2008年10月16日木曜日

駒も気迫も物足りない!


ワールドカップアジア最終予選のホーム初戦、対ウズベキスタン戦は痛すぎるドローに終わった。
当日埼玉スタジアムに向かう電車はホームに人があふれているという理由で何度か時間調整で止まった。試合前、久々に5万5千の大観衆でスタジアムは埋めつくされヒリヒリするような真剣勝負への期待が否が応でも高まる。
しかしながらカタール、オーストラリアに連敗した手負いのウズベキスタンはなかなかに手ごわい相手だった。立ち上がりからすばやい攻め上がりとスピードで日本陣内にパワフルに攻め込んできた。そんな勢いに呑まれたのかつまらないミスを繰り返す日本の隙をついて、あれよあれよという間に先制点を決められてしまった。
その後日本も立ち直り、ポゼッションを支配したが、またぞろ決定機に点が取れない。得意の早い玉回しで大久保から玉田に渡って同点にした時は、これで吹っ切れて逆転のゴールは時間の問題と思ったが、ウズベキスタンのGKがファインセーブを連発し、彼らのDFは何度もピンチをしのぎ機を見てカウンターを仕掛け、結局日本はチャンスを何度も創出するものの1-1でタイムアップの笛が鳴ってしまった。

これまでウズベキスタンがカタールやオーストラリアと星のつぶしあいをしていてくれたらまだ良かったのだが、今回2連敗のチームに引き分けたことは、日本は先の対戦相手を考えると非常に痛い引き分けといわざるを得ない。
大健闘のウズベキスタンだったが彼らを葬れなかったことで次のアウェイのカタール戦は文字通り勝たなければいけない試合になってしまった。

報道では今更基本的なシュート練習を課せられていたらしいが、決定力に欠けることもそうなのだが、マイボールになった後も後方でパスの出しどころを探すだけで、誰もアグレッシブに動き回ってボールを呼び込もうとしないことが、それ以上に問題であるような気がする。
岡田によって起用された若い香川や内田、岡崎あたりはやはり経験不足が目に付いたし、そもそもが代表の器なのだろうか。
選手起用も含め、結果が出せない日本代表。岡田は“仕方がないが、まだ問題ではない”と強気のコメントを崩さないものの、南アフリカへの道のりは険しくなっていく一方だ。

2 件のコメント:

ask さんのコメント...

ビデオを見返したら岡崎は釣男と玉田、決定機をふたつ潰してましたね(松木の感想聞きたかった)。自分のヘッドも中澤に命中だし。

ジェニファー・リンチ、シッチェス映画祭で受賞したみたいです。

秋山光次 さんのコメント...

昨夜は本当にお疲れ様でした。

岡崎まだまだですね。

オーストラリアはやはり熱帯地じゃなければ強いですねえ。これでウズベクも息吹き返すだろうし、ますますもって岡田で勝ち抜ける気はしませんな。

ジェニファー、まだ頑張っているんですねえ。親父のほうも最近消息が途絶えているような…。