2025年6月30日月曜日

週間家吞み日記6.1~6.30

 


●6月1日

ラグビーリーグワンプレーオフ決勝戦「クボタスピアーズ対東芝ブレーブルーパス東京」を国立競技場にて観戦。激闘の末、ブレーブルーパスが18-13と接戦を制した。シーズン終了をいい試合で満喫でき、スタ呑みもまた美味し。

●6月3日

この日は半年に一度の検査で新宿はJR総合病院へ。レントゲンと問診のみで早々に終了したが、帰りの電車の中でスマホニュースにて長嶋茂雄氏の訃報を知る。昭和という時代を象徴した人物の逝去に、自分の半生を重ね合わせ思い出がとめどなくあふれ出てくる。昭和の終焉に惜別の念を込めて偉大なるスーパースターへ哀悼の意を込めて献杯する。

●6月5日

サッカーW杯アジア最終予選アウェイのオーストラリア戦を『明治屋3rd』にて観戦呑み。試合はポゼッションを圧倒していたが終了間際に痛恨の交通事故のような失点にて初黒星。本大会での戦いに大きな不安を感じる。もう変えようもないのだろうが森保采配では結果は見えている。

●6月6日

オーディオブックの某シリーズ作品の最終収録ということで、ナレーションを担当したMZ嬢、スタジオエンジニアのAR氏とお疲れ様会を神保町の『ムンド不二』にて。料理も、店のムードも申し分なし。帰りの方角が同じなためMZ嬢と新宿『Rusty’sBar』で軽く2次会。

●6月10日

サッカーW杯アジア最終予選のインドネシア戦を『明治屋3rd』にて観戦呑み。帰化選手を集めオランダの2軍のような相手はちょっと不気味だったが、さすがに前の試合の轍を踏むことなく3-0で最終戦を勝利で締めくくる。ここからは来年の本大会へ向け選手たちの選考サバイバルが始まるわけだが、アメリカ、メキシコ等への遠征も計画されているようでどの選手が生き残りをかけどのような活躍を見せてくれるか楽しみではある。

●6月12日

プロ野球は交流戦真っただ中、関西出身のライターTM嬢とベルーナドームで「西武対阪神」戦をベールーナドームで観戦スタ呑み。つき合ってくれたTM嬢は定評のあるベルーナドームのスタ飯目当てでもある。わが家から20分で阪神戦が観られるのはなんとも素晴らしい。ただ試合はベルーナ独特の蒸し暑さにやられてかタイガースは精彩を欠いてマケホーでガックリ。ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンの訃報。♪All Summer Long 献杯。

●6月13日

以前立ち上げに参画していた企業PR誌がこのほどスタッフ変更ということで、デザイン会社主催のお疲れ様会を四谷三丁目の信州居酒屋『日がさ雨がさ』にて。このPR誌が山梨、長野メインの特集で構成されているのでそれにちなんで信州の地酒と郷土料理をごちそうになる。この日イスラエルがテヘランを空爆、多くの軍首脳、核科学者を殺害、イラン側もテルアビブに報復のミサイル攻撃する。第3次世界大戦へエスカレーションしないかと気が気でない。

●6月19日

『明治屋3rd』でボクシング世界ウェルター級タイトルマッチを観戦呑み。挑戦者の佐々木尽は果敢に攻めたが、チャンピオンのノーマンの強打でキャンバスに沈む見事な負けっぷり。この階級は日本人にとって鬼門なのだが定説は覆らずに終わる。脚本家石森史郎氏、ジェームス三木氏、女優藤村志保さんと相次いでの訃報。皆さんかつてTT誌で仕事をしていたころのなじみのある名前だ。献杯。

●6月20日

カメラマンKG氏と新宿花園町の蕎麦居酒屋『なかむら庵』にて暑気払いの一献。4つほど先輩のKGさんはいまだに世界中へ撮影に飛び回っている。酒は少し弱くなったけどそのバイタリティは見習わないと。

●6月21日

今度は米軍がイスラエルの要請なのかイランの核開発施設を攻撃。バンカークラスター爆弾でイランの核兵器の脅威を取り去ったというが、これが報復の連鎖にならなければと切に思う。プーチン、トランプ、ネタニヤフ、ハメネイ…。最悪な指導者たちの振舞いのもと混とんとする戦火。崩壊する秩序。世界は一体どんな方向へ向かっているのだろうか。

●6月22日

午前中都議会議員選挙の投票を済ませ、青梅に住む高校時代の友人KM宅にて有志が集まる呑み会に遠征。例年このころにやっている会なのだが、自分は2度目の参加。全員が古稀を迎え昔の面影はどこへやらだが、話が盛り上がってくると半世紀以上前の思い出が次々と記憶の底からよみがえってくるから不思議。

●6月27日

シンガポール・香港の映画プロデューサーでありエッセイスト、美食家の蔡欄氏の訃報。かつて故羽仁未央さんとシンガポールのビジネスを立ち上げた際お世話になった。蔡欄氏と宴席を共にした際、蔡さん紹介の潮州料理店『發記』の店主が腕によりを込め供していただいた素晴らしい料理の数々がいまだに忘れられない。また食べたいなあ。献杯。

●6月28日

エディージャパンの代表シーズンの開幕となるラグビー日本選抜とマオリオールブラックスとの試合を炎天下の秩父宮でスタ呑み観戦。若手の日本選抜が対抗できたのは前半だけ。後半は足が止まりいいようにトライの山を築かれてしまった。観戦後青山一丁目の『青山酒場』で同行のラグ友TO嬢と反省会。




2025年6月13日金曜日

週間家呑み日記5.1~5.31


●5月1日

東京は雨の1日。篠突く雨のなか日比谷の古色蒼然たる(リニューアルはされているが)三菱一号館ビルで開催中のビアズリー展へ。がら空きかと思いきや結構な人出、肩越しに見ざるをえない作品も。ビアズリーのオスカー・ワイルドが発表した「サロメ」の挿絵が有名だが、ワイルドは気に入っていなかったらしい、その理由が自分を模した男の描写がすごく不細工だったというのが笑える。ビアズリーはポルノチックな挿絵も描いていて死ぬ前に後悔していたようだが、おおらかな性描写ではあるが独特の画風の芸術性が損なわれることはない。会場と雨の雰囲気もいい感じ、カフェに入りたかったが混んでいて断念、いつかまた再訪したい。

●5月3日

秩父宮ラグビー場のクボタ対パナソニック戦を観戦。新緑のイチョウ並木が気持ちいい。雨模様だったが晴れてきて芝のにおいも好ましい。東京で一番好きな場所だが、醜悪な再開発をもはや止める手立てはないのだろうか。

●5月5日

祝日だが仕事がばっちり入り、この日ベガスから中継の井上尚哉の世界タイトル戦はお預け。帰宅後あらためてPC観戦。モンスターよもやのダウンに息をのむが最後は貫禄のTKO劇。リアルタイムは見逃したがそ配信での中継はこういう場合はありがたいものだ。

●5月8日

コンクラーベが終わり新教皇レオ14世選出のニュース、米国籍の教皇は史上初。清教徒がファウンダーの国からカソリックの最高位が誕生というのも感慨深い。大腸検査から2週間が経過し飲酒も解禁ということで、さっそく仕事終わりに神保町『明治屋3rd』に立ち寄りビールの味をしみじみ味わう。

●5月10日

元ゴールデンカップスのギタリスト、エディ藩氏の訃報。GS時代一世を風靡したカップスも後で参加したミッキー吉野を除き全員鬼籍に入ったわけである。思い出とともに献杯。

●5月13日

世界一貧しい大統領として知られる元ウルグアイ大統領ホセ・ムヒカ氏の訃報。日本の金まみれの政治家どもは深く頭を垂れるべし、献杯。

●5月20日

仕事先のALスタジオのエンジニアAR氏、GL社のHO嬢と神保町の『東京アチコーコー』で呑み会。HO嬢の生年が2000年と聞いて驚愕。ついこの間のような気もするが25歳と言われれば納得もできる。もはや孫の代と仕事をするようになったかと嘆息、久々のワインで深酔いする。

●5月21日

コメが高すぎる!江藤拓農水相が度重なる失言で更迭は当然としても跡を継ぐ小泉進次郎じゃたかが知れている。早くも備蓄米随意契約での放出で5g2000円台確保を達成するぞというパフォーマンスを展開し大向こうを狙うが、もともと税金で政府が買い上げた古米や古古米を本来災害時とかでタダで配布するべきものを2000円台とはいえ売りつけること自体おかしいだろう。それでもこんな見え透いた手口に見た目やさすがの行動力とだまされポピュリズムに踊らされる愚かな輩の多さに呆れかえる。

●5月23日

忙中閑ありということで神宮球場へ東都リーグ戦の優勝が懸かった母校の一戦を観に行く。近年ドラフトでプロ入りする選出を輩出する強豪へとなった母校は圧勝で見事4連覇達成。懐かしいカレソンや応援歌を口ずさみながら『明治屋3rd』で祝勝会。

●5月25日

秩父宮へラグビーリーグワンのプレーオフ準決勝へ。絶好のラグビー日和、同行のMZ氏、TO嬢と開門直後からキックオフ前のスタジアムグルメ呑みを楽しむ。3週前に観たクボタ対パナの再戦となったが激戦の末クボタが決勝へ。次週の決勝戦が楽しみだ。

●5月28日

デザイン会社DM社訪問。OG社長と千駄ヶ谷のアンビエントな焼き鳥屋『我妻』でおもてなしを受ける。新宿三丁目『Rusty’sBar』へハシゴ。