2009年10月28日水曜日

呑みアルキストの朝アルキ


最近はよっぽどの雨や直行の仕事がない限り神保町のオフィスに通う際、ひとつ前駅から歩くことを心がけている。
もちろん、メタボ対策用ということで日頃の運動不足を補うのが主目的なのだが、神保町駅への乗継ぎで使う都営地下鉄を使わなくても済むので往復にしてみれば340円が浮くことになる。たかが一区間分だがひと月換算約10000円弱の交通費が軽減されるのは意外と大きい。健康と節約、まさに一石二鳥である。

路線的には地下鉄の有楽町線・飯田橋駅からかもしくは市ヶ谷駅からか、丸ノ内線だったら後楽園から約20分ほどのウォーキングである。夏の間は汗だくになるので、ともすれば挫折する日も結構あったのだが、秋の気配を感じるあたりから身体も慣れてすごく心地よく感じるようになった。

ルートはたまたま乗った電車やその日の気分にもよるのだが、飯田橋からは東口の再開発で整備された、かつては殺風景だった旧飯田町貨物駅跡を抜ける。「平川の径」のあたりは人工的だがなかなか緑も多く、幾分きれいになった神田川の川っぺりの風にあたりながら歩くのも気分がいい。市ヶ谷からだったら靖国神社の境内を玉砂利を踏みながら抜けていく。九段上あたりには古い商店なんかも残っていて意外な発見もあるのだ。

後楽園からは東京ドームの周囲を半周し水道橋駅に出るのことになるのだが、野球博物館やスタジアムグッズのスーベニアショップを冷やかし、アディダスショップの原監督の等身大フィギュア(?)に悪態つくのも気分が晴れていい。夜はドームホテルの周辺がきれいにライトアップされて噴水に光が踊り出すとついついこちらの心も躍る。
いつもは後楽園駅からライトスタンド側を左回りに一塁側を通って正面ゲート方向、黄色いビルのほうに歩いていくのだが、今日はたまたま逆回りのセンター方向から三塁側方向へ半周してみた。ちょうどドームの裏側でなんだか殺風景な感じがしていたのでこれまでこちらのほうから歩いたことがなかったのだが、じつは小石川後楽園に隣接していて園内の様子も少しだけ覗けるのにびっくり。深い木々が秋の日差しに揺れ、一部は紅く色づきだしていて、秋晴れの午前中、実に気分良く歩くことができた。今度は道草して園内を散策してみるか。

来月は1年ぶりの定期健康診断。昨年はメタボ治療の必要性をさんざっぱら諭されていささかへこんだが。今年は少しは運動の効果があがったのではないかと内心秘かに思っているのだが、鏡の前に立ってみるとあまり見た目にはさしたる変化は…。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

あれっ、「呑みアルキニストの朝帰り日記」じゃないんだ。

お互い、成人病を無視できない年齢になりましたね。

ONくんは多忙そうなので、別の人を誘って近々、軽く飲りましょう。

秋山光次 さんのコメント...

最近は夜12時が近くなると、カボチャの馬車ならぬ終電が気になってそわそわしてしまうシンデレラオヤジでございます。

もう脂肪肝とのお付き合いも長くなって、そろそろ色々ガタが来はじめました。

酒も百薬の長なんて開き直っていられなくなりましたが、お誘いを断るほどはヤワになっておりませんので、ぜひぜひ飲りましょう。