2009年6月14日日曜日
週間呑みアルキスト6.1~6.14
●6月2日
今年の春は、元所属していたK社で早期退職者が相次ぎ、旧知の仲間も何人か社を去っていったのだが、その中の一人で女性誌や情報誌の編集に長く携わっていた女性編集者ARさんの労をねぎらって、T出版O社長を交え食事会を催す。場所は水道橋の西安料理『鐘楼』。ARさんは3月に退社した後は旅行に行ったり悠々自適の生活で20年近い不健康な編集生活のリハビリに勤めていたということで、そろそろ新しい道を考え始めているとのこと。ARさんに限らず今回の退職者はみな結構明るく前向きに今後を考えている。自分も4年前の退職時の高揚した気分をもう一度思い出して、ともすれば愚痴りがちな昨今の閉塞気分を払拭せねばと猛省。2次会で『明治屋2nd』に場所を移し終電まで盛り上がる。
●6月4日
S商事OBでK社のアジアビジネスで大変世話になった大先輩のMKさんが夕方ふらりと来社。さっそくせきたてられるように開いたばかりの『明治屋2nd』に誘われる。仕事も残っていたのだがいつも陽のMKさんの楽しいペースにのせられてついつい呑んでしまう。
●6月6日
この日はわが日本代表のワールドカップ本大会への出場がかかった運命のウズベキスタン戦が中継される。こんな大事な試合は仲間と一緒に騒ぎながら観たいもの。ところがアウェイでの試合なので時差で23時のキックオフ、当然試合終了時には終電もなくなるため朝まで飲むか、どこかに泊まるかということになる。ドーハの悲劇、ジョホールの初出場をともに体験した友人のHT氏いわく、もう朝まで騒ぐのは若い連中にまかせて大人の観方をしましょうということで、試合前に軽く飲んだ後、ホテルの部屋で観戦する事に。当日新宿三丁目の居酒屋『虎連坊』で集合し、試合開始前に新宿御苑に出来たばかりのシンガポール系のアパートメントホテル『シタディーン』にチェックイン。ここはキッチンもあるし液晶テレビも備えてありサッカー観戦にはうってつけ。ワインを持ち込みその瞬間を待つが先制はしたもののピンチの連続で最後まで手に汗握る展開に。
そしてホテルまで取った甲斐あって見事4大会連続となる出場を決めてくれた。祝杯を挙げに街に再度繰り出すにはすでに呑みすぎており早々に夢の中へ。
●6月7日
前夜のワールドカップテレビ観戦イベントのしめくくりは新宿高島屋の中華料理『天厨菜館』での祝勝昼食会。サッカーの後は野球。この日は『明治屋2nd』のマスターご夫妻と常連さんのOG嬢と夕方からプロ野球の交流戦『巨人×楽天』戦を観戦予定。いったん家に帰った後、東京ドームへ。楽天はマー君も岩隈もローテでひっかからず、主砲中村紀もスタメン落ちと興をそぐことはなはだしい。巨人圧勝かと思ったが1点差のゲームで最後までもつれる。長い試合と前日からのイベント続きで疲れ果て、水道橋の格闘技ファンの集う『ファイティングカフェ・コロッセオ』で食事後、解散。
●6月8日
夕方仕事の打ち合わせで高円寺のデザイナーのところに立ち寄ったので、そのまま直帰を決め込む。K社のOBが経営する荻窪『寄港地』に寄港。売り上げに協力するつもりが逆にマケてもらって恐縮。ごちそうさまでした。
●6月10日
会社の隣の西洋骨董屋の店主WT氏に誘われて、神保町の焼肉屋『焼肉処 三幸園』にて食事。事務所に戻ってワールドカップ予選の消化試合をテレビ観戦。
●6月13日
『明治屋2nd』で顔を合わせる近隣の常連のオジサンたちで定例の飲み会を開催。小川町の明治38年から続く老舗の居酒屋『みますや』に集合。いつも超込み合う有名店ということで土曜日だというのにこの日も6時半ごろには満員状態。冬は桜鍋やどじょう鍋が人気だが、夏場は残念ながらやってないそうで馬刺しを食すが、肉はとろとろに柔らかくかつ臭みもなく実に旨い。馬で元気をつけた後の2次会は出版社のS社の子会社の役員UE氏の案内で湯島へ繰り出す。白人パブの『Mariposa』で遠路はるばる出稼ぎのルーマニア美人INちゃんとすっかり意気投合。この大不況下会社もピンチだというのにこんな浪費していていいんだろうかと一瞬思ったが、阿呆なヤポンスキーのオヤジパワーは泊まらない、ええいままよと国際親善の夜は更けゆく。
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