2011年6月8日水曜日
今年初めての代表生観戦
3月の地震の影響もあって、関東圏では今年初めての代表の試合。
長友はじめ欧州組の現地での活躍、アジアカップの優勝の影響もあって横浜日産スタジアムは65000の大入りだった。
ここのところFIFAランキングも日本より下に評価され、しかも若手中心とはいえ相手のチェコは欧州のトップクラス、成長著しいザックジャパンがどれだけやれるのか期待は大きかった。
今回のキリンカップはザックの信条である3バックを試す大会であったようだが、結果は前のペルー戦も昨夜の試合もスコアレスドロー。見ている側にはいまひとつ気分的にスカッとはならなかったが、チーム状態はそれほど悪くなかったと思うし、特にスタートからフルメンバーで揃えたチェコ戦でのパフォーマンスは、チェコ相手でも遜色ないし現段階で世界一ともいえるGKのチェフに決定機を何度か阻止されたことを割り引けば、スピードもキープ力も展開能力もアジアでは一歩抜きんでた完成度ではないだろうか。ワールドカップ予選まで残すところ8月の韓国戦のみだが、ここに香川、闘莉王あたりが復帰すればなお戦力も厚くなるはずだ。
久々のスタジアムはやはり気分は良かったが、しかし観客も妙に若返ったというかアイドルのコンサート並みに若い女性が多いのには隔世の感がある。内田や長友がボールを持つたびに上がる黄色い歓声にはいささか鼻白むが、これも代表を支える一つの現象と思うべきなのだろうか。
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