2009年7月12日日曜日

時空を超える


「あれから40年あなたは何をしていましたか?」
昨夜、東京ドームに観に行ったサイモン&ガーファンクルのチラシの文言。
そう、彼らがブレイクした映画「卒業」が1968年だったから、もう40年になるんだよなあ。

当時中学生だったけど、深夜放送によくリクエストカード書いたもんだ。
しかし懐かしいったらこんな懐かしい人たちはいない。また、彼らが歌う曲もすべからく懐かしい。そこここから口ずさむノイズが飛んでくるのもいたしかたがない。自分にしたってカラオケじゃ絶対歌わんけど、この日に限っては終始口ずさみオヤジと化していた。
昔、死んだ親父が、12チャンネルの懐メロ良く観てたけど、いつのまにか自分がその年齢の域に達してしまった(親父はディック・ミネと灰田勝彦だったが)のを実感。

昨日のドームは過去平均年齢としては最高齢の洋楽コンサートだったのではないだろうか?
途中でやたらトイレに席を立つ爺婆達が多いのには苦笑したが、最初から最後までゆっくり座って見れたのはありがたかった(キャロル・キングだって立ったよ)。

あの歴史的なセントラルパークコンサートから数えてもすでに28年も経過しているので、彼らも昔のような声が出るのかどうか心配だったが、そんな心配はあまり意味をなさない、そこにいる存在感みたいなものだけで充分価値あるコンサートだったように思う。偉大なデュオはやはり素晴らしい時間を演出してくれた。
最初はガーファンクルはクリストファー・ロイド、ポール・サイモンはジョー・ぺシみたいになっちゃったなあ、と歳月を感じていたのだが、コンサートの終盤には昔のまんまのサイモン&ガーファンクルの姿がだぶった。

で、セットリスト(by2ちゃんねる洋楽板)
・オールドフレンド
・冬の散歩道
・アイ・アム・ア・ロック
・キャシーの歌
・ヘイ・スクールガール
・ビー・バップ・ア・ルーラ
・スカボロフェア
・早く家へ帰りたい
・ミセス・ロビンソン
・スリップ・スライディン・アウェイ
・コンドルは飛んでいく

(ガーファンクルソロ)
・ブライト・アイズ
・ウェイト・フォー・ブレックファースト
・ア・ハート・イン・ニューヨーク
・シザーズ・カット
・パーフェクト・モーメント
・心の散歩道
・ナウ・アイ・レイ・ミー・ダウン・トゥ・スリープ
~メドレー
(サイモンソロ)
・ボーイ・イン・ザ・バブル
・グレイス・ランド
・時の流れに

・ニューヨークの少年
・マイ・リトル・タウン
・明日に架ける橋
(アンコール)
・サウンド・オブ・サイレンス
・ボクサー
(アンコール2)
・木の葉は緑
・いとしのセシリア

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