2025年10月2日木曜日

週間家呑み日記9.1~9.30

 


●9月1日

新宿御苑前のCスタジオ収録後、近所の中華ダイニング『TRAMP』で食事&一杯。その足で三丁目の『Rusty’s bar』に顔を出す。バーテンダーTRさんから四谷にあるBar『3circle』が今年いっぱいで店を閉めるという、マダムが高齢になったという理由だそうだが、これまでも辞める辞めると言いながら頑張ってきたのに今度は本当らしい。KGカメラマンやK社スポーツ編集担当者のたまり場だったので、ちょっと寂しくなるな。閉める前に行かなくては。

●9月2日

サントリー新浪剛史会長が違法薬物購入の疑惑が発覚し、社の会長職を辞任するというニュース。まあ私がいた会社のKH社長のコカイン輸入での実刑に比べりゃ可愛いものだが、ドラッグは米国のセレブではよく聞く話だが日本では珍しい。経済同友会とかでけっこう労働者サイドに対してオラオラの発言で嫌な奴だとは思っていたが、人生は分らんもんだね。サントリーとしてはぜひとも本来の酒造りの正業に専念してほしい。このこともあって神保町『明治屋3rd』で珍しく角ハイを。

●9月4日

新宿で映画『狂い咲きサンダーロード』の45年ぶりの復活上映を観た後、佳境に入った阪神の試合を観に『明治屋3rd』に。いよいよ優勝目前でこの日も7対5で中日に競り勝つ。CS出場はこれにて確定、あとは残るマジックを減らすのみ。歌手橋幸夫の訃報。子供の頃善福寺にあった邸宅の大きさに驚いたっけ、♪いつでも夢をは世代の歌だ、献杯。

●9月6日

ひょっとしたら最短で優勝決定の可能性もあるかと『明治屋3rd』へ。試合は広島に勝った者のマジック対象チームの結果で優勝はこの日以降に持ち込み。常連の阪神ファンの連中と2試合後の翌週火曜日に祝勝会を予定するが、はたして胴上げはいつになるのだろう?

●9月7日

この日は朝から米国でのラグビーとサッカーの代表戦の中継を観戦。ラグビーはアメリカ代表イーグルスに快勝、サッカーはメキシコにゲームを支配しながらの引き分け。午後は仕事でご一緒させてもらっている声優さんの参加するフォークバンドのステージが池袋西口公園であるというのでふらっと見学に。4人組の若い女性が70年代の拓郎やシューベルツを歌うのがちょっと面白かったがさすがのきれいなハーモニーに感心。デパ地下でつまみを買い込みナイター中継に備える。結果広島を2-0で撃破、神保町猛虎会の予定を覆し阪神タイガースのリーグ制覇が決定!なんと両リーグ最速の優勝という完璧さ、素晴らしい!

●9月8日

阪神の優勝の余韻に浸るも、元中日のジム・マーシャル、元巨人のデーヴィー・ジョンソンの二人の助っ人の訃報、献杯。前日は石破首相の辞任のニュースもあったが早くも後継総裁選がかまびすしい、候補者みんな嫌なんだが他にいないのかね。よりまし論で石破支持のデモもあったのもうなずける。世耕や荻生田が責任論をかざすに至ってはどの口が言うとんのや、あきれ果てる。

●9月9日

『明治屋3rd』に集う神保町猛虎会の面々と新橋にて祝勝会。早めに銀座に出かけ久しぶりにBar『FAL』に立ち寄って景気づけの一杯。新橋は駅前ビルの地下の野球好きが集まる居酒屋『三冠王』にて乾杯、勝利の美酒に浸る。その後『和田鮨』、立ち飲み『大友』、『ビーフキッチンスタンド』とハシゴ、終電にてご帰還。

●9月10日

遠征中のサッカー日本代表の対アメリカ戦が朝方から中継。メンバーをほぼ全とっかえというターンオーバーを試みたためか若さを露呈(長友はいたが)アメリカに対して完敗を喫す。まあW杯本番前のテストということは分るが、この敗戦でランキングが下がり組み合わせでポッド3に落ちる可能性を考えると賢明とは言えない起用法だろう。森保の限界を感じてしまう。

●9月13日

まだまだ暑いもののいよいよラグビーシーズン開幕。母校青学は緒戦からターゲット校の慶応との対戦。昨季の大学選手権出場により今期も期待は高まり藤沢市秋葉台グラウンドまで足を延ばす。試合はトライの応酬でシーソーゲームとなったが終了間際に逆転を許しロスタイムに突き放される惜敗。残念。この日から世界陸上も開幕、こちらも興味が尽きない。

●9月14日

ボクシングスーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥が唯一残っている難敵ムロジョン・アフマダリエフとの一戦を観戦呑み。前2試合ダウンをくらった経験からかこの日は慎重にアウトボクシングに徹したがスピード、技術どれをとっても完璧に相手を圧倒。文句なしの大差判定勝ち。KO以上に興奮させるThis is BOXINGに魅せられる。

●9月15日

遠征中のラグビー日本代表のトンガ戦。こちらも若い代表だがトンガを圧倒しパシフィックネーションズの決勝にコマを進める。2年後のW杯への期待いや増す。

●9月16日

朝10時から夜7時までの2本立て収録仕事で疲れ果てて『明治屋3rd』で一杯やって帰宅。ロバート・レッドフォードの訃報。『明日に向かって撃て』『華麗なるギャツビー』『ナチュラル』素晴らしい作品の数々を思い出す、献杯。

●9月21日

朝方はラグビーパシフィックネーションズ決勝の日本対フィジー戦。格上のフィジーにはフィジカル、スピードではやはり敵わない。これを克服できなければティア1のチームに勝つのは苦しい。あと2年でエディーがどこまでチームを強化できるか課題は多い。夜は世界陸上の最終日、大雨の中での競技は選手にはかわいそうだが、4×100mリレーは燃える。2年前の東京五輪解説本の仕事で注目していたノア・ライルズのスーパースターへの成長ぶりは感慨深い。あの時、これからはノアの時代だよと編集部に言っておいたが、ほらやっぱりだったでしょw

●9月22日

飯田橋のスタンドバー『RUPO』にてK社時代立ち上げたTTV誌の43周年のOB/OG会に参加。懐かしい人たちと旧交を温める。先に逝ってしまったメンバーも多いが、残った人たち、先輩たちはみなすこぶる元気でなにより、存在確認には大事な集まりだ。

●9月24日

ビリーバンバンのお兄ちゃん菅原孝、大女優クラウディア・カルディナーレの訃報。懐かしい名前、献杯。

●9月25日

収録仕事後、『明治屋3rd』で一杯。世界陸上を現地観戦してきたOG氏の話で盛り上がり楽しい一夜。いつもは早々に帰宅するOG氏だが遅くまで話し込む。

●9月26日

所沢に墓参り。気になっていた地元の中華料理『ロンファンRONFAN』へ。店のおすすめの麻婆豆腐は山椒が効いて美味。地元ではあまり外食はしないがなかなか良かったので再訪したくなる。

●9月27日

ラグビー大学対抗戦の2戦目の相手は強豪明治。試合の何日か前に感染症によりスタメンの多くが出場がかなわなくなったので不安はあったが、試合開始早々は相手陣内で試合を進め先制トライを挙げるなど健闘したものの、前半30分過ぎから明治のスピード、スキルについていけず7-91の大敗となってしまった。秩父宮のゲームは1試合のみなので残念至極、次回の帝京戦も苦しいだろうが頑張ってほしい。

●9月29日

昨年末から4回目の大腸ポリープ内視鏡除去手術。いいかげん慣れたというか、今回が最後ということでやっと終わったかと安堵。しかしながらここから1週間以上の食事制限と禁酒が待っている。やれやれだ。


2025年9月3日水曜日

週間家呑み日記8.1~8.31

 


●8月3日

秩父宮ラグビー場で開催されている、ラクロスの東日本女子クラブチーム大会を観に行く。炎天下だったが、ビール飲みながら代表選手も多いというハイレベルな試合を観戦。ピッチ温度を心配したがアイスホッケーのように交代が随時なので選手たちのはつらつとしたプレーぶりに魅せられた。来年のこの時期には秩父宮を舞台に世界大会が開催されるというから、楽しみである。

●8月6日

広島の被爆80周年の朝に黙とう。午前中の収録仕事を終えた後、新宿でアイルランド映画『KNEE  CAP/ニーキャップ』鑑賞。ご機嫌な映画でハイになった心を静めに神保町に移動し『明治屋3rd』で一杯。

●8月10日

日本サッカーの至宝釜本邦茂氏の訃報。闘病中だということは聞いていたが長嶋茂雄氏以上のショック。献杯。酔えぬ夜。

●8月14日

敗戦から80年を迎える前日に茶道裏千家の前家元の千玄室氏の訃報。父親と海軍予備学生の同期生だった。享年102歳。特攻で死んでいった仲間たちの思いを語り継いできた人生でもあった、献杯。

●8月15日

1年以上かけてオーディオブックの収録を続けてきた作品の打ち上げで、声優のHNスタジオのAR氏と神保町『ムンド不二』にてエスニック料理で乾杯。お疲れさまでした。

●8月17日

英国の名優テレンス・スタンプの訃報。若い時から『コレクター』『テオレマ』とか特異な役柄が多かったが晩年は枯れた老人役でもいい味出していた。豪映画のロードムービーの傑作『プリシラ』のドラァグクイーン役にはぶっ飛んだ。献杯。

●8月20日

午後から池袋で映画鑑賞後に『明治屋3rd』にて週末の現地観戦の打ち合わせを兼ねてナイター観戦呑み。

●8月24日

『明治屋3rd』の常連阪神ファンたちOG氏、NB氏、KN嬢らと神宮球場の阪神戦をナイター観戦呑み。阪神大勝で神宮の杜に大輪の花火も上がり大いに盛り上がる。

●8月28日

収録後、昼から暑気払い。新宿のドイツ料理屋『ミュンヘン』で乾いたのどを潤すビール。呑み足らず『明治屋3rd』にハシゴ。

●8月29日

オーディオブックで650頁の長編の収録完了の打ち上げで、高田馬場の路地裏にある隠れ家的ミャンマー居酒屋『BABA FEEL』にて、声優のSM、SK夫婦とスタジオのPH氏で乾杯。ビールこそシンガポールのタイガービールだったがミャンマーの珍しい郷土料理に舌鼓を打つ。お疲れさまでした。






2025年8月14日木曜日

週間家呑み日記7.1~7.31


 ●7月3日

毎年恒例になっている高校のマスコミ会が『アルカディア市ヶ谷(私学会館)』にて開催。今年は出席者が10数名と少なく存続が危ぶまれるが、久々に元サッカーマガジン編集長のIT氏と会う。早稲田ア式蹴球部100年史を上梓したそうでサッカーの話などしていたが、帰宅するとリヴァプールFCで遠藤航と同僚のポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタが交通事故死という悲報に愕然とする。

●7月5日

オーディオブックでオーウェルの「1984」を朗読していただいた声優TI氏と収録終了後に高田馬場『KIRIN City』にて打ち上げ。帰宅後見逃し配信にてラグビー日本代表選を家呑み観戦。24-19で12年ぶりの勝利。次週現地観戦予定の神戸での対戦が一段と楽しみに。

●7月6日

いつも阪神戦につき合ってもらっているスタジオエンジニアのカープ女子のOG嬢に、たまにはお礼に広島戦に同行しなくちゃねということで、同業のSN君誘って東京ドームのデーゲーム観戦に。よそ様の試合だけど接戦で面白かった。終了後は水道橋の『曾さんの餃子』で広島の勝利に乾杯。

●7月8日

いつもの神保町『明治屋3rd』に立ち寄りサッカー日本代表の東アジア選手権の香港戦を観戦呑み。日本は2.5軍編成だが、ゴールラッシュで6-1の勝利。

●7月9日

日活青春映画のスターだった和泉雅子の訃報。配信で「二人の銀座」を観ながら献杯。64年の日活版「若草物語」で四姉妹を演じた四女が最初に亡くなるなんて。

●7月11日

K社「TTV」誌創刊時のメンバーたちと四谷三丁目『へぎそば匠』でOBOG会。先輩たちもお達者でなによりでした。

●7月12日

朝早い新幹線で一路神戸へ向かいノエビアスタジアムでラグビー日本代表ウェールズ戦の第2戦を現地観戦。猛暑で大汗をかいたうえ試合は22-31と敗戦にガックシだったが、大正製薬のブースで元代表の大野均さんと握手ができたので帳消し。試合後は同行したラグ友TO嬢と三宮で老舗のステーキ屋『not’s』で栄養補給、帰路新幹線呑み。

●7月15日

『明治屋3rd』にてサッカー日本代表東アジア選手権の決勝の韓国戦を観戦呑み。ジャーメイン良(広島)の先制点をクリーンシートで守り切り優勝。ジャーメインは大会5ゴール。この2.5軍の中からW杯の代表に割り込める選手になれるのか。

●7月17日

歌手コニー・フランシスの訃報。主題曲がオールデイズの定番となった映画「ボーイハント」は忘れがたい。コニーもいいのだがポーラ・プレンティスが素敵だった。ヘビーローテで献杯。

●7月19日

新富町にあるAスタジオでの収録、旧築地電通とかTN社在籍時にはよく通った場所だったので散策がてら銀座まで歩く。大汗を書いたので銀座5丁目の懐かしの中華レストラン『羽衣』でビールの水分補給と河南涼麺をいただく。30年ぶりくらいだが安定の味。素晴らしい。この日ロンドン五輪レスリング金メダリストの小原日登美さんの突然の訃報に驚く。月刊TTV誌の大会特集で記事書いたのを思い出す。献杯。

●7月20日

参院選の投開票日。自民党の大惨敗、補完保守政党の伸長は各メディアの予想通り。我が国でも日本ファーストなるポピュリズムが猖獗を極める時代到来か。馬鹿な政治家もどき、こんな奴らを選ぶ馬鹿な国民にほとほとあきれる。酒もまずい。

●7月22日

雑誌「Rocking On」の編集長で音楽評論家の渋谷陽一氏の訃報。少なからず彼の音楽評には影響を受けた。ロスロボスは氏の紹介で気に入ってよみうりホールのコンサート行ったっけ。献杯。翌23日ブラックサバスのオジー・オズボーンの、25日チャック・マンジョーネと音楽界の訃報が続く。

●7月24日

頼まれ原稿でプロレスのことを書いていた矢先レジェンドレスラーのハルク・ホーガンの訃報が届く。故アントニオ猪木との対戦は思い出深い。献杯。

●7月31日

フリーの一日、八王子夢美術館で開催中のますむらひろし「銀河鉄道の夜四次稿原画展」を観に行き、鑑賞後『京華小吃八王子店』でシンガポール仕込みの小籠包をつまみながらアフターアートのひと時を過ごす。シンガポール駐在時代に足しげく通った店、思い出とともに懐かしい味を満喫。

2025年6月30日月曜日

週間家吞み日記6.1~6.30

 


●6月1日

ラグビーリーグワンプレーオフ決勝戦「クボタスピアーズ対東芝ブレーブルーパス東京」を国立競技場にて観戦。激闘の末、ブレーブルーパスが18-13と接戦を制した。シーズン終了をいい試合で満喫でき、スタ呑みもまた美味し。

●6月3日

この日は半年に一度の検査で新宿はJR総合病院へ。レントゲンと問診のみで早々に終了したが、帰りの電車の中でスマホニュースにて長嶋茂雄氏の訃報を知る。昭和という時代を象徴した人物の逝去に、自分の半生を重ね合わせ思い出がとめどなくあふれ出てくる。昭和の終焉に惜別の念を込めて偉大なるスーパースターへ哀悼の意を込めて献杯する。

●6月5日

サッカーW杯アジア最終予選アウェイのオーストラリア戦を『明治屋3rd』にて観戦呑み。試合はポゼッションを圧倒していたが終了間際に痛恨の交通事故のような失点にて初黒星。本大会での戦いに大きな不安を感じる。もう変えようもないのだろうが森保采配では結果は見えている。

●6月6日

オーディオブックの某シリーズ作品の最終収録ということで、ナレーションを担当したMZ嬢、スタジオエンジニアのAR氏とお疲れ様会を神保町の『ムンド不二』にて。料理も、店のムードも申し分なし。帰りの方角が同じなためMZ嬢と新宿『Rusty’sBar』で軽く2次会。

●6月10日

サッカーW杯アジア最終予選のインドネシア戦を『明治屋3rd』にて観戦呑み。帰化選手を集めオランダの2軍のような相手はちょっと不気味だったが、さすがに前の試合の轍を踏むことなく3-0で最終戦を勝利で締めくくる。ここからは来年の本大会へ向け選手たちの選考サバイバルが始まるわけだが、アメリカ、メキシコ等への遠征も計画されているようでどの選手が生き残りをかけどのような活躍を見せてくれるか楽しみではある。

●6月12日

プロ野球は交流戦真っただ中、関西出身のライターTM嬢とベルーナドームで「西武対阪神」戦をベールーナドームで観戦スタ呑み。つき合ってくれたTM嬢は定評のあるベルーナドームのスタ飯目当てでもある。わが家から20分で阪神戦が観られるのはなんとも素晴らしい。ただ試合はベルーナ独特の蒸し暑さにやられてかタイガースは精彩を欠いてマケホーでガックリ。ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンの訃報。♪All Summer Long 献杯。

●6月13日

以前立ち上げに参画していた企業PR誌がこのほどスタッフ変更ということで、デザイン会社主催のお疲れ様会を四谷三丁目の信州居酒屋『日がさ雨がさ』にて。このPR誌が山梨、長野メインの特集で構成されているのでそれにちなんで信州の地酒と郷土料理をごちそうになる。この日イスラエルがテヘランを空爆、多くの軍首脳、核科学者を殺害、イラン側もテルアビブに報復のミサイル攻撃する。第3次世界大戦へエスカレーションしないかと気が気でない。

●6月19日

『明治屋3rd』でボクシング世界ウェルター級タイトルマッチを観戦呑み。挑戦者の佐々木尽は果敢に攻めたが、チャンピオンのノーマンの強打でキャンバスに沈む見事な負けっぷり。この階級は日本人にとって鬼門なのだが定説は覆らずに終わる。脚本家石森史郎氏、ジェームス三木氏、女優藤村志保さんと相次いでの訃報。皆さんかつてTT誌で仕事をしていたころのなじみのある名前だ。献杯。

●6月20日

カメラマンKG氏と新宿花園町の蕎麦居酒屋『なかむら庵』にて暑気払いの一献。4つほど先輩のKGさんはいまだに世界中へ撮影に飛び回っている。酒は少し弱くなったけどそのバイタリティは見習わないと。

●6月21日

今度は米軍がイスラエルの要請なのかイランの核開発施設を攻撃。バンカークラスター爆弾でイランの核兵器の脅威を取り去ったというが、これが報復の連鎖にならなければと切に思う。プーチン、トランプ、ネタニヤフ、ハメネイ…。最悪な指導者たちの振舞いのもと混とんとする戦火。崩壊する秩序。世界は一体どんな方向へ向かっているのだろうか。

●6月22日

午前中都議会議員選挙の投票を済ませ、青梅に住む高校時代の友人KM宅にて有志が集まる呑み会に遠征。例年このころにやっている会なのだが、自分は2度目の参加。全員が古稀を迎え昔の面影はどこへやらだが、話が盛り上がってくると半世紀以上前の思い出が次々と記憶の底からよみがえってくるから不思議。

●6月27日

シンガポール・香港の映画プロデューサーでありエッセイスト、美食家の蔡欄氏の訃報。かつて故羽仁未央さんとシンガポールのビジネスを立ち上げた際お世話になった。蔡欄氏と宴席を共にした際、蔡さん紹介の潮州料理店『發記』の店主が腕によりを込め供していただいた素晴らしい料理の数々がいまだに忘れられない。また食べたいなあ。献杯。

●6月28日

エディージャパンの代表シーズンの開幕となるラグビー日本選抜とマオリオールブラックスとの試合を炎天下の秩父宮でスタ呑み観戦。若手の日本選抜が対抗できたのは前半だけ。後半は足が止まりいいようにトライの山を築かれてしまった。観戦後青山一丁目の『青山酒場』で同行のラグ友TO嬢と反省会。




2025年6月13日金曜日

週間家呑み日記5.1~5.31


●5月1日

東京は雨の1日。篠突く雨のなか日比谷の古色蒼然たる(リニューアルはされているが)三菱一号館ビルで開催中のビアズリー展へ。がら空きかと思いきや結構な人出、肩越しに見ざるをえない作品も。ビアズリーのオスカー・ワイルドが発表した「サロメ」の挿絵が有名だが、ワイルドは気に入っていなかったらしい、その理由が自分を模した男の描写がすごく不細工だったというのが笑える。ビアズリーはポルノチックな挿絵も描いていて死ぬ前に後悔していたようだが、おおらかな性描写ではあるが独特の画風の芸術性が損なわれることはない。会場と雨の雰囲気もいい感じ、カフェに入りたかったが混んでいて断念、いつかまた再訪したい。

●5月3日

秩父宮ラグビー場のクボタ対パナソニック戦を観戦。新緑のイチョウ並木が気持ちいい。雨模様だったが晴れてきて芝のにおいも好ましい。東京で一番好きな場所だが、醜悪な再開発をもはや止める手立てはないのだろうか。

●5月5日

祝日だが仕事がばっちり入り、この日ベガスから中継の井上尚哉の世界タイトル戦はお預け。帰宅後あらためてPC観戦。モンスターよもやのダウンに息をのむが最後は貫禄のTKO劇。リアルタイムは見逃したがそ配信での中継はこういう場合はありがたいものだ。

●5月8日

コンクラーベが終わり新教皇レオ14世選出のニュース、米国籍の教皇は史上初。清教徒がファウンダーの国からカソリックの最高位が誕生というのも感慨深い。大腸検査から2週間が経過し飲酒も解禁ということで、さっそく仕事終わりに神保町『明治屋3rd』に立ち寄りビールの味をしみじみ味わう。

●5月10日

元ゴールデンカップスのギタリスト、エディ藩氏の訃報。GS時代一世を風靡したカップスも後で参加したミッキー吉野を除き全員鬼籍に入ったわけである。思い出とともに献杯。

●5月13日

世界一貧しい大統領として知られる元ウルグアイ大統領ホセ・ムヒカ氏の訃報。日本の金まみれの政治家どもは深く頭を垂れるべし、献杯。

●5月20日

仕事先のALスタジオのエンジニアAR氏、GL社のHO嬢と神保町の『東京アチコーコー』で呑み会。HO嬢の生年が2000年と聞いて驚愕。ついこの間のような気もするが25歳と言われれば納得もできる。もはや孫の代と仕事をするようになったかと嘆息、久々のワインで深酔いする。

●5月21日

コメが高すぎる!江藤拓農水相が度重なる失言で更迭は当然としても跡を継ぐ小泉進次郎じゃたかが知れている。早くも備蓄米随意契約での放出で5g2000円台確保を達成するぞというパフォーマンスを展開し大向こうを狙うが、もともと税金で政府が買い上げた古米や古古米を本来災害時とかでタダで配布するべきものを2000円台とはいえ売りつけること自体おかしいだろう。それでもこんな見え透いた手口に見た目やさすがの行動力とだまされポピュリズムに踊らされる愚かな輩の多さに呆れかえる。

●5月23日

忙中閑ありということで神宮球場へ東都リーグ戦の優勝が懸かった母校の一戦を観に行く。近年ドラフトでプロ入りする選出を輩出する強豪へとなった母校は圧勝で見事4連覇達成。懐かしいカレソンや応援歌を口ずさみながら『明治屋3rd』で祝勝会。

●5月25日

秩父宮へラグビーリーグワンのプレーオフ準決勝へ。絶好のラグビー日和、同行のMZ氏、TO嬢と開門直後からキックオフ前のスタジアムグルメ呑みを楽しむ。3週前に観たクボタ対パナの再戦となったが激戦の末クボタが決勝へ。次週の決勝戦が楽しみだ。

●5月28日

デザイン会社DM社訪問。OG社長と千駄ヶ谷のアンビエントな焼き鳥屋『我妻』でおもてなしを受ける。新宿三丁目『Rusty’sBar』へハシゴ。