2013年1月11日金曜日

美貌の友


試写第2弾はイギリス映画『ベラミ 愛を弄ぶ男』(デクラン・ドネラン、ニック・オーメロッド監督)。モーパッサンの長編小説の映画化で、19世紀末の退廃したパリを舞台に、貧しい兵士上がりの青年が、自らの美貌=性的魅力を利用して上流階級の奥様方を次々誘惑して新聞界でのしあがっていく話し。

“類まれなる美貌の持ち主=ベラミ(美貌の友)”を演じるのは『トワイライト』『ハリポタ 炎のゴブレット』で脚光を浴びたロバート・パティントン。籠絡される奥方たちはユマ・サーマン、クリスティーナ・リッチ、クリスティン・スコット・トーマスの3人。

類まれなる美貌という設定のパティントンなのだが、横顔のあごのしゃくれ方や髭の剃り痕とか観ていると、どうも元オウムの上祐サンを髣髴してしまい、一瞬似てるかもと思った時点で最後まで頭から離れなくなってしまって困った。上祐サンはともあれ19世紀の社交界の豪華な雰囲気とか特に女性の衣装とかはなかなか見ごたえがあり。


あの『アダムスファミリー』のウェンズデーだったクリスティーナ・リッチが20年経ってこんなに色っぽく成長するなんて思っていなかったよ、オジサンは。

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