●5月1日
東京は雨の1日。篠突く雨のなか日比谷の古色蒼然たる(リニューアルはされているが)三菱一号館ビルで開催中のビアズリー展へ。がら空きかと思いきや結構な人出、肩越しに見ざるをえない作品も。ビアズリーのオスカー・ワイルドが発表した「サロメ」の挿絵が有名だが、ワイルドは気に入っていなかったらしい、その理由が自分を模した男の描写がすごく不細工だったというのが笑える。ビアズリーはポルノチックな挿絵も描いていて死ぬ前に後悔していたようだが、おおらかな性描写ではあるが独特の画風の芸術性が損なわれることはない。会場と雨の雰囲気もいい感じ、カフェに入りたかったが混んでいて断念、いつかまた再訪したい。
●5月3日
秩父宮ラグビー場のクボタ対パナソニック戦を観戦。新緑のイチョウ並木が気持ちいい。雨模様だったが晴れてきて芝のにおいも好ましい。東京で一番好きな場所だが、醜悪な再開発をもはや止める手立てはないのだろうか。
●5月5日
祝日だが仕事がばっちり入り、この日ベガスから中継の井上尚哉の世界タイトル戦はお預け。帰宅後あらためてPC観戦。モンスターよもやのダウンに息をのむが最後は貫禄のTKO劇。リアルタイムは見逃したがそ配信での中継はこういう場合はありがたいものだ。
●5月8日
コンクラーベが終わり新教皇レオ14世選出のニュース、米国籍の教皇は史上初。清教徒がファウンダーの国からカソリックの最高位が誕生というのも感慨深い。大腸検査から2週間が経過し飲酒も解禁ということで、さっそく仕事終わりに神保町『明治屋3rd』に立ち寄りビールの味をしみじみ味わう。
●5月10日
元ゴールデンカップスのギタリスト、エディ藩氏の訃報。GS時代一世を風靡したカップスも後で参加したミッキー吉野を除き全員鬼籍に入ったわけである。思い出とともに献杯。
●5月13日
世界一貧しい大統領として知られる元ウルグアイ大統領ホセ・ムヒカ氏の訃報。日本の金まみれの政治家どもは深く頭を垂れるべし、献杯。
●5月20日
仕事先のALスタジオのエンジニアAR氏、GL社のHO嬢と神保町の『東京アチコーコー』で呑み会。HO嬢の生年が2000年と聞いて驚愕。ついこの間のような気もするが25歳と言われれば納得もできる。もはや孫の代と仕事をするようになったかと嘆息、久々のワインで深酔いする。
●5月21日
コメが高すぎる!江藤拓農水相が度重なる失言で更迭は当然としても跡を継ぐ小泉進次郎じゃたかが知れている。早くも備蓄米随意契約での放出で5g2000円台確保を達成するぞというパフォーマンスを展開し大向こうを狙うが、もともと税金で政府が買い上げた古米や古古米を本来災害時とかでタダで配布するべきものを2000円台とはいえ売りつけること自体おかしいだろう。それでもこんな見え透いた手口に見た目やさすがの行動力とだまされポピュリズムに踊らされる愚かな輩の多さに呆れかえる。
●5月23日
忙中閑ありということで神宮球場へ東都リーグ戦の優勝が懸かった母校の一戦を観に行く。近年ドラフトでプロ入りする選出を輩出する強豪へとなった母校は圧勝で見事4連覇達成。懐かしいカレソンや応援歌を口ずさみながら『明治屋3rd』で祝勝会。
●5月25日
秩父宮へラグビーリーグワンのプレーオフ準決勝へ。絶好のラグビー日和、同行のMZ氏、TO嬢と開門直後からキックオフ前のスタジアムグルメ呑みを楽しむ。3週前に観たクボタ対パナの再戦となったが激戦の末クボタが決勝へ。次週の決勝戦が楽しみだ。
●5月28日
デザイン会社DM社訪問。OG社長と千駄ヶ谷のアンビエントな焼き鳥屋『我妻』でおもてなしを受ける。新宿三丁目『Rusty’sBar』へハシゴ。
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