2013年2月12日火曜日

アトムが飛んでいた日々


石神井公園ふるさと文化館で開催中の特別展・鉄腕アトム放送50周年記念「アトムが飛んだ日特別展」を観覧。
アトムのみならず手塚先生の初期漫画の原画から1961年に設立された虫プロのセル画、台本、絵コンテなど貴重な資料を網羅。手塚以外にも若き日の杉井ギサブロー、永島慎二、富野由悠季、坂口尚(故人)などの仕事の一環を知ることができる。チビ連れた親子連れが多いけどまぎれもなく大人のための催事である。
1963年鉄腕アトム第1回放送の「アトム誕生」が館内VTR で見られるのだが、かたわらに小学3年生の頃の自分の姿を見たような気がしていた。

2013年2月11日月曜日

週間呑みアルキスト1.21~2.10



●1月21日
朝からのどが痛く身体がだるいので熱を測ると38度台。この週は酒を断って養生に努めることに。

●1月25日
A誌の取材でアルピニストの野口健氏取材があるので、体調はまだまだ本調子ではないものの本格的に仕事に復帰。取材先から社に戻った後に『明治屋2nd』で試しにホットウイスキーで体を温める。

●1月30日
沖縄在住のライターIM嬢が来社。ライター仲間のMO氏を呼び出し九段下の居酒屋『幻蔵』にて吞み会。IM嬢はかつてシンガポール駐在時にシンガポールでお世話になった。当時の仕事仲間の近況を色々と聴く。『明治屋2nd』にハシゴ。

●1月31日
会社の上階のT出版OK社長と食事。会社の近くの中華『源來軒』で甕だし紹興酒をパカパカ飲んだせいで結構酔っぱらってしまう。まだまだ体調は本調子ではないようだ。

●2月1日
麹町の化学系シンクタンクに勤めるTD嬢、T出版OK社長、T印刷MT氏でちょっと遅めの新年会。会場は赤坂で格安で北京ダックが食せる『中国茶房8』。3人とも台湾駐在時代の同僚&仕事仲間。既に10数年がたってしまったが台湾時代の話で盛り上がる。大変だったけど今となってはいい思い出ばかりである。

●2月2日
ロンドン在住のデザイナーSZ嬢が久々に一時帰国したので、かつての仕事仲間たちと新宿の日本料理『やまと楽』で歓迎会。2次会は居酒屋の『かり屋』に場所を移し久々に遅くまで呑む。ロンドンにも2000年以降行っていない。プレミアリーグで日本人選手が活躍しているわけだし今年あたりどこかで休みとって行ってみたい。

●2月6日
日本代表の2013年度緒戦のラトビア戦を会社でテレビ観戦。前半はもたついたが終わって観れば3‐0の圧勝。日本も強くなったものだ。『明治屋2nd』で軽く祝杯をあげる。

●2月8日
K社時代の後輩NM君、ID君と久々に吞み会。NM君が予約してくれた四谷しんみち通りの居酒屋『魚撃』に入ると、席にお品書風に名前が貼ってあったのでびっくり。コースターまで名前入りという念の入り方。料理も安くてまあまあのクオリティ。彼らに誘われるまましんみち通りのスナック『鳩子の店』という昭和から時間が止まったままのような店にハシゴ。ここのお酒は中身が判らないオリジナルのウイスキーの水割オンリーで飲み放題歌い放題3000円ぽっきりという明朗会計。客層は相当年齢が高かったが若手の我々も負けずに放歌高吟。

2013年2月7日木曜日

SCIALLA!


昨年のイタリアの映画祭でやたら賞を取った『ブルーノのしあわせガイド』をシネマート六本木の試写室で鑑賞。
ローマに住む落ちぶれた元教師が、海外赴任する母親から預かった悪ガキ高校生はかつて1夜だけ愛し合った女性との実の子だった。年の離れた友だち同士のような同居関係が始まったが、ある日その息子がやばい事件に巻き込まれてしまう。息子が直面するピンチを守ろうとしたことがきっかけに親子の絆を再認識するというハートウォームストーリー。
原題の「SCIALLA」は最近のイタリアの若者の流行語でtake it easyの意味だとか。映画の中でもイタリアの高校生のイマ風の生活が垣間見えて興味深い。サッカー場のサポーターたちが相手をののしる時に使う“汚い”イタリア語が満載で、ニヤニヤしながら楽しめた。邦題もっと頑張って欲しかったなあ。
主人公ブルーノがゴーストライターをしているクライアントのポルノ女優がなんとも粋で魅力的な役どころ。プレス資料を見るとスロバキア人のバルボラ・ボブローヴァという人で、この作品でイタリアアカデミー賞とイタリア映画批評家賞の助演女優賞にノミネートされている。ちょっと惚れた。
今春、シネスイッチ銀座ほかで公開。