2011年10月8日土曜日
東京の中華街
本日は会社のそばの愛全公園から明治大学まで、ドラゴンダンス、ライオンダンスのパレードが行われた。明治大学130周年企画の一環のイベントだが、地元神保町とのコラボで中華学校の生徒さん達が中心になってドラと太鼓を打ちならしつつ靖国通りをきらびやかに練り歩き、道行く人たちも時ならぬお祭り騒ぎに足を止めていた。
なぜにライオンダンスかというと、神保町は明治時代以降、中国人留学生の多くが寄宿し大学に学んだということで、漢陽楼、新世界菜館、揚子江飯店など中華料理の老舗も多く、元々は東京のチャイナタウンという趣であったということから、明治大学、地元商店街の企画として執り行われたそうである。
スタート地点の愛全公園も、いまやサラリーマンのたむろする喫煙所と化して終日煙っている場所で、たばこを吸わない身としてはほとんど息を止めて小走りに通り過ぎる場所なのだが、かつてこの場所に予備校があって若き日の周恩来がそこに通っていた由緒ある歴史を持っているそうである。
池袋では中華街構想に対しての賛否で大もめにもめているとの報道があったが、確かに不法滞在者や偽装留学者がたむろすることからコミュニティ化してしまった繁華街を中華街と呼ぶのは無理があろうかと思うが、神保町を東京中華街と規定して町おこしを図るのもそう悪いことではないかもしれない。今回は表通りのパレードだけだったが、ほこ天が可能なさくら通りやすずらん通りを使って旧正月や、端午節、中秋節とかやれば毎年のイベントとして発展するのではないかと思うのだが。
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