゼンチンの速さ、強さになかなか先手をとれずにファカタヴァ、斉藤のナイストライで歓喜するも、27-39で敗退。決勝トーナメントの進出ならず。興奮冷めやらぬなか早朝のフィージー対ポルトガルのスリリングな戦いで、1点差でのポルトガルの歴史的勝利で感動。眠気も吹っ飛ぶ。明けてスポーツの日の休日なので救われる。

●10月12日

高校のマスコミ会。今年は例年と違って築地の朝日新聞ビル内のレストラン『アラスカ』が会場。かつての職場の近くで懐かしい場所でもある。散会後新橋の居酒屋『食い物屋わん』で2次会。幹事を若い世代に引き継ぐことに。

●10月13日

この日はサッカー日本代表戦を家呑み観戦。Aマッチデーということでフルメンバーでカナダ代表との強化試合。田中碧の2ゴールで4-1で圧勝。

●10月14日

W杯はいよいよベスト8。ウェールズ対アルゼンチンはロスプーマスが快勝。日本が歯が立たなかったのも納得。続く早朝のアイルランド対オールブラックスは24対28でオールブラックスがなんとか逃げ切った。終了間際のアイルランドの猛攻に心臓が止まりそうになるほどの激闘だった。

●10月15日

この日のカードはイングランド対フィージー、フランス対スプリングボクスのガチ対決。イングランドは30対24で辛勝、フィージーは惜しかったなあ。優勝候補の筆頭、開催国フランスが激闘の末なんと28対29の1点差で敗れる。南アは日本のリーグワン戦士がずらりと並ぶ。大会後また彼らたちと会える幸せったら。

●10月16日

歌手谷村新司の訃報に驚く、献杯。

●10月17日

サッカー日本代表対チュニジア代表戦を神保町の『明治屋3rd』にて観戦呑み。2-0で相手を圧倒し国際試合の連勝を6に伸ばした。元読売テレビのディレクターで映画監督の鶴橋康夫氏の訃報。記者時代に氏を取材した際、名刺の住所に丁寧なお礼のはがきをいただいたのを思い出す。献杯。

●10月18日

プロ野球セリーグクライマックスシリーズの緒戦、阪神は広島にとらほー!気分良し。

●10月20日

阪神のクライマックスシリーズ勝ち抜きを観た後、W杯の準決勝アルゼンチン対オールブラックス戦に突入。オールブラックス圧勝にあのジャパンを退けたロスプーマスをもってしても歯が立たぬとはと嘆息。ティアワンの壁はどんだけ高いんだ?

●10月21日

準決勝第2試合はイングランド対スプリングボクス。この試合も僅差の激闘となり15対16で南アフリカが薄氷の勝利。1分たりとも目が離せない戦いに最後まで満喫させられた。これで決勝のカードも決まり、3位決定戦含め残りは2試合、この2か月があっという間に過ぎ去った気分だ。1点差負けのイングランドはこの日サー・ボビー・チャールトンの逝去もあって2重の哀しみだろう。

●10月22日

早世した後輩のKJ氏の定例の墓参りの会。今年はちょっと参加者が減って生前世話になった編集者やデザイナー総勢5名が集結。一同お参り後用賀の居酒屋『スシ スミビ』で献杯。

●10月23日

この日から東京国際映画祭でのアジア映画鑑賞が始まる。1本目は日比谷シャンテ2で台湾映画『愛は銃』。更生できないヤクザの葛藤劇。歌手もんたよしのりの訃報、相次ぐなあ。献杯。

●10月24日

東京国際映画祭2本目は台湾映画『青春の反抗』。90年代の台湾の学生運動がテーマだが、主人公の女子学生の同性愛の方にフォーカスがあてられるのも当時を体験したわけではない若い世代の監督の作品とあっては仕方が無いのかもしれない。

●10月25日

新宿の居酒屋『池林房』でK社時代の先輩FK氏、KB氏、TN氏、TK氏とデザイナーOG氏と呑み会。小生が一番の若輩というジジイばかりの宴。『Rusty’s Bar』にハシゴ。みんななかなかに枯れていない。

●10月26日

東京国際映画祭3本目は香港映画『離れていても』。大陸から移住してきた底辺層のアイデンテティ探しの女性が主人公。薬中のダメ親父との憎み切れない愛憎劇も泣かせる。上映後ティーチインに登壇した祝監督の若さと美貌(女優でもある)にちょっと驚かされた。この日はプロ野球のドラフト会議。後輩の下村投手が阪神、常廣投手が広島に1位指名。来季が楽しみだ。

●10月27日

中国の元国務院総理李克強氏逝去の報道。手厚い健康管理が保証される中国の党幹部の68歳での突然死はちょっと色々な憶測を呼びそうだ。この日の深夜W杯の3位決定戦、イングランドが僅差でロスプーマスを下す。

●10月28日

東京国際映画祭4本目は台湾映画『ミスシャンプー』。見習い美容師に恋に落ちたヤクザというコメディ。下ネタも多いがあまり笑えない作品に思える。プロ野球日本シリーズ初戦は阪神がオリックスのエース山本を攻略しとらほー!そして深夜はついに決勝を迎えたW杯。オールブラックス対スプリングボクスは最後まで勝敗の行方が分からない接戦の結果、11対12で南アフリカが4回目の世界一へ。大会期間中の2か月本当に楽しませてもらった。クレイジーキャッツの最後の生存者だった犬塚弘氏の訃報に献杯。これでついに昭和も終わり去ってしまった。祭りの後の寂しさ。

●10月29日

昼は年に1回の流山で鰻を食べる会。流山の名店『江戸屋』で久々に直焼青鰻を賞味。相変わらず美味いっちゃあ美味いのだが、昨年から店主の代が変わって少し味が落ちた気がしないでもない。フロアの担当も若返ってお店のリニューアルも計画中らしい、さてそれで吉と出るのだろうか?夜は新宿の録音スタジオのCEスタジオで料理好きのOGディレクターが振舞うカレーパーティーに参加。久々に終電に走った。

●10月31日

東京国際映画祭5本目は銀座シネスイッチにて台湾映画『Old FOX』。善良であるために敗者になるのか、不公平さに乗じて力をもって成功者になるのかの人生の岐路に立たされた少年の選択。なかなかに示唆に富む力作。