2011年12月16日金曜日

5000年前のことの嘘実が分かるはずもないが


ドキュメンタリー映画『ピラミッド 5000年の嘘』の試写へ。
会場でメディアに対して記事書くときネタバレに配慮してと、わざわざお断りが配られたぐらいだからきっとさぞかし驚愕の新説が出るのではと期待は膨らむ。
ネタばれしない程度に内容を記すと、エジプトのクフ王ピラミッドを37年に渡り、考古学の観点からだけでなく建築、数学、、天文学、気象学等様々な観点から分析、解明した結果たどりついた常識を覆す新事実を提示する、ということになろうか。

科学的に考えて5000年前のエジプト人が作ったにしては説明のつかないことが多すぎ、円周率が3.14どころではないくらい小数点が必要になるほど精密な円形の連鎖による設計や、ヒエログリフや紋章の不可思議さとか、さんざん定説の矛盾を例に挙げられた上で導かれる結論はちょっと恐ろしいが、いままで知らなかったピラミッドの答えの出せない不思議の数々と、他の古代遺跡との共通項に純粋に驚かされた。エジプト学の権威でおなじみの吉村作治先生も来場されていて、終了後お仲間に“いや面白かったね”と盛んにほめていらっしゃったので、それなりにトンでも説ではないのかもしれない。

ただし根っから文系のおいらにゃすんなり理解できない部分もあって、ついウトウト。またディスカバリーチャンネルを思わせる抑揚のないナレーションが妙に耳障りがよく途中30分は夢の中でTINTINのごとくエジプト探検していたorz

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