2016年12月10日土曜日

週刊呑みアルキスト11.1~11.30





●11月4日
仕事帰りに新宿二丁目の『t’s bar』に寄り道して飲んでいるとEB社のST氏、K社の若手営業マンが合流。終電間際になってST氏らが「今一番はまっている」というラーメン屋に誘われるが、さすがに吞んだ後のラーメンは身体を考えてパス。


●11月7日
企画会社をやっているSM氏、とライターNG氏と打ち合わせ。車関係の企画で久々に面白いプレゼンになりそう。終了後SM氏と『東京アチコーコー』で軽呑み。


●11月8日
TT誌の年末号の仕事で住友電工陸上部の渡辺康幸監督を取材。赤坂見附から新宿三丁目経由で帰社する際に、遅い昼食をとることに。以前誘われたEB社ST氏ご推奨のラーメン屋を思いついて、その『煮干し中華そば鈴蘭新宿店』を訪問。煮干しだしのオーソドックスなスタイルだが、まあまあ美味かった。聞けば鯛のアラでだしをとるラーメンを限定で出すこともあるらしい。そっちのほうになんとなく惹かれてしまう。


●11月12日
先月に急逝された高校のマスコミ会の先輩IW氏の偲ぶ会に参加。会場はわが事務所の近くの学士会館。ビジネス誌DM社の編集長から同社の社長を務めた人だけに、弔辞が9人も連続したのには閉口したが、IW先輩の功績をあらためて認識させられる。IW氏と同期の先輩AB氏、ON氏、TK氏につかまって昼から呑める『KLEIN BLUE』で献杯。夜は事務所の隣の『明治屋2nd』で常連さんの古稀のお祝いに合流。


●11月14日
車関係の企画で女性の車に関する意識調査のため、企画会社のSM氏が手配した20代から50代までの女性5名とヒアリングの夕食会を田町のスペイン料理『モンリコ』で開催。20代の若い女性たちの車事情をふむふむと聞いていたが、いつしか50代の女性たちと昔の思い出話でもりあがってしまい、20代の女性たちはポカン顔。いたく反省の巻だったが楽しい夜ではあった。


●11月16日
秋の健診で要精密検査。しかも胸部、胃部両方で所見があったので前週からお茶の水の杏雲堂病院に通う羽目に。この日胃部、胸部とも内視鏡、CTのけっかが 特に問題はないでしょうとのことでまずはホッとするが、胃のほうではピロリ菌の除菌をするための薬を処方される。1週間の禁酒を言い渡される。


●11月19日
千葉ローカルのタブロイド紙の取材。柏の葉運動場で高校ラグビーの千葉予選決勝戦にカメラマンのKG氏と出かける。強豪流経大柏が圧勝で22年連続の花園出場。東京に戻った後、KG氏とともに四谷の中華『こうや』で食事。


●11月20日
前日に引き続き、高校サッカーの千葉予選決勝戦の取材のため蘇我のフクダ電子アリーナへ。全国トップクラスの市立船橋の試合と会って、Jリーグのジェフ戦を上回る大観衆!流経大柏とのインターハイ決勝の再現で白熱した試合は市船が2-1で制する。流経も実力は全国レベルなので1枠だけはもったいない気がするが。KGカメラマンと近くの巨大ショッピングモール内の『石焼炒飯店アリオ蘇我店』で食事。


●11月22日
昨年急逝されたK社時代の先輩SM氏の「偲ぶ会」の打ち合わせで飯田橋へ。KM社のKB社長とSM氏と打ち合わせ終了後食事に誘われ飯田橋の居酒屋『北町商店』へ。禁酒期間中なのでジンジャーエールでお付き合い。


●11月23日
秩父宮ラグビー場にて早慶戦観戦。観戦後有楽町まで出て交通会館3階の喫茶店『ジュン』で軽く食事。この日の薬の服用が最後で、やっと禁酒が解けることに。


●11月24日
禁酒明けとなったが、1週間の薬の服用が終わったとたん全身に薬疹がでてしまい。お酒の解禁どころではなくなる。さっそく会社の近所の皮膚科で診てもらい、ステロイド軟膏を処方してもらう。やれやれだ。


●11月30日
1982年創刊のTT誌の歴史を調査中のため、創刊時にお世話になったDN印刷IT氏をインタビュー。リタイアしたIT氏の地元調布の居酒屋『くいもの屋わん』でK社のOT氏、IW氏、元K社のOK氏とともに当時のエピソードを聞く。編集の外からの証言は知らなかったことも多くなかなか興味深かった。まとめるのが大変そうである。










2016年11月17日木曜日

週間呑みアルキスト10.1~10.31




●10月2日
隣の立ち飲み『明治屋2nd』のお客さんたち有志で千葉県流山まで鰻を食べに遠征。朝一のバリウム検診をすませ、出すものも出し、秋葉原のつくばエキスプレス駅に集結。目指すは知る人ぞ知る『江戸屋』。肝焼き、白焼きで日本酒(月桂冠!)を生でちびちびやりながら待つこと20~30分。デカい、安い、粗削りなうな丼がどどーんと供され大満足。遠くまで来た甲斐ありの日曜日の午後であったが、夕方帰宅後も動けないほどの満腹感。


●10月4日
熊本からFacebookでつながった高校時代の友人が上京して事務所に訪ねてきてくれ、ほぼ40数年ぶりの再会が実現、神保町の割烹『花乃舎』にて再会を祝して乾杯。懐かしくも恥ずかしい高校時代の思い出話でしばし若き日々の記憶に浸る。以前勤めていたK社の社史の仕事で夕方からは20代から30代の時代をともに過ごしたTT誌編集部の先輩NM氏を招き、当時我々が知らなかった秘話をはじめむかし話を聞く。なんともノスタルジックな日であった。その後、同席した当時のメンバーOT氏、IW氏、OK氏らと場所を移して近所の肉バル『O’s』で延長戦。


●10月5日
社史の取材第2弾で、TT誌創刊時の編集長だったIK氏と会うために、昨夜のメンバーとともに東戸塚の駅と隣接するショッピングビル内のとんかつ屋『かつくら』へ出向く。IK氏は80歳を過ぎてなお元気。記憶はちょっと混同することもあるが、それでも興味深い話を聞けた。大好きだった酒も」もうあまり飲めなくなった」とこぼしながらも楽しそうに焼酎を舐める。いつまでもお元気で。


●10月7日
デザイン事務所MM社のOG社長とK社MN氏、IW氏と会食。四谷荒木町のスペインバル『carino』にて赤ワインをがぶ飲み。久々にすっかり酔っぱらってしまい、終電にて帰宅。OG社長一行はさらにTAXIで夜の巷に消えていった。もう昔みたいに最後まで付き合うには体力も財力も持ちましぇ~ん。


●10月11日
事務所にてW杯予選のオーストラリアとのaway戦をビール片手にTV観戦。ブンデスリーガでも活躍中の原口が躍動。素晴らしい先制ゴールで絶叫するも、自ら相手に与えたPKで痛み分けに。勝ち点は伸ばせず相変わらず予選突破の厳しさは変わらないままだ。


●10月13日
お台場のTV局で企画会議に参加後、ライターのTM嬢と帰社途中の新宿で食事。ミロード内のロシア料理『マトリョーシカ』にてピロシキを頬張りながらロシアビールを試す。美味し。


●10月14日
市ヶ谷のK社にて社史の取材。TT誌の創刊メンバーのFD氏、TN氏、TH氏、KB氏らの先輩諸兄に集まってもらい座談会。終了後、ビルの1Fに入っている居酒屋『ニュー浅草』で再開を祝し乾杯。ここでも30年前の若き日々の思い出話がつきない。当時は苦しかったことも多かったが今となっては話をすればするほど笑いが巻き起こる。楽しいひと時。


●10月18日
赤坂の代理店にて打ち合わせ後、編集をお願いしているOK氏と、別件で近所で打ち合わせをしていた企画会社のSY氏、ライターNG氏と合流。まだ陽は高かったがオープンしていた一ツ木通りの
『ビストロ&ワイン デリカージュ』へ。かつて赤坂TBS局社内でラジオの仕事をしていたことがあったが、その時代と様変わりした街の風景に驚く。


●10月23日
この時期恒例となった若き知人のサックス吹きのKG君のライブで新宿三丁目の『Pit Inn』へ。定番のスタンダード、KG君のオリジナル曲を満喫する。演奏終了後は近所の『隨園別館』にて会食。ここの名物料理「合菜代帽」「水餃子」は健在。変わらぬ味に舌鼓を打つ。


●10月23日
バリウムを飲んだ後にウナギを食べたのがたたったのか、胃がん検診に要再検査のお達しあり。
内視鏡検査の予約を取る。欝々としながら前日から始まった東京国際映画祭で六本木へ。


●10月29日
早朝から千葉の旭市ちかくの東総運動場に全国高校駅伝千葉予選の取材。もう自分の孫のような選手たちが青春をかけた力走に心洗われる。


●10月30日
かつての編集部の後輩で早世したKJ氏の3回忌の墓参で用賀へ。同行のWS氏、SM嬢、TM嬢、NM嬢と用賀駅ビルの蕎麦屋『そじ坊』で献杯。




2016年11月3日木曜日

東京国際映画祭 終わりよければ…

第29回を迎えた今年の東京国際映画祭(TIFF)。今年はのっけからチケット販売のシステムトラブルという「事件」があって、一時はモチベーションが大きく下がってしまったが、それでも6作品ほど観ることが出来た。


1本目は台湾映画『ゴッドスピード』(原題・一路順風 鍾孟宏監督 許冠文、納豆主演)。麻薬取引の運び屋をやっている冴えない若者が、ブツの引き渡しでタクシーを使って台湾の南部の田舎まで出かけることに。何をやっても中途半端なチンピラ青年(ナードウ)と、タクシー(強引に乗せられた)の風采の上がらない運転手(許冠文)との奇妙なドライブが始まる。ダメダメな二人のはずまない会話がなんともいえずに可笑しい一方で、麻薬取引現場の黒道連中の裏切り、殺戮といったハードな場面が同時に進行する。一路順風とはいかぬアクシデントの発生で二人も思わぬ危機に巻き込まれてしまうのだが。
鍾孟宏監督作品はTIFF3回目の出品。前回の『失魂』で、香港のカンフー映画のスターだった王羽(ジミー・ウォング)を起用したのと同様、今回はやはり香港のコメディ映画のスター許冠文(マイケル・ホイ)を起用。香港映画へのリスペクトだけでなく、まったく彼らの土俵外の役どころで、演技者としての実力を引き出すその演出ぶりは見事。また、ロケーション含め独特の世界観の映像表現は今回もいかんなく発揮されている。今後も注目していきたい監督である。


2本目は香港映画『メコン大作戦』(原題・湄公河行動)。TIFFでは人気の高いアクション映画の巨匠林超賢(ダンテ・ラム)監督の作品。主演の台湾人俳優彭于晏(エディ・ポン)とは3年連続のタッグだ。今回はアジア五カ国の麻薬特別捜査チームが、メコン川流域に根を張るゴールデントライアングルの麻薬王と対決する。まあ、ストーリー展開はともかく、ダンテ作品の魅力は何と言っても大仕掛けのアクションに次ぐアクション。カーチェイス、ヘリの銃撃戦、爆破シーン、水上のモーターボートチェイスと手に汗握る展開が目白押し。映画の醍醐味ここにありと今年も楽しませてもらった。



3本目は台湾のドキュメンタリー映画『四十年』 (侯季然監督)。1970年代、日本同様台湾でも学生を中心にフォークソング(民歌)がブームになるが、違うのは彼らの当時置かれていた政治環境。米国をはじめ同盟国の中共との国交回復に伴う国連脱退といった背景の中、戒厳令下の省籍矛盾を抱え、先住民族、客家とルーツを異にする国民の民族的なアイデンテティの模索、というような彼らが内包する社会的な問題を表現することが主眼だった。当時、彼らを積極的にラジオで紹介し続け“台湾フォークの母”ともいうべき(日本でいえば落合恵子的な)陶曉清のプロデュースのもと、四十年の歳月を経過した彼らが再集結したライブの模様を中心に、台湾現代史を音楽から切り取っていく。
いままで、不覚にも彼らの楽曲を知らなかったが、次回是非とも訪台の際にはCDを買い求めたいと思う。



4本目はこうの史代原作のアニメ映画『この世界の片隅に』(片淵須直監督)のワールドプレミア。クラウドファンディングで製作され、声優がのんこと能年玲奈ということでかねてから注目されていた作品でもある。もちろんこうの史代の作品自体のクォリティはいうまでもなく素晴らしいので、それが動画になってどれだけ原作の持つ世界を再現されているかが気になっていたのだが、片淵監督の手腕で原作に更に息を吹き込んだような気がした。主人公と遊郭の女性とのからみがあっさりと飛ばされていたことにはちょっと残念だったが、おおむね原作にも忠実で十分満足できる出来だった。改憲勢力が声高に国防を叫ぶきな臭さが漂う昨今、こういう作品が是非とも多くの若い世代に見てもらいたいと願うばかりだ。


 5本目は香港映画『シェッド・スキン・パパ』(原題・脱皮爸爸 監督司徒慧焯)。岸田賞を受賞した演出家佃典彦の戯曲が原案。呉鎮宇(フランシス・ン)、古天楽(ルイス・クー)のダブル主演。認知症の父親が脱皮しながら若返っていくというシュールな親子劇。スラップスティック的でいささかついていくのが大変だったが、それはそれでシニカル且つブラックなウイット満載で観る者を飽きさせない。芸達者のルイス・クーの熱演ぶりは凄い。



最後の作品となったのは1957年公開のハリウッド作品『黒い牡牛』(アーヴィング・ラッパー監督)。
当時吹き荒れた赤狩りの迫害にあった脚本家ダルトン・トランボがロバート・リッチの名で執筆し、見事オスカー原案賞を受賞したことでも有名な作品だ。孤高の映画評論家故小川徹の本でこの作品を知り機に成りながらもようやく観ることが出来た。メキシコの牧場を舞台に少年と子牛の心の交流を描いたものだが、名カメラマンジャック・カーディフの手に寄る闘牛シーンの撮影がすごい迫力。赤狩りへの反骨心を盛り込んだ、トランボの足跡をたどるためにも必見の名作ではないだろうか。50年代のシネマスコープ作品をTOHOシネマズ六本木の巨大なスクリーン7で観られる醍醐味も映画祭の魅力でもある。















2016年10月10日月曜日

週間呑みアルキスト9.1~9.30



●9月1日
静岡のテレビ局に勤務する先輩ON氏から久々にお誘い。サラリーマンでにぎわう銀座の山形蕎麦の店『山形田』で、板そばで一杯。その後、河岸を変えて有楽町交通会館内の日本酒に特化した『后バ― 有楽』で締め。

●9月2日
『明治屋2nd』から新宿二丁目『t’s bar』に寄り路。たまたま同席したKD社のST氏に最近の出版事情などを聞く。

●9月6日
編集のOK氏が打ち合わせで来社。夕方から神保町の路地裏中華の人気店『大興』で呑むことに。久しぶりの来訪だったが、美味し。OK氏の愛猫はここの店が出自、その後の成長した姿をスタッフに見せると料理の手を休めて猫談義に花が咲く。き、客はいいの?

●9月7日
KD社時代の先輩EG氏のお店、荻窪『寄港地』にて、近隣在住ライターのSM嬢、TM嬢と企画の打ち合わせ。 最近はキッチンを一手に引き受けているEG氏、忙しそうでなにより。

●9月11日
秩父宮ラグビー場で母校の試合を観戦。ちょっと涼しくなったが空いているバックスタンドでビールを飲みながらの応援はやはり格別の時間。夜は豊島園のユナイテッドシネマで「ゴーストバスターズ」のリブート作品を鑑賞。駅前の焼鳥屋の店先で焼いている焼き鳥の煙の匂いにそそられ、思わずお土産に数本買い求め、家でゆっくり呑み直し。

●9月22日
連休を利用して、グルメサイトHSの編集長KN氏と台湾へ。出発前、成田ターミナル内のすし屋『京辰』でさっそく 鮨をつまみながら一杯。夕方6時に台北到着。ホテルにチェックイン後、忠孝東路の『度小月』で台菜の夕食。マッサージで身体をほぐした後、ホテルの『JOSE BAR』で軽呑み。

●9月23日
KN氏の旅の主目的である台北で一番予約がとれない店と評判の高いフレンチ『RAW』の取材。シンガポールの世界的なシェフ、アンドレ・チャンが出展した超オシャレな高級レストランである。コーディネートを頼んだ台湾の女子大生のCH嬢、YL嬢とともに自然素材の素晴らしい食事をご相伴。
食事後、彼女たちと『ロブション』はじめ東区の高級ショップを見学、迪化街に移動し干物などの食材を見て歩く。夕食は錦州街の雲南料理『人和園雲南菜』で過橋麺などに舌鼓を打つ。新生南路の茶芸館『紫藤蘆』でまったり。


●9月24日
CH嬢、YL嬢のお迎えで北部海岸の富港漁港へ遠征し、海鮮料理の贅沢ランチ。 生け簀で泳ぐ石班魚や伊勢海老をその場で調理してくれる。可愛らしい女子大生とともども美味しい食事は言うことなし。散財も悔いなし。夜遅めに取材第2弾の人気レストラン『MUME』に。最近オシャレなお店が多くなった四維路に出来た、こちらも予約がとれないお店である。香港出身のカナダ人シェフの見た目も芸術的なフレンチは素晴らしい。『RAW』ほどスノビッシュではないが店内は白人の客でいっぱいの台北では珍しい雰囲気。食後、遼寧夜市をひやかし、お世話になった女子大生たちとはここでお別れ。ホテルのBARで軽呑み。

●9月25日
午後の便で帰国ということで、昼前に早めの昼食。いちおうグルメサイトの編集長が同行だけに定番の『鼎泰豐』で小龍包を賞味することに。粽、焼買、鶏湯、青菜などで満腹。桃園空港から成田へ。食い倒れの旅もこれで終了。

●9月26日
『明治屋2nd』にてSG社の女性編集者OG嬢の誕生会に顔を出す。 OG嬢は変える方向が同じなので一緒に終電に飛び乗ったが、相当酔っていたため失くさないように荷物を持って練馬駅のタクシー乗り場までご案内。明日からまた頑張ろうね。

● 9月27日
KD社の後輩MN氏が来社、打ち合わせ後、神保町の『東京アチコーコー』へ。MN氏は先般リオ五輪を現地視察してきたそうで、興味深い五輪話で盛り上がる。東京五輪に仕事でつながればいいのだが。













2016年9月8日木曜日

週間呑みアルキスト8.1~8.31



●8月2日
デザイナーのTK氏、編集OK氏と水道橋の立ち飲み『晩杯屋』で陽が高いうちから一杯。水道橋周辺にはこの手の立ち飲み屋が次々と出来ている感じだ。夕暮れ時になるとすぐ大盛況。

●8月3日
お台場の某局打ち合わせの後、新橋に出てライターのSM嬢、TM嬢と夕食。胡椒饅頭がウリの中華レストラン『KIKI』で、久々の台湾テイストを堪能。夜市の胡椒餅が懐かしい。

●8月8日
かつて在籍していたK社の重鎮OT氏、IW氏、編集のOK氏が来社。彼らも既に年齢的には第一線を退いているが、とあるプロジェクトの協力依頼ということで打ち合わせ。終了後、神保町の肉バル『O’s』でガっつり飲み食い。もう社用もきりづらいと同情するが、仕事の話なのでここはゴチに。

●8月12日
会社の隣の『明治屋2nd』でいつものように、軽くひっかけて帰るつもりだったが、隣り合わせたイギリス人と日本人妻のカップルと話が盛り上がってしまい、終電ぎりぎりまで付き合わされてしまった。
聞けば旦那はかつては日本駐在で近所で暮らしていたが、彼の都合で現在はロンドンに在住。久々の里帰りなんだとか。映画の話とか文化の話とか、英国では日ごろほとんど日本語で話す機会がないので、ということでそのうっぷんをすべて晴らされてしまった。

●8月14日
連休中の最後の日曜日に見たかった映画を観に渋谷へいくも、目的の映画が小さい小屋で1日1回の上映とあって30分前についてもソールドアウト。仕方がないので奥渋散策で代々木八幡の方まで歩き、『ナタ・デ・クリスチアーノ』でエッグタルトとチキンパイを買い込む。ポルトガルにはまた行ってみたいが。

●8月20日
大手広告代理店D社でかつて仕事で大変世話になったTG氏が闘病の末逝去され、その通夜に出席するため学芸大学のセレモニーホールへ。TG氏はほぼ同年代。高校、大学を通じで陸上競技の短距離スプリンターとして鳴らした。もともとじん臓が悪かったとは聞いていたが、ここ1年は発見されたがんとの闘病の日々だったと聞く。いろいろな関係者の知り合いとも会って、みんなでよく働いてきた日々に思いを寄せる。終了後、D社のSR氏、CM制作会社のIH氏と学芸大駅前の居酒屋『さかな道場』で個人に献杯し、思い出話で偲ぶ。

●8月26日
忙中閑あり。14日に空振りした映画『ブルックリン』を観に渋谷に再訪。UPLINKは40数席と小さいのだがソファーチェアーなので気持ちよく視えるのが良い。50年代アイルランドからNYに移民した少女の成長物語に心温まる。再び『ナタ・デ・クリスチアーノ』にエッグタルトを求めに。帰社後『明治屋2nd』のマスターにおすそ分け。

●8月27日
『明治屋2nd』で知り合ったジャズプレイヤー KG氏のライブで荻窪『ル―スター』へ。夜の遅いスタートだったので足の心配もあって知人たちとの2次会は無し。こちとら地元の利もあって、EG先輩がやっているお店『寄港地』に寄港。3時過ぎに店じまいするまで粘る。

●8月30日
昔、台湾で一緒に働いていたT印刷のMZ氏と、元部下のTD嬢と久々に再会し秋葉原のダイニング『響』で暑気払い。MZ氏の現在の部署はカレンダーの製作、アウトバウンドの仕事につながらないかと色々アイデアを出し合う。なかなか実現は難しいかもしれないが楽しい会食と相成った。

●8月31日
スポーツカメラマンのKG氏と仕事の打ち合わせも兼ねて四谷で会食。KG氏との会食ではおなじみのコースだが中華の名店『こうや』の系列店『徒歩徒歩亭』で飲み食いした後、昔馴染みのBar『3 Circle』で締め。夏も過ぎゆく。









2016年8月15日月曜日

豊田泰光氏の訃報

子どもの頃のヒーローがまた一人亡くなってしまった。


印象に残っていたのは国鉄に移籍した後だったけど、西鉄の伝説のプレイヤーとして、いつもその雄姿を憧れてみていた。

享年81歳。誤嚥性肺炎というのがまた悲しい。

謹んでご冥福をお祈りいたします。






2016年8月6日土曜日

週間呑みアルキスト7.1~7.31



●7月2日
リオオリンピックの観戦ガイドムック本の入稿作業の手伝いに来てもらったライターのTM嬢と神保町の中華ダイニング『SANKOUEN』で食事。入稿作業終了後は深夜までやっている店ということで荻窪の『寄港地』へお疲れ様の一杯。

● 7月5日
K社の古くからの同僚OT氏が来社。神保町の『エスぺリア』で昼食を取りながらミーティング。夕方からは入稿作業。TM嬢と神保町のイタリアン居酒屋『ピアンタ』で食事。

● 7月8日
いつもお世話になっているKGカメラマンの招待で、AJPS(日本スポーツプレス協会)の40周年記念写真展のレセプションに出席するために品川のキヤノン本社ギャラリーへ。大勢の人混みでKG氏に出会えぬまま飲み食いして帰社。SM嬢、TM嬢と某TV局の企画提出の打ち合わせで高円寺の串揚げや『田中屋』へ。

●7月10日
参院選。リベラル派は野党共闘成立にもかかわらず思ったより議席数を伸ばせず、結局自民・公明の改憲勢力が改憲発議に必要な3分の2の議席を確保。なかばあきらめの心境でユーロの決勝『ポルトガル対フランス』をテレビ観戦しながら気分を紛らわす。

●7月19日
某民放局のYG氏の提唱でSM嬢、TM嬢とともに暑気払い。渋谷・並木橋のモダンな割烹『なみの上』でご馳走になる。帰り路、SM嬢と新宿のバー『rpm』で軽く2次会。

●7月22日
K社のMN氏から相談ありということで、同社のTN氏を交え四谷荒木町『やなぎ』で会食。MN氏の新しいセクションでの今後の企画協力を要請される。四谷のバ―『3 Circle』にハシゴし終電まで2次会。

●7月25日
K社発行のリオオリンピックムック本の打ち上げで、編集スタッフ6人で新宿三丁目『かり屋』で打ち上げ。

●7月26日
某TV局企画打ち合わせでSM嬢、TM嬢と新宿も居酒屋『犀門』にて打ち合わせ兼会食。

●7月27日
千葉のユース年代のスポーツを扱うJC紙の取材で 、KGカメラマンとともに広島に出張。夜遅くに広島入りしたのでホテルの近く(袋町)の居酒屋『おやじ屋』にて夜遅い食事。

●7月28日
炎天下、呉の山奥の総合競技場にて午前中からサッカーの取材。夕方新幹線で帰京。広島駅で買った広島牛のそぼろ弁当とビールの夕食。4時間熟睡。









2016年7月9日土曜日

週間呑みアルキスト6.1~6.30



●6月5日
 いつも会社帰りに利用する『明治屋2nd』常連客の中で、若手オヤジの会合に参加。浅草の焼き肉の名店『だん』でたらふく肉をくらった後は、場末感満点のカラオケスナック(店の名は失念)で2次会、久々に歌いまくり。

●6月7日
リオ五輪のムック制作が始まるので打ち合わせ。終了後ハリルジャパンのキリンカップ決勝対ボスニアヘルツェゴビナ戦を会社で観戦しながらちょい呑み。2軍のボスニアに勝てない。

●6月10日
以前お世話になったデザイナーで現ロンドン在住のSWさんが一時帰国。ということでかつての仕事仲間とかつてよく行った新宿『陶玄房』で会食。帰宅後、この日、ユーロが開幕でフランス×ルーマニアのオープニングマッチを見ながらちびちびやっているうちに寝落ち。

●6月17日
五輪ムックの仕事で中井美穂取材。取材先の青山で『アンデルセン サンドウイッチカフェ』でK社TN氏、ライターTM嬢と打ち合わせ。

●6月18日
かつて編集長をやっていた雑誌P誌の同窓会。四谷のしんみち通りの居酒屋『れんや』に集合。10年、20年あっていない人たちとも再開。2次会はやはりかつてよく通ったイタリアンバル『LARGO』に終電近くまで昔話。

●6月22日
先月まで仕事でお世話になったBR社との呑み会に呼ばれて、四谷三丁目のワインレストラン『OrsoVerde』へ。いつかきたことがあるような既視感あるお店だったのだが、かつてあった名店『サッカヴァン』の後にできたお店と判明。どうりでと思ったが後を継いだお店もなかなか美味しかった。既に入稿が佳境に入りつつあるので会社に仕事に戻る。

●6月27日
入稿作業の応援を頼んだTM嬢と食事。神保町の『YAMITSUKIカレー』へ。なかなかタイカレーっぽい味わいがいい。朝方帰るとユーロでイタリアがスペインを撃破。

●6月30日
ユーロは準々決勝へ。朝方帰宅後『ポルトガル×ポーランド』を缶チューハイ呑みながら観戦。当然寝落ちしそうになったが、なんとかPK戦を見届けて気絶。





2016年6月5日日曜日

時代がつまらなくなっていく

ある種、少年期から青年期にかけてのヒーローだった、モハメド・アリが亡くなった。

1967年のア―ニ―・テレルとの統一戦を初めてリアルタイムで観た中学時代は夢中で『ゴング』や『プロボク』を読み漁った。ベトナムへの徴兵拒否(これも反体制のシンボリックな行為でなんともカッコ良かった)のブランクの後、ジョー・フレイジャー、ケン・ノートンに負けてもう駄目なのかと思った後の、ジョージ・フォアマンとのキンシャサの奇跡は鮮烈だった。その後の、フレイジャーとの3度にわたることになった死闘やチャック・ウェッブナ―、レオン・スピンクスとの戦い…本当にどの戦いもいまだに心に残っている。

1988年に、モデルエージェンシー「エリート」の世界大会のゲストで来日し、非公式に 私が勤めていた会社の出版パーティー(東プリだった)に顔を出してくれた時は、本物を目の当たりにして感動したなあ。

時代がどんどんつまらなくなっていく気がする。

R.I.P





2016年5月31日火曜日

週間呑みアルキスト5.1~5.31



●5月3日
6月に発行される、千葉の高校生を中心にしたタブロイドのスポーツ紙の取材が、このGWに集中。
この日は千葉スポーツセンターの県球場にて、高校野球関東大会予選の準決勝の取材。夕方、会社に戻り、GW中も営業という新宿2丁目『t's bar』に寄り道して帰る。

●5月9日
 会社の隣の『明治屋2nd 』で、常連さんKD氏の誕生会に顔を出す。


●5月13日
市ヶ谷のK社で打ち合わせ。カメラマンのKG氏と夕方早い時間に駅前の『鍛冶屋文蔵』で軽くビール。その後曙橋のデザイン会社MM社の恒例バーベキュー に参加。昨年から仕事でお世話になったBL社のAR氏らと遅くまで話し込み、終電ぎりで慌てる。

●5月14日
土曜出勤。『明治屋2nd』で常連さんOG嬢の誕生会にちょっと顔を出す。マンガ好きの若いJAZZミュージシャンKGクンから、話題のコミック『Blue Giant』8巻をまとめて借りる。音楽を紙で表現する試み。なかなか面白い。


●5月15日
朝早くから、千葉の東総運動場にてサッカーの関東大会千葉予選の決勝戦を取材。東京駅から高速バスで銚子に向かう足の悪いところだが、山あいの中に立派なスタジアムがあり、JFLでも使うらしい。帰りはカメラマンの車で送ってもらったが、しかし遠さに閉口。年4回の企画だが、今後毎号こんな感じで日帰り出張が派生しそうで、ちょっと憂鬱になる。

●5月17日
神楽坂にて HR氏、SK嬢と会食。相手は30代と20代の若いカップルで神楽坂の隠れ家的雰囲気を体験したいということで実現。津久戸町近くの和風西洋料理の『和らく』へ。会食後は石畳の坂の中腹にある、やはり古民家を改造した『ル・ブルターニュバー ア シードルレストラン』で食後酒を楽しむ。

●5月20日
かつての仕事仲間だったUY氏、BB氏と神保町にて呑み会。先に葉山から到着したUY氏と水道橋の焼鳥屋『でん』で呑みながら、BB氏を待ち、到着後『東京アチコーコー』で本格的に呑み直す。しかしみんなそれぞれリタイヤ的な生き方をしていて、同じように爺さんになってしまいながらもはっちゃ気になって働いている自分がなんともむなしく感じてしまう。

●5月21日
恒例となった感のある週末の千葉詣で。この日は千葉スポーツセンターの天台ラグビー場でラグビーの関東大会千葉予選の決勝。流経大柏がここ10年以上不敗を保っている。この日も相手の専大松戸がなんとかくらいつこうとするも、地力の差はいかんともしがたく。会社に戻って『明治屋2nd』に立ち寄る。

●5月24日
スポーツタブロイド紙の校了作業。SOSで来てもらったTM嬢と最終入稿を果たし、TM嬢と打ち上げ。神保町のシンガポール料理『マカン』にて、海南チキンとタイガービール。サンバルソースの空心菜など久しぶりの味が懐かしい。旅に出たし金も暇もなし。暇は作れても金はね…。

●5月26日
渋谷でトッド・へインズ監督の映画『キャロル』を鑑賞。50年代アメリカ雰囲気がよく表現されなかなか良い感じの気分。渋谷駅の人混みに戻るのもちょっと避けたかったので、代々木公園に向かって歩いていくと、『ナタ・デ・クリスチアーノ』の前を通りいかかったので、エッグタルトをテイクアウトして社に戻る。ここはポルトガルのベレンにある本場のエッグタルトとそん色ない。さくさくのパイ皮の触感は絶品。良い映画と美味しいお菓子で幸せな気分に。

●5月28日
秩父宮ラグビー場でアジア選手権日本女子代表、若手で構成された男子代表の取材。 同行のカメラマンKG氏と取材後新宿に出て『熱中屋 新宿西口店』でまだ明るいうちからお疲れ様の一杯。
スポーツに染まった1カ月だったが、いろいろな問題噴出の東京五輪は大丈夫なんだろうか?あと4年後も同じような仕事をしているのか?そんな話をしているうちにすっかり酔っぱらってしまい、帰りの電車で爆睡。

●5月29日
所沢のくすのきホールで定期的に開かれる古書市を除き、何冊か買い求める。収穫は70年代初頭に書かれた真崎守の高校紛争をテーマにした伝説的な漫画「共犯幻想」をゲット。所沢の『ドトール』で読みふけってしまう。


2016年5月2日月曜日

週間呑みアルキスト4.1~4.30



●4月1日
会社設立11年が経過。あと何年もつだろうか。大きな仕事を受けるともう体力的にも無理が効かず、精神的にもしんどくなってきた。とはいえ楽隠居出来る身でもなし。昼は半蔵門のVR社で打ち合わせがあったので、千鳥が淵、靖国神社と満開の桜の中を花見がてら散策。帰路新宿三丁目で途中下車『t's bar』に立ち寄り。

●4月4日
かつての同僚で、最近自分の会社を立ち上げたSM氏が打ち合わせで来社。夕方まだ陽が高いうちから水道橋の居酒屋『でん』で呑み始める。安くて美味くて早くから空いていると言うので結構人気の店だが、我々が入ってしばらくするとあっという間に満席になる。店を出て駅に向かうも、SM氏に「ここ美味いよ」と強引に『品川甚作本店』という札幌ラーメン店に引っ張り込まれ、久々にラーメンで〆ることに。

●4月5日
前日に続きSM氏とライターのNG氏と、企画のプレゼンテーションの打ち合わせ。終了後、会社の近所の『路地裏バルO’s』にて、食事兼ちょい呑み。80年代の雑誌のイメージを盛り込んだ企画話だったので、終始昔話に花が咲いた。

●4月7日
フリーの編集者SI嬢とK社TN氏のもとに企画の持ち込み。その後、旧知のWS氏が加わり市ヶ谷の『かき殻荘』で食事。大食漢のWS氏の登場で、それこそかき殻が山となり、ワインもガンガンと空いていく。翌日が少し心配。

●4月12日
新宿ゴールデン街で火災発生。昼からガンガンニュースが入ってくる。ゴールデン街は最近ではめっきり行かなくなってしまったが、以前よく通ったお店のママさんとか、映画会社辞めてお店を出していた知人のお店とか大丈夫なのかと、ちょっと心配になる。近々に見舞いにも行かねばなるまい。

●4月14日
熊本・大分で大規模震災。川内原発はひとまずは大丈夫そうだったが不安はつきない。嫌な時代愚かな政権のもとで生きていることの不幸を思う。熊本在住の高校時代の友人SG君の安否が心配だったが、フェイスブックで「何とか生きている」との連絡あり、ほっとする。

●4月15日
Fテレビにて企画打ち合わせ。編集のTM嬢と台場から帰路に就く途中で新宿で食事をすることに。新宿5丁目の中華料理『東順永』で焼き小龍包をしこたま詰め込む。『t’s bar』にハシゴ。TM嬢はGWに台湾に行くとか。台湾話をするうちに無性に行きたくなる。

 ●4月21日
先月、プロ野球のムックを制作したスタッフの、KGカメラマン、ライターのFJ氏、編集OK氏と打ち上げを兼ねて『路地裏バルO's』にて会食。予算的に厳しい仕事だったので、安い原稿料のせめてもの伊朗にと思っていたが、体育会スタッフだけによく呑み、よく食う。この日も懐具合を気にしつつままよともう一杯!

●4月26日
 取材ライターの紹介をお願いしていたところ、FJ氏が、J通信等で仕事をしているKB嬢を連れて来社。神保町の『東京アチコーコー』で親睦かたがた会食。 聴けばK大卒でドイツ留学の経験があるという才媛でびっくり。本人はいたって軽いノリで高校野球の大ファンだとか。さっそく現在来ているアマチュアスポ―ツの仕事を手伝ってもらうことに。

●4月28日
GW前の週末。終電ぎりぎりまで『明治屋2nd』 で呑んでいたが、同方向に帰るS社の編集OG嬢と帰路を急ぐが、練馬から先が既に終了。OG嬢を誘って遅くまで開いていた練馬の沖縄居酒屋『海人』へ。軽く一杯ひっかけるつもりが話が弾んでついつい朝方近くまで。



2016年4月30日土曜日

地震に思う

4月14日以来、断続的に地震に見舞われている熊本だが、連休に入ってようやく交通やガスなどインフラも復旧し、ようやく落ち着きを見せているようだが、活発な地震活動はまだまだ続くらしく、被災された方はまだまだ気が休まる間もないことだろう。

高校時代の友人だった熊本在住のSG君も、自宅マンションは危険な状態で帰れず、難病を患い介護施設に入っていた奥さんと現在は一時的に同居させてもらっているとのこと。しかしながら、今後の生活に関しては色々と不安なことも多いことだろう。いまはかける言葉もないが、落ち着いたら連絡してみたいと思っているし、何か力になれることがあれば、協力したいとは思うのだが。

先日、 朝日新聞に住所を打ち込めば、その地域の地震の揺れ具合を表示できるアプリが掲載されFBにも上がっていたので、さっそく自宅と、会社の住所で調べてみた。
自宅のある練馬は、関東ローム層の大地の上にあることは分かっていたので、案の定、揺れ具合は大したことはなかったが、会社のある神保町はかなりやばい。近所にも三崎町という町名があることからも、この辺一帯がかつては海に近い場所にあったことが判る。このことからも地盤が弱いのは確かで、3.11のときも生きた心地がしなかった。

将来的には関東、東海に大地震が発生するリスクは高いと言われてきたが、今回の熊本の件も明日は我が身と思って心の準備をしていた方が良いのかもしれないが、できることなんかたかが知れている。右傾化する政治、どうしようもない原発政策、将来が見えない老後。増税、福祉予算の削減、年金の減額、歳とともにしんどくなる仕事・・・。あと何年生きられるか分からないが、このままずるずると生きていても良いことなんかそうないはずだ。

会社たたんでどこかエスケープしたい。本当にそんな気分になる。


2016年4月2日土曜日

週間呑みアルキスト3.1~3.31


●3月1日
B社SI誌の特集取材で谷中の自転車ショップの取材。終了後、取材同行のデザイン会社MM社のKR嬢と帰社がてら散策。いまや谷中のランドマークとも言えるようになった『カヤバ珈琲』で一服。休日は列が出来る有名店だが、平日の昼下がりだったので余裕で座れ、つかのまの下午茶。

●3月4日
SI誌の自転車特集取材で、この日は江の島でスクールを催行しているショップ『LINKAGE CYCLE』へ。ここは元アテネ五輪の代表選手だった田代恭崇氏が主宰している。田代氏は高校が同じで、取材も和気あいあいとスムーズに終了。スポーツバイクの初心者向け講座の内容を聞いているといかにも楽しげで、自分も挑戦したくなったが、まあなかなか実現はしないだろうなあ。天気も良かったので帰途、ライターKM氏、カメラマンのSM氏とともに小田急線江の島駅前のスナック『道楽やねこん家』で名物のシラスを具材にしたPIZZAをほおばりつつ一杯。

●3月5日
茨城県のさしま茶のフィールドワークで日帰り出張。協会の会長さんの案内で坂東市、境町を車で回る。 昼食で坂東市内の割烹『あらきや』で蕎麦の定食。意外と美味い。一通り取材後、会長さんの経営する茶園にて、さしま茶をごちそうになる。ごくオーディナリーなお茶だが、なかなか知られていないのが残念。今回の仕事が少しでも役に立てばいいのだがと願う。

●3月7日
K社の千葉ロッテマリーンズムック本の取材で、ホテルニューオータニ幕張にて往年の名選手有藤通世氏の取材。ホテル最上階の『ベイコートカフェ』はQVCマリン球場も眼下に見えてロケーションはばっちり。興味深いロッテの球団史を伺う。すっかり話に引き込まれてしまい、終了後球場取材をしていたK社のスタッフとの打ち合わせの約束を失念してしまった。

●3月8日
先日急逝されたデザイナーのKRさんを偲び、旦那さんのライターKR氏を励ます会。ということで仕事仲間だったカメラマンのAT氏、ライターNG氏、デザイナーNBさんと神保町の居酒屋『大金星』に集合。故人が大好きだったビッグサイズの唐揚げを心していただく。

●3月12日
この日も一昨年の年末に亡くなったK社時代の先輩MT氏の偲ぶ会。日本橋の『1 MILE』というレストランを貸し切ってとり行われた。MT氏は音楽関係の編集だっただけにゲストに氏のお友だちだったバンド「マイペース」がライブを敢行。大ヒット曲「東京」の生演奏を聴きながらMTさんの在りし日を懐かしむ。

●3月16日
千葉ロッテムックの取材で、新日鉄君津のホーム球場までロッテOBのサブマリン投手・渡辺俊介氏の取材。朝早くから東京駅から急行バスで ちょっとした小旅行。取材終了後タクシーで君津駅のバス発着所まで戻り遅い昼食。君津駅の開発されていない側のロータリーだったので、店の選択ができず、ノボリが出ていた駅前の喫茶店兼レストランへ恐る恐る入店。名前は『ロマンの森共和国 大使館』と大層な名前だがいたって普通の飯が食える喫茶店。昭和の懐かしい味とメニューに出ていたナポリタンを注文するが、とりたてて懐かしくもなかったもののまあ不味くもない。店からロータリーが眺められるので帰りのバスが来たタイミングで店を出て、再びバスで帰りのロングドライブ。

●3月25日
ムック本の出張校正で深夜まで市ヶ谷のK社で作業。ライターのTM嬢とタクシーで新宿に移動し、朝まで営業している『池林房』で始発までお疲れ様の一杯。マルびの編集者だった80年代はよく同じコースで朝まで飲んでから帰ったものである。マルびの命名者である渡辺和博さんもなくなって久しいが、店は当時と変わらずに相変わらずマルびの編集っぽい人たちが溜まっている。

●3月26日
ムック本の校了でこの日も市ヶ谷の編集部で作業。昨夜と引き続きライターのTM嬢と日テレ通りにある『ラ・タベルナ』で食事。30年前くらいに日テレ担当だった頃よく行った店だが、今も健在で、土曜日だというのに結構混んでいる。薄切りステーキとともに店の人気メニューである大盛りのパスタを注文、一口で舌は昔の記憶を呼び覚ます。30年変わらぬ味というのも凄い。

●3月31日
ムック本も終了しやっと一息つける状態に。久しぶりで新宿三丁目 の『t’s bar』へ。カウンターで著名なAV監督TG氏と、奥様の女優KMさんと隣り合わせ、聞こえてくる話がけっこう面白く。思わずもらい笑いしたりする。その後、K社グループの旧EB社のST氏が来店、古巣の人事異動などの話を聞く。気がつけば今期も終了、早いものである。





2016年3月27日日曜日

ボッティチェリ展鑑賞


上野の東京都美術館で開催中の「ボッティチェリ展」を鑑賞。日伊国交樹立150周年記念、日本初の大回顧展と銘打っての開催ということで、楽しみにしていた。
'90年のイタリアW杯の時に、フィレンツェのウフィツィ美術館で「プリマヴェーラ」と「ビーナスの生誕」を見たときの感動は昨日のように覚えている。今回の展覧会ではさすがにその2点は来ないものの、同美術館のものでは「バラ園の聖母」「ラーマ家の東方三博士の礼拝」、「アぺレスの誹謗」。フィレンツェのパラティーナ美術館の「女性の肖像(美しきシモネッタ)」、ミラノのポルディ・ぺツォーリ美術館の「聖母子(書物の聖母)」、などが見どころか。
とはいうものの全78点の作品の中でボッティチェリ本人の作品自体は20点弱。あとは、彼の工房で(彼の手が入ったかもしれない)描かれたものと、彼の師であるフィリッポ・リッピや後年ライバルとなったその子フィリッピーノ・リッピの作品で構成されている。
謳い文句の割にはという気もしないでもないが、ボッティチェリはもともと寡作で、しかも石板とかに描かれた作品が多かったのでこれもいたしかたないのかもしれない。
会期終了も近づいた日曜日の午後だったので混雑はしていたが、やはり本物をまじかに見られるのは素晴らしい。
特に「アぺレスの誹謗」は彼が帰依していたサヴォナローラの弾圧の寓意がみられ、作品の出来も素晴らしいのだが、なかなか興味深く心に残った。

2016年3月1日火曜日

週間呑みアルキスト2.1~2.29

 

●2月1日
仕事の打ち合わせで市ヶ谷K社へ。編集のSG氏と終了後軽く食事でもということでJR駅上の『To The Herves』でパスタで1杯。ゆっくりしている間もなく早々に帰社。2月はどうしたことか仕事の依頼が殺到。通常なら嬉しい悲鳴と言いたいところだが、報酬単価が超デフレ状態とあって、切実な悲鳴。気が重い。

●2月2日
茨城県の特産茶のレポートを作成する仕事のため、編集OK氏とこの仕事を紹介してくれたSM氏と連れだって、古河市を現地視察。『吉田園』という大きな農家兼販売所に伺うと親切に応対していただき土地のお茶「さしま茶」をごちそうになる。大体本州では北限に近い生産地と言われているようだが、まろやかな味わいでなかなか素敵なお茶である。幕末に鎖国が解け日米通商修好条約が締結されてすぐ、日本茶としては対米貿易第1号になったのがこの「さしま茶」だとか。そんな歴史wお思いめぐらしながら飲むもまた楽し。

●2月4日
先月、奢ってあげた返礼ということで、K社SZ嬢と編集のAR嬢の3人で、小川町のシンガポールレストラン『松記鶏飯』へ。ちょっとした屋台感覚のお店だが、ここの海南鶏飯を食べて本場よりうまくてびっくりした。店のスタッフと話すとちょうど同じころにシンガポールにいたことがあるらしい。日本人のアレンジがきいていて、しかも現地の風味を崩さない料理の数々にちょっぴり感激。

●2月5日
ライターTM嬢と打ち合わせ後、水道橋の『台南坦仔麺』へ。台湾小吃をたらふく詰め込む。
お店は団体客で超満員。台湾飯の人気も定着したようで、自分が台湾にいたころと隔世の感がある。奇しくも翌日に台南で地震。ビルが倒壊し多くの犠牲者が出たようだ。

●2月16日
ライターHZ嬢とデザイナーNM嬢が来社。地元の洋食屋『鳴海』に接待。サラリーマンばかりで込み合う店だがその昭和っぽさで意外と受ける。歩いてすぐの『神田カフェ』で美味しいコーヒーを淹れてもらう。ある種神保町ライフの定番ではある。

●2月17日
カメラマンKG氏とライターFJ氏と打ち合わせ後食事へ。先日も行ったばかりだが地震支援ということで『台南坦仔麺』へ。紹興酒をがぶ飲みした後、ロック好きのFJ氏のために新宿三丁目のレコードBar『rpm』へハシゴ。

●2月24日
広告代理店Y社の接待で神保町『揚子江菜館』で高級中華をごちそうになる。確かにそこそこうまいのだが、子供の頃に親に連れられて食べたころの感動は全然ない。最近の中華を食べ慣れて舌がおごったのだろうか。昔ながらの味ということなのだろうか。

●2月26日
仕事終わりに新宿三丁目に途中下車して久しぶりに『t’s bar』に立ち寄る。この店に今の時期だけ空輸で届く厚岸産の生牡蠣にボウモアをたっぷり浸してぺろり。至福。

●2月27日
土曜出勤。仕事後、隣のスタンディングバー『明治屋2nd』へ。この日は、近所のデザイン事務所のYK嬢の誕生会ということで、乾杯が繰り返される。気がつけば終電ぎりぎりの時間。あわてて走って駅に駆け込む。
 



2016年2月7日日曜日

週間呑みアルキスト1.1~1.31



●1月1日
年初めは恒例の天皇杯決勝戦観戦。国立改築中につき今年も味の素スタジアムへ。浦和×G大阪の好カードとあって正月から満杯。試合もスリリングな展開でなかなか面白く新年早々熱くなる。
終了後、込み合う京王線を逆に行き武蔵野線で帰宅。さっそく年末に仕入れたおせちのつまみで家飲み。

●1月2日
朝からおとそで箱根駅伝テレビ観戦。わが母校、1区から首位を堅持し3区過ぎて独走態勢。つよすぎてちょっとつまらないほど。ね昨年末は箱根駅伝ガイドブックを制作していたので、個人的には接戦で母校が勝利という筋書きが良かったのだが。午後に入って4区の途中からラグビー大学選手権の準決勝2試合を観戦しに秩父宮に出かける。帝京の強さが目立つも、東海もサイズも強さがあるチームで明治を下した。決勝ではなんとか帝京にすんなり7連覇をさせないような魂の戦いを期待。帰りは寄り道して会社の地元の三崎神社に初もうで。昨年は悲しい別れも多かったので今年はよき年になるよう祈願。

●1月3日
朝から、駅伝をつまみにだらだらと家呑み。青学圧勝で総合優勝。取材に入っているKGカメラマンから電話があり現場の様子を聞く。J社からお歳暮でいただいたワイン赤白2本ともあっというまに空にすると、いい気分でソファで寝落ち。

●1月5日
昨年の箱根駅伝ガイドブック製作のスタッフと市ヶ谷の『勤寿司』で打ち上げ兼新年会。帰る方向が同じカメラマンのKG氏と新宿で途中下車し南口近くの『犀門』で2次会。

●1月11日
千葉ロッテマリーンズのファンブック製作の仕事で、新人合同自主トレーニングの取材に海浜幕張のQVCマリンスタジアムへ。今年は高校卒の大型新人トリオが入り球団も気合が入っているようだ。個人的には母校出身で社会人野球JR東日本から入団した東條投手の一挙手一投足に注目。


●1月14日
ロッテ本のスタッフのキックオフミーティングをK社で。会議終了後KGカメラマン、ライターのFJ氏、SG、TM嬢らと市ヶ谷の焼鳥屋『鳥元』にて一杯。

●1月15日
昨年台湾出張の際に、台湾のコンタクト先に中国語で手配をお願いしたお礼を兼ねて、K社の海外事業部のSZ嬢とAR嬢と会食。SZ嬢が昨年クロアチアを旅行したと、Facebookに書き込んでいたのを覚えていたので、京橋のクロアチア料理レストラン『ドブロ』へ。クロアチア料理は海を挟んで近接しているイタリアの料理と似ていて、シーフードも肉料理もパスタも美味い。ワインも素晴らしく一同すっかり気に入る。本場も是非一回行ってみたいもの。

● 1月22日
誕生日のお祝いをしてくれるというので『明治屋2nd』へ。もはや誕生日は人生の残りを意識させるだけなのであまりめでたい気分になれるのだが、常連さんたちからも祝福のおごり酒で、いいプレゼントを貰ったと思うことにしよう。

●1月26日
デザイン会社MM社のOG社長から連絡が入り、30年ほど前に仕事を共にしていたデザインスタッフとの同窓会をやるというので、かつて仕事帰りによく利用した新宿三丁目の『陶玄房』へ。その後もちょくちょくあっていた人もいるがSKさん、YKさんなどほぼ30年ぶりに再開する人もいて 、昔話に花が咲いた。帰宅後、U23日本代表のリオ五輪最終予選の準決勝イラク戦を観戦。終了間際のロスタイム、原川の値千金の決勝ゴール!2-1でリオ五輪の出場を決める。ドーハの悲劇の頃に生まれた世代がドーハでかたき討ちしてくれじっさいあの現場にいた身としては非常に感慨深い。

●1月27日
前日に続きMM社のOG社長からごちそうになる。BL社の仕事を一緒にやっているチームで荒木町のスペインバル『カリーニョ』でタパスと赤ワインをしこたまいただく。

●1月28日
友人のHT氏と新年会。新宿5丁目の『台湾餃子館』へ。あまり台湾ナイズはされていないもののコスパは素晴らしい。水餃子だけは台湾ぽくて(山東風)なかなか美味かった。新宿三丁目のレコードでロックを聴かせる『rpm』へハシゴ。

●1月30日
やはり30年近く前からの仕事で付き合いのあった同世代の広告マンたちと新年会と言うか同窓会で集合。会場はそれこそ本場を思わせる新橋の台湾料理の名店『香味』。店主が気を使ってくれ入荷したばかりの台湾の高菜料理や珍しいもの、おすすめ料理で腹いっぱいに。2次会は新橋駅前ビル地下の名もなき居酒屋へ。当時は気鋭の広告マンたちもすっかり新橋がよく似合うおっさんになっておりました。




2016年1月7日木曜日

週間呑みアルキスト12.1~12.31



●12月2日
KS社の会員誌の仕事で帯広に出張。翌日には台北へ行くという寒暖差もスケジュール的にもハードな2日間。午後一で帯広空港へ降りると一面の銀世界。KS社の担当TH嬢、代理店GA社IK氏、カメラマンNY氏とレンタカーで市内へ移動、地元のメイクKM嬢を帯広駅でピックアップし、車で約1時間のKS社の顧客で剣武の女性師範を取材。取材後宿泊先のホテルへ戻り、一同で遅い夕食へ。
帯広の有名料理は豚丼ということらしいが、お疲れ様の一杯を飲むために『じんぎすかん北海道』という地元でも評判が良いジンギスカン料理屋へ。北海道ならではの新鮮な生マトン、生ラムとも絶品。地方出張の醍醐味を満喫。

●12月3日
朝一番の飛行機で東京に戻り、北海道の耐寒装備を会社にほっぽリ投げて夕方の成田便で台北へ。離陸待ちで大幅にディレイして、台北到着が深夜に。宿泊先の国聯大飯店にチェックインしたのち、ホテル周辺の延吉街の深夜まで開いていた名もなき食堂で水餃子をかっこむ。

●12月4日
今回の台湾旅行のミッションの一つにCXの提携ゲーム会社のコンベンションに花を贈ったのだが、日本からアレンジを頼んだ 花屋に代金を支払うという仕事がある。午前中に民権西路にある花屋を訪ねて、最初のミッションを果たしたあと忠孝東路の『度小月』で食事、久々の台湾啤酒が美味い。夜は第2のミッションである台北在住のかつての後輩KB氏とのミッションで新生南路の『無老鍋』という蒙古風火鍋店へ。KB氏の仕事のパートナーの女性社長TNさんを紹介され、台湾ビジネスの体験的苦労話ですっかり意気投合。もう一軒ということで日本のテレビでも紹介された隠れ家的居酒屋『阿才的店』へハシゴ。あいにく閉店時間ということだったが、食事はいらない飲むだけというと阿才おじさんが招き入れてくれて、もう出来上がって最後まで居残っていたカップルと我々2組で啤酒をふるまってくれる。お勘定を聴くと「飯もないからおごりでいいよ!」という。なんていい人なんだ阿才。居残っていたカップルの妙齢の女性とちょっとした言葉を交わしているうちに「あなたと以前会ったことがある」と言い出す。おそらくは林森北路かなあ?KB氏、TN氏、紹介したい人がいるので翌日の夕食もご一緒にということになり解散。

●12月5日
朝はホテルのバイキング、昼から市庁舎の台北探索館で開催されていた鄧麗君(テレサ・テン)の記念展を見学。懐かしい映像や写真で亡き歌姫を偲ぶ。昼食は小龍包の名店『明月湯包』と思っていたがタッチの差で昼の営業が終了。通化街の名もなき食堂で肉魯飯と意麺をパクつく。夕方からミッションその3、東区のATTビルにて台湾のゲーム会社RA社のコンベンションにCXの代理として参加。花もちゃんと届いていたのを確認。しかしながら明らかに熱気むんむんのオタク青少年の集団の中では浮きまくり、居心地も悪かったので、証拠写真を撮って頭だけ見学して退散。KB氏、TN氏と待ち合わせた亜都麗緻大飯店の杭州料理『天香楼』へ。お二人からこちらで長くビジネスをされているコンサル会社のSK氏を紹介される。こちらが駐在していた時代も現地に居たということで当時の話でいろいろと盛り上がる。お二人とは次の店へということで永康街に移動し、『Maui』というワインバーで紅酒をきこしめす。あっという間の滞在で翌日は朝一番で東京へとんぼ返りである。

●12月7日
先月末に苦労させられた箱根駅伝ムックの完成打ち上げでK社TK編集長と、カメラマンKG氏、ライターTD氏と四谷『こうや』へ。陸上界に詳しいTD氏の裏話が凄く面白く、楽しい一夜となる。KG氏いきつけの『3Circle』へハシゴ。

●12月8日
KS社の会員誌の地方取材第2弾で岐阜の男性を日帰りで取材。 夕方、京都から新幹線で駅弁ビールの夕食。これもまた楽し。

●12月10日
EB社ON社長と、編集者OK氏が来社。クラブW杯の初戦の中継を中途で断念して水道橋の中華料理『鐘楼』で忘年会を兼ねた会食。

●12月17日
 CXの企画会議でお台場へ。先日の台湾イベントの報告と、KB氏らから仕入れた情報で新しい企画の可能性を話し合う。 帰り道が一緒のライターTM嬢と渋谷で途中下車。中華粥屋の『香港ロジ』で食事のあと、クラシックロックのBAR『グランドファーザーズ』にハシゴ。

●12月19日
会社のご近所『明治屋2nd』のクリスマスライブ&パーティーに参加。店の常連であるサックスプレイヤーのKG君のバンドで盛り上がる。終電途中中座で事務所に戻り年賀状の制作。だんだん年も押し迫って来る。

●12月20日
クラブW杯の決勝は『バルサ対リーベル』。チケットがあまりにも高額なので今年は家飲みで観戦。メッシ、ネイマール、スアレスのそろい踏みでバルサが圧倒。彼らの芸術的な妙技にため息がでる。多少高額だろうとこれは生で見る価値はあったと反省。

●12月22日
今年の4月に亡くなってしまったかつての同僚TC氏を偲ぶ会が、神楽坂の『RUKO』というイベントスペースで約100名を集めて行われる。 時間も立っているので湿っぽくならないように故人を偲ぼうとまるで同窓会の様なノリの回になった。故人との付き合いも30年近かったので懐かしい人たちとの再会も多かった。2次会で軽子坂の居酒屋『てけてけ』へ移動。参加者が多く入りきれないのでな神楽坂仲通りのビストロ『BOON』へ再度移動、貸し切り状態に。

●12月25日
かつての職場の先輩で世話になったSM氏が急逝されたとの連絡が入る。 夕方からデザイン会社MM社で会議があったが、その間もなにかやるせない気分で身が入らず・。終了後編集者のOK氏を誘って四谷四丁目の中華料理『榕荘園』でSM氏に献杯。

●12月26日
『明治屋2nd』の貸し切り忘年会に参加。あまりにも人が多かったのでしばらくして事務所に戻る。

●12月27日
新宿のJAZZの老舗『ピットイン』の50周年記念のJAZZフェスを新宿文化ホールに聴きに行く。午後から夜までの長丁場だったが、吉田美奈子、日野皓正、大西純子、辛島文雄、渡辺貞夫と豪華メンバーであっという間に時間が過ぎていく。トリはヒノテル、ナベサダのセッションも実現JAZZ界のジャイアントたちの競演に大満足。

●12月29日
この日が仕事納め、。早めに帰宅してIBF世界ライトフライ級に挑戦する八重樫東、WBOスーパーフライ級王者井上尚哉の防衛戦を、家飲みしながらの観戦。井上の2RKOという怪物ぶりに興奮。

●12月30日
練馬の居酒屋『月 GATSU』で行われた高校時代の仲間たちの忘年会に参加。昨年から誘われて出席しだしたが、今年初めて会う同級生たちも何人かいて昔話に花が咲いた。 2次会もほぼ全員で移動『伍大』という焼き肉居酒屋を占拠して大騒ぎ。年かっこうはすでに全員見事にジジイだが、気持ちは当時にすっかり戻ってしまう。

●12月31日
午前中に墓参りをすませ、正月の酒と食糧を買い込んで、夜はお楽しみ恒例になったボクシングのタイトルマッチ三昧。IBFミニマム級王者高山勝成、WBAフライ級王者井岡一翔の防衛戦。曲と時間が変わってWBAライトフライ王者の田口良一、WBAスーパーフェザー王者内山高志の防衛戦。大晦日はボクシングファンにとってはたまらない一日となった。TKOで判定負けの高山以外は全員が見事なKO防衛。内山の3RKOも戦慄が走るような凄いボディブローで悶絶する相手がかわいそうなくらいの一発だった。すっかり一年のう例も吹っ飛ぶ大晦日であった。