2010年8月10日火曜日
週間呑みアルキスト7.19~8.8
暑い日が続くと、のどの渇きをいやすために冷たいビールを。
というのが酒呑みの盛夏の行動パターンではあるが、こう暑いともう出歩くのすら億劫になる。
ましてや休日は名にしおう猛暑の練馬在住とあってはついつい引きこもってしまい、呑みアルキストたる矜持はないのかと自責の念にかられてしまうが、その代わり今まではあまりやらなかった“家呑み”がここのところめっきり多くなった。
きっかけはワールドカップの自宅観戦の日々。自宅近所の西友で仕入れる廉価にして高レベルのワインに味をしめ、これにちょっと高級なチーズや、ソーセージなどをアテに呑みだすともうアキマヘン、結果ワインの空き瓶がずらりと並び“アルキ”しない分だけどんどん体重も増えメタボが加速してしまう。
そんなわけで、呑みアルキ日記の更新も滞りがちな今日この頃ではあります。反省。
●7月20日
最近暇を持て余しているのか元KS社のKJ氏がちょくちょく呑みに現れるようになった。なにせ金に糸目をつけないおぼっちゃまくんなので奢ってくれたりするのはありがたいのだが、いかんせんツマミは食わん、酒量はとどまるところを知らない、ということでなかなか付き合うのも大変ではある。この日は神保町の蕎麦屋『静邨』で板わさや冷奴つまみで始まったのだが、KJ氏のペースで呑み進むうち冷たい蕎麦で〆る頃にはすっかり酔っ払ってしまう。まあ敵はタクシーですっと帰るからいいが、こっちは千鳥足で終電帰宅。このハンデはでかいぞ。
●7月23日
新宿で所用を済ませ『T's Bar』に立ち寄る。心なしか新宿三丁目界隈は人通りも多く新しい立ち飲みスタイルのBarなども会社帰りの人たちでにぎわっていた。世の中的には少しは景気が回復したのか?なにやら緊縮疲れで財布のひもも若干緩みだしたというような報道記事も見かけるようになったが、こっちの懐具合は相変わらず緩みようにも中に入っている銭もなし。
●7月24日
西武線沿線組の元K誌のKN編集長から久しぶりに地元呑みのお誘いを受け、KN氏推奨のひばりが丘の人気店『吉之助』なる和風ダイニングバーへ。元酒屋だったというご主人が“一般的に呑み屋の日本酒の値付けが高すぎる”という信念もあってリーズナブルで全国の地酒が味わえるそうである。それではとメニューに載っている珍しい冷酒を順番に試していく。肴もなかなか手が込んでいて予約がすぐいっぱいになるのもうなづける。あっという間に10銘柄ほど呑むとすっかりほろ酔い加減に。2軒目はかつてライブでビートルズのコピーバンドが入っていたというKN氏の記憶を頼りに北口の雑居ビルにある『Capi』というBARへ。ところがこの日は、というかしばらくライブはお休みとのこと。早々に南口の隠れ家的BAR『BLOWNY STONE』へ移動し終電間際まで粘る。
●7月28日
ワールドカップを挟んで再開したJリーグ。日本代表の活躍ぶりの記憶もあってか結構観客も増えつつあるようだ。この日はFC東京が国立競技場でジュビロ磐田を相手に主催ゲームを行うということで、FC東京の営業担当から入場料1000円(ビール一杯付)の販促用チケットをゲットし、サッカー仲間のHT氏を誘いビヤガーデン気分でナイトゲームへ向かう。FC東京の集客キャンペーンの甲斐あって国立のバックスタンドはほぼ満員という盛況ぶりだったが試合は凡戦。せっかくつめかけたお客さんもこんな試合をしていたら次は来ないんじゃなかろうか。試合後は四谷三丁目まで歩き、K社勤務時代の同僚女性が女将をつとめる居酒屋『ひらた』に久しぶりに顔を出す。後日、女将のICさんからメールが届き終戦記念日ということもないのだろうが8月15日で店じまいするというお知らせが届いた。虫の知らせだったのか、終戦までにまた行かねばなるまい。
●8月5日
暇こいているKJ氏が再び来社。蕎麦好きのKJ氏なのでちょっと目先を変えて九段の名店『一茶庵』まで行くが、運悪くこの日は貸し切りの予約でアウト。そのまま近所の『満留賀』に場所を変える。こちらは極めて大衆的な街中蕎麦屋だが、意外やつまみ系が充実していて呑むには申し分なし。珍しく早めに切り上げたKJ氏だったが2軒目の『明治屋2nd』で粘られてしまう。結果終電帰宅で乗り過ごし東上線成増からタクシーで帰る羽目に。
●8月6日
編集制作会社数社による勉強会に参加した後、懇親会に参加。場所は荒木町のスペインバル『CARINO』。自家製の生ハムが滅茶ウマの店だ。お任せで出してもらったタパスもどれも美味しかった。かつてフランス映画社勤務のHK氏や東大仏文で映研だったNR氏の参加ということもあったのだが、フランス映画話で盛り上がり久々楽しい食事会。
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