2008年11月14日金曜日

シリア戦の成果は?


昨夜のテストマッチの対シリア戦は、野球のアジアシリーズを観にいったためVTRでの観戦。
全般的な感想で言えば3点とって勝った結果はともかく、シリアのコンディションが悪すぎてあまりカタール戦への参考にはならなかったことかな。まあ、もともと中東でくくっただけで同じアラブといってもシリアやヨルダンのプレースタイルとガルフ諸国のスタイルは全然違うし、アフリカ系の帰化選手が多いガルフ諸国の身体的な特性も全然異なる。まあそんなことに目をつぶったとしてもシリアから遠路連れてきて満足に調整が行われないまま試合に借り出された相手では、実戦的なシュミレーションを行おうとしても不可能だ。
岡田も会見でその点を質問され“(カタール戦で)何も保証してくれるものではない”と言っていたのでまあ重々承知なのだろうが…。

それでも前半日本はよく前線でプレスをかけていたし、長友のサイドからの果敢な攻めによる早い時間での得点は良かった。中村憲剛も相手のマークが緩かったのでかなり好きにプレーが出来た。中澤の怪我によってテストの最大の注目点だったセンターバックのコンビネーションは、ちょっと対応の遅さに不安が残る。寺田は高さはあるので上がったときの武器にはなるかもしれないがディフェンスではイマイチ。高木はまだまだ真剣勝負の代表戦では荷が重い。カタールは、早いカウンターと日本の背後の嫌らしい位置に長いロングパスを通してくることになるだろうから、闘莉王が上がったときのマークの受け渡しとかも徹底する必要がある。カタールの気温40度近い環境では後半までプレスをかけられ続けることは出来ないだろうし、相当攻め込まれることは覚悟しなければならないだろう。

カタールは過去勝ったことが無く苦手な相手だが、ここで勝ち点を落とすと本大会出場は相当厳しくなるのは言うまでもない。灼熱の中東でのアウェイ戦はここを乗り切れば無くなリ年明けからの戦いを計算できるようにもなるはず。今度の戦いを正念場と踏んで苦しい状況を凌ぎきってもらいたい。

大久保もモリシに捧げる飛行機ポーズは本番で見せて欲しいぜ。頼むよ、ホント。

2 件のコメント:

ask さんのコメント...

大久保といえばジーコ時代の幻の初得点(さいスタ?)以来、どうも代表での得点が信じにくいのです…今回も長友らに比べてインパクトが薄く。(TV観戦後半寝てました)

いわんこっちゃない、阿部が足首負傷。青メガネ! 中澤不在、闘莉王足首痛、阿部負傷。CBいないよ! 青山ぐらいアンダースタディーで毎回呼び続けとけばいいのに。

カタール戦で高木、今野なんてゆうCBは見たくないっす。FW1topが玉田だったりする代表だから、なんでもありか(呆)。

秋山光次 さんのコメント...

しかし青メガネのクラッシャーぶりは留まるところを知りませんな。

カタールはブルーノ・メツによって変わったのかしらん。いずれにしろ嫌な相手ですね。