2011年4月27日水曜日

人が並んでいる!


自粛するのを自粛します。
知人からこんなメールが来たが、震災から1カ月経過し、メディアの報道はじめやっと経済活動もいつもどおりにやることも大事なんだということが世間的にも認識され始めたようだ。
台湾地震の時も壊滅的になった中南部の茶葉農家のひとから「日本人が普通に今まで通り来てくれてお茶を買ってくれるのが一番うれしい」と言われたことがある。
“頑張れ“コールを発するだけではなく、被害に遭わなかったわれわれの意識も“復興に向けた平常化”が大事なのだ。
今朝、通勤路の東京ドームに久々に人が並んでいた。死亡事故での遊園地の救援に続き震災の節電でまったく人の気配がなかったので、他人事ながら心配していた。確かに巨人はじめセリーグののナイター強行開催には反発したものの、ここまで使い道がないとと同情もしていた。
人気絶頂のコミック「OnePiece」のイベントらしく子供から大人のアニメファンまで大勢の人が笑顔で開場を待っている。
計画停電のさなか、ドームの使用電力は6000世帯分に匹敵するとまなじりを決していた論調もあったが、東電の計画停電の欺瞞も露呈される中、もちろん節電は大事だがそれ以上に“自粛を自粛”するのも大事なことなのだと思う。

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