2013年6月8日土曜日

ブラジルへ!



4日、ホームの最終戦でオーストラリアと引き分け、世界最速でブラジルワールドカップ本大会出場を決めた日本代表。
国立競技場のパブリックビューイングで感動に浸る間もなく、友人の入院の報もあってバタバタと過ごした1週間だったが、やっとひと段落して、録画映像を見直したりしている。
しかし、85年の国立の韓国戦、93年のドーハの悲劇、97年のジョホールの歓喜とそれぞれ現地でその瞬間を目撃して来たが、初のホームでの出場決定をパブリックビューイングで観る羽目になるとは思わなかった。
確かにもはやサッカー日本代表は国民的関心事になっているだけに、通常の方法ではチケットなど手に入るわけもないが、今回は以前のように”どうしても!”とチケット争奪に走りまわることもなく、気持ちはちょっと冷えていたことも確かだ。

今回が5大会連続という「慣れ」のようなものもあるかもしれないが、2次予選の5試合を経過した時点で数字的にほぼ出場が決してしまっていた星取りの結果もある。興味はいつの時点で決まるのかということだけで、先日のアウェイでまさかの敗戦となったヨルダン戦の際に遠藤がPKを決めていればその時点で出場が決まっていたし。

ちょっと醒めた気持ちで試合を見ていると、今の代表は過去最強メンバーの呼び声も高いが、粗もみえてしょうがない。
現にオーストラリアにはいつもすんなり決着がつけられない。試合の質自体はもちろんテクニカルな面や戦術の面でも日本が完全に上回っているものの、相変わらずのフィジカルや放り込みの一揆戦、一発のカウンターにもろさを見せるのも、わかってはいるものの防げない進歩の無さはどうしたもんだろう。
ザッケローニは確かに悪い指揮官ではないが、期待値が高い分だけ新しい戦力の発掘や交代の選択等で、采配に疑問符がつくことも最近はよく見られるようになった。今回も先に点を取られた後のバタバタとした選手の入れ替えは首脳陣の動揺が顕著に表れていた。

選手たちは続くコンフェデで、さらには本大会での優勝を口にするが、実際昨年ポーランドで見た欧州選手権の試合のレベルと比べても明らかに見劣りする。ワールドカップ優勝なんて希望を口にするのはまだ100年早いというのが実感だ。オーストラリアや韓国、中東勢に苦戦を強いられるようなチームでは優勝は夢の夢だ。
正直コンフェデで一度世界との差を徹底的に体にしみこませるのも良い薬かもしれない。後1年でどこまで世界レベルに近づけるか?
来年は会社畳んで最後のワールドカップ現地観戦を、とまで考えているこいらの期待にこたえられるようになんとか頑張ってもらいたいとは思うが。

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

「来年は会社畳んで最後のワールドカップ現地観戦を、」

まじですか?

でも実現するといいですね。
できれば会社を畳まないで。

秋山光次 さんのコメント...

JAKEさん。
こんにちは、ブラジルなんてもう最後だろうし、後顧の憂いなしにじっくり行きたいなあ、なんて思ったりですw
あ~あ、サマージャンボ当たらないかな。