4月14日以来、断続的に地震に見舞われている熊本だが、連休に入ってようやく交通やガスなどインフラも復旧し、ようやく落ち着きを見せているようだが、活発な地震活動はまだまだ続くらしく、被災された方はまだまだ気が休まる間もないことだろう。
高校時代の友人だった熊本在住のSG君も、自宅マンションは危険な状態で帰れず、難病を患い介護施設に入っていた奥さんと現在は一時的に同居させてもらっているとのこと。しかしながら、今後の生活に関しては色々と不安なことも多いことだろう。いまはかける言葉もないが、落ち着いたら連絡してみたいと思っているし、何か力になれることがあれば、協力したいとは思うのだが。
先日、 朝日新聞に住所を打ち込めば、その地域の地震の揺れ具合を表示できるアプリが掲載されFBにも上がっていたので、さっそく自宅と、会社の住所で調べてみた。
自宅のある練馬は、関東ローム層の大地の上にあることは分かっていたので、案の定、揺れ具合は大したことはなかったが、会社のある神保町はかなりやばい。近所にも三崎町という町名があることからも、この辺一帯がかつては海に近い場所にあったことが判る。このことからも地盤が弱いのは確かで、3.11のときも生きた心地がしなかった。
将来的には関東、東海に大地震が発生するリスクは高いと言われてきたが、今回の熊本の件も明日は我が身と思って心の準備をしていた方が良いのかもしれないが、できることなんかたかが知れている。右傾化する政治、どうしようもない原発政策、将来が見えない老後。増税、福祉予算の削減、年金の減額、歳とともにしんどくなる仕事・・・。あと何年生きられるか分からないが、このままずるずると生きていても良いことなんかそうないはずだ。
会社たたんでどこかエスケープしたい。本当にそんな気分になる。
2016年4月2日土曜日
週間呑みアルキスト3.1~3.31
●3月1日
B社SI誌の特集取材で谷中の自転車ショップの取材。終了後、取材同行のデザイン会社MM社のKR嬢と帰社がてら散策。いまや谷中のランドマークとも言えるようになった『カヤバ珈琲』で一服。休日は列が出来る有名店だが、平日の昼下がりだったので余裕で座れ、つかのまの下午茶。
●3月4日
SI誌の自転車特集取材で、この日は江の島でスクールを催行しているショップ『LINKAGE CYCLE』へ。ここは元アテネ五輪の代表選手だった田代恭崇氏が主宰している。田代氏は高校が同じで、取材も和気あいあいとスムーズに終了。スポーツバイクの初心者向け講座の内容を聞いているといかにも楽しげで、自分も挑戦したくなったが、まあなかなか実現はしないだろうなあ。天気も良かったので帰途、ライターKM氏、カメラマンのSM氏とともに小田急線江の島駅前のスナック『道楽やねこん家』で名物のシラスを具材にしたPIZZAをほおばりつつ一杯。
●3月5日
茨城県のさしま茶のフィールドワークで日帰り出張。協会の会長さんの案内で坂東市、境町を車で回る。 昼食で坂東市内の割烹『あらきや』で蕎麦の定食。意外と美味い。一通り取材後、会長さんの経営する茶園にて、さしま茶をごちそうになる。ごくオーディナリーなお茶だが、なかなか知られていないのが残念。今回の仕事が少しでも役に立てばいいのだがと願う。
●3月7日
K社の千葉ロッテマリーンズムック本の取材で、ホテルニューオータニ幕張にて往年の名選手有藤通世氏の取材。ホテル最上階の『ベイコートカフェ』はQVCマリン球場も眼下に見えてロケーションはばっちり。興味深いロッテの球団史を伺う。すっかり話に引き込まれてしまい、終了後球場取材をしていたK社のスタッフとの打ち合わせの約束を失念してしまった。
●3月8日
先日急逝されたデザイナーのKRさんを偲び、旦那さんのライターKR氏を励ます会。ということで仕事仲間だったカメラマンのAT氏、ライターNG氏、デザイナーNBさんと神保町の居酒屋『大金星』に集合。故人が大好きだったビッグサイズの唐揚げを心していただく。
●3月12日
この日も一昨年の年末に亡くなったK社時代の先輩MT氏の偲ぶ会。日本橋の『1 MILE』というレストランを貸し切ってとり行われた。MT氏は音楽関係の編集だっただけにゲストに氏のお友だちだったバンド「マイペース」がライブを敢行。大ヒット曲「東京」の生演奏を聴きながらMTさんの在りし日を懐かしむ。
●3月16日
千葉ロッテムックの取材で、新日鉄君津のホーム球場までロッテOBのサブマリン投手・渡辺俊介氏の取材。朝早くから東京駅から急行バスで ちょっとした小旅行。取材終了後タクシーで君津駅のバス発着所まで戻り遅い昼食。君津駅の開発されていない側のロータリーだったので、店の選択ができず、ノボリが出ていた駅前の喫茶店兼レストランへ恐る恐る入店。名前は『ロマンの森共和国 大使館』と大層な名前だがいたって普通の飯が食える喫茶店。昭和の懐かしい味とメニューに出ていたナポリタンを注文するが、とりたてて懐かしくもなかったもののまあ不味くもない。店からロータリーが眺められるので帰りのバスが来たタイミングで店を出て、再びバスで帰りのロングドライブ。
●3月25日
ムック本の出張校正で深夜まで市ヶ谷のK社で作業。ライターのTM嬢とタクシーで新宿に移動し、朝まで営業している『池林房』で始発までお疲れ様の一杯。マルびの編集者だった80年代はよく同じコースで朝まで飲んでから帰ったものである。マルびの命名者である渡辺和博さんもなくなって久しいが、店は当時と変わらずに相変わらずマルびの編集っぽい人たちが溜まっている。
●3月26日
ムック本の校了でこの日も市ヶ谷の編集部で作業。昨夜と引き続きライターのTM嬢と日テレ通りにある『ラ・タベルナ』で食事。30年前くらいに日テレ担当だった頃よく行った店だが、今も健在で、土曜日だというのに結構混んでいる。薄切りステーキとともに店の人気メニューである大盛りのパスタを注文、一口で舌は昔の記憶を呼び覚ます。30年変わらぬ味というのも凄い。
●3月31日
ムック本も終了しやっと一息つける状態に。久しぶりで新宿三丁目 の『t’s bar』へ。カウンターで著名なAV監督TG氏と、奥様の女優KMさんと隣り合わせ、聞こえてくる話がけっこう面白く。思わずもらい笑いしたりする。その後、K社グループの旧EB社のST氏が来店、古巣の人事異動などの話を聞く。気がつけば今期も終了、早いものである。
2016年3月27日日曜日
ボッティチェリ展鑑賞
上野の東京都美術館で開催中の「ボッティチェリ展」を鑑賞。日伊国交樹立150周年記念、日本初の大回顧展と銘打っての開催ということで、楽しみにしていた。
'90年のイタリアW杯の時に、フィレンツェのウフィツィ美術館で「プリマヴェーラ」と「ビーナスの生誕」を見たときの感動は昨日のように覚えている。今回の展覧会ではさすがにその2点は来ないものの、同美術館のものでは「バラ園の聖母」「ラーマ家の東方三博士の礼拝」、「アぺレスの誹謗」。フィレンツェのパラティーナ美術館の「女性の肖像(美しきシモネッタ)」、ミラノのポルディ・ぺツォーリ美術館の「聖母子(書物の聖母)」、などが見どころか。
とはいうものの全78点の作品の中でボッティチェリ本人の作品自体は20点弱。あとは、彼の工房で(彼の手が入ったかもしれない)描かれたものと、彼の師であるフィリッポ・リッピや後年ライバルとなったその子フィリッピーノ・リッピの作品で構成されている。
謳い文句の割にはという気もしないでもないが、ボッティチェリはもともと寡作で、しかも石板とかに描かれた作品が多かったのでこれもいたしかたないのかもしれない。
会期終了も近づいた日曜日の午後だったので混雑はしていたが、やはり本物をまじかに見られるのは素晴らしい。
特に「アぺレスの誹謗」は彼が帰依していたサヴォナローラの弾圧の寓意がみられ、作品の出来も素晴らしいのだが、なかなか興味深く心に残った。
2016年3月1日火曜日
週間呑みアルキスト2.1~2.29
●2月1日
仕事の打ち合わせで市ヶ谷K社へ。編集のSG氏と終了後軽く食事でもということでJR駅上の『To The Herves』でパスタで1杯。ゆっくりしている間もなく早々に帰社。2月はどうしたことか仕事の依頼が殺到。通常なら嬉しい悲鳴と言いたいところだが、報酬単価が超デフレ状態とあって、切実な悲鳴。気が重い。
●2月2日
茨城県の特産茶のレポートを作成する仕事のため、編集OK氏とこの仕事を紹介してくれたSM氏と連れだって、古河市を現地視察。『吉田園』という大きな農家兼販売所に伺うと親切に応対していただき土地のお茶「さしま茶」をごちそうになる。大体本州では北限に近い生産地と言われているようだが、まろやかな味わいでなかなか素敵なお茶である。幕末に鎖国が解け日米通商修好条約が締結されてすぐ、日本茶としては対米貿易第1号になったのがこの「さしま茶」だとか。そんな歴史wお思いめぐらしながら飲むもまた楽し。
●2月4日
先月、奢ってあげた返礼ということで、K社SZ嬢と編集のAR嬢の3人で、小川町のシンガポールレストラン『松記鶏飯』へ。ちょっとした屋台感覚のお店だが、ここの海南鶏飯を食べて本場よりうまくてびっくりした。店のスタッフと話すとちょうど同じころにシンガポールにいたことがあるらしい。日本人のアレンジがきいていて、しかも現地の風味を崩さない料理の数々にちょっぴり感激。
●2月5日
ライターTM嬢と打ち合わせ後、水道橋の『台南坦仔麺』へ。台湾小吃をたらふく詰め込む。
お店は団体客で超満員。台湾飯の人気も定着したようで、自分が台湾にいたころと隔世の感がある。奇しくも翌日に台南で地震。ビルが倒壊し多くの犠牲者が出たようだ。
●2月16日
ライターHZ嬢とデザイナーNM嬢が来社。地元の洋食屋『鳴海』に接待。サラリーマンばかりで込み合う店だがその昭和っぽさで意外と受ける。歩いてすぐの『神田カフェ』で美味しいコーヒーを淹れてもらう。ある種神保町ライフの定番ではある。
●2月17日
カメラマンKG氏とライターFJ氏と打ち合わせ後食事へ。先日も行ったばかりだが地震支援ということで『台南坦仔麺』へ。紹興酒をがぶ飲みした後、ロック好きのFJ氏のために新宿三丁目のレコードBar『rpm』へハシゴ。
●2月24日
広告代理店Y社の接待で神保町『揚子江菜館』で高級中華をごちそうになる。確かにそこそこうまいのだが、子供の頃に親に連れられて食べたころの感動は全然ない。最近の中華を食べ慣れて舌がおごったのだろうか。昔ながらの味ということなのだろうか。
●2月26日
仕事終わりに新宿三丁目に途中下車して久しぶりに『t’s bar』に立ち寄る。この店に今の時期だけ空輸で届く厚岸産の生牡蠣にボウモアをたっぷり浸してぺろり。至福。
●2月27日
土曜出勤。仕事後、隣のスタンディングバー『明治屋2nd』へ。この日は、近所のデザイン事務所のYK嬢の誕生会ということで、乾杯が繰り返される。気がつけば終電ぎりぎりの時間。あわてて走って駅に駆け込む。
2016年2月7日日曜日
週間呑みアルキスト1.1~1.31
●1月1日
年初めは恒例の天皇杯決勝戦観戦。国立改築中につき今年も味の素スタジアムへ。浦和×G大阪の好カードとあって正月から満杯。試合もスリリングな展開でなかなか面白く新年早々熱くなる。
終了後、込み合う京王線を逆に行き武蔵野線で帰宅。さっそく年末に仕入れたおせちのつまみで家飲み。
●1月2日
朝からおとそで箱根駅伝テレビ観戦。わが母校、1区から首位を堅持し3区過ぎて独走態勢。つよすぎてちょっとつまらないほど。ね昨年末は箱根駅伝ガイドブックを制作していたので、個人的には接戦で母校が勝利という筋書きが良かったのだが。午後に入って4区の途中からラグビー大学選手権の準決勝2試合を観戦しに秩父宮に出かける。帝京の強さが目立つも、東海もサイズも強さがあるチームで明治を下した。決勝ではなんとか帝京にすんなり7連覇をさせないような魂の戦いを期待。帰りは寄り道して会社の地元の三崎神社に初もうで。昨年は悲しい別れも多かったので今年はよき年になるよう祈願。
●1月3日
朝から、駅伝をつまみにだらだらと家呑み。青学圧勝で総合優勝。取材に入っているKGカメラマンから電話があり現場の様子を聞く。J社からお歳暮でいただいたワイン赤白2本ともあっというまに空にすると、いい気分でソファで寝落ち。
●1月5日
昨年の箱根駅伝ガイドブック製作のスタッフと市ヶ谷の『勤寿司』で打ち上げ兼新年会。帰る方向が同じカメラマンのKG氏と新宿で途中下車し南口近くの『犀門』で2次会。
●1月11日
千葉ロッテマリーンズのファンブック製作の仕事で、新人合同自主トレーニングの取材に海浜幕張のQVCマリンスタジアムへ。今年は高校卒の大型新人トリオが入り球団も気合が入っているようだ。個人的には母校出身で社会人野球JR東日本から入団した東條投手の一挙手一投足に注目。
●1月14日
ロッテ本のスタッフのキックオフミーティングをK社で。会議終了後KGカメラマン、ライターのFJ氏、SG、TM嬢らと市ヶ谷の焼鳥屋『鳥元』にて一杯。
●1月15日
昨年台湾出張の際に、台湾のコンタクト先に中国語で手配をお願いしたお礼を兼ねて、K社の海外事業部のSZ嬢とAR嬢と会食。SZ嬢が昨年クロアチアを旅行したと、Facebookに書き込んでいたのを覚えていたので、京橋のクロアチア料理レストラン『ドブロ』へ。クロアチア料理は海を挟んで近接しているイタリアの料理と似ていて、シーフードも肉料理もパスタも美味い。ワインも素晴らしく一同すっかり気に入る。本場も是非一回行ってみたいもの。
● 1月22日
誕生日のお祝いをしてくれるというので『明治屋2nd』へ。もはや誕生日は人生の残りを意識させるだけなのであまりめでたい気分になれるのだが、常連さんたちからも祝福のおごり酒で、いいプレゼントを貰ったと思うことにしよう。
●1月26日
デザイン会社MM社のOG社長から連絡が入り、30年ほど前に仕事を共にしていたデザインスタッフとの同窓会をやるというので、かつて仕事帰りによく利用した新宿三丁目の『陶玄房』へ。その後もちょくちょくあっていた人もいるがSKさん、YKさんなどほぼ30年ぶりに再開する人もいて 、昔話に花が咲いた。帰宅後、U23日本代表のリオ五輪最終予選の準決勝イラク戦を観戦。終了間際のロスタイム、原川の値千金の決勝ゴール!2-1でリオ五輪の出場を決める。ドーハの悲劇の頃に生まれた世代がドーハでかたき討ちしてくれじっさいあの現場にいた身としては非常に感慨深い。
●1月27日
前日に続きMM社のOG社長からごちそうになる。BL社の仕事を一緒にやっているチームで荒木町のスペインバル『カリーニョ』でタパスと赤ワインをしこたまいただく。
●1月28日
友人のHT氏と新年会。新宿5丁目の『台湾餃子館』へ。あまり台湾ナイズはされていないもののコスパは素晴らしい。水餃子だけは台湾ぽくて(山東風)なかなか美味かった。新宿三丁目のレコードでロックを聴かせる『rpm』へハシゴ。
●1月30日
やはり30年近く前からの仕事で付き合いのあった同世代の広告マンたちと新年会と言うか同窓会で集合。会場はそれこそ本場を思わせる新橋の台湾料理の名店『香味』。店主が気を使ってくれ入荷したばかりの台湾の高菜料理や珍しいもの、おすすめ料理で腹いっぱいに。2次会は新橋駅前ビル地下の名もなき居酒屋へ。当時は気鋭の広告マンたちもすっかり新橋がよく似合うおっさんになっておりました。
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