2008年9月9日火曜日

秋山家の秋


週末、実家に立ち寄ると今年も庭のすだちの木に実がたわわになっていたので、秋の到来を実感しつつ早速収穫することにした。
昨年初めて発見したのだが庭にすだちがあるなんて亡くなった両親からも聞かされていなかったのでびっくりしたが、さすがに格好はよくないし、種も多いので市販のレベルというわけには行かないものの正真正銘の天然無農薬産品である。
昨年調子に乗ってもいだせいなのか、木が少し伸びたこともあるのか、脚立じゃないととどかない高いところに多く実をつけているので、木の幹や枝に実をとられまいと突き出している鋭いとげと格闘しながら植木バサミを延ばし大汗かきかき刈り取った。

一人ではとても消化できないので会社の隣の立ち飲み屋『明治屋』に半分おすそ分け。聞けばすだちは買うと結構高いそうですごく喜んでもらった。
このやりとりを聞きつけた常連さんたちがさっそく焼酎とかスピリッツに入れたいと所望するので、いくつか切ってもらったのだが、なんともいい香りが店中に広がった。

しかし自分の分だがどうしようか? 秋刀魚にかけて食べるくらいならなかなかなくならないので、ホワイトリカーで漬け込んですだち酒でも作るかと思いたったが、その矢先の故障米の流通問題発生。毒性の強いカビがどうも焼酎に紛れ込んだのではということらしいのですだち酒は断念。
当分おかずは秋刀魚が続きそうである。

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