昨夜は仕事納めのあとお誘いがあって、恵比寿の「アート・カフェ・フレンズ」に和泉宏隆と鳥山雄司のジョイントライブを観に行ってきた。
会場は90人ほどのキャパのギャラリー・レストランなのだが天井が高く音がいいので、最近ではJAZZやシャンソン系のライブスポットとして人気のなかなか良い雰囲気のお店。年の瀬も押し迫った土曜の夜にもかかわらずほぼ満員の盛況で開演まじかに到着したわれわれだったが、なんとか補助の椅子で席を作ってもらう。
和泉宏隆(p)と鳥山雄司(g)は、高校・大学時代(慶応)の仲間元カシオペアの神保彰(dr)とともに「ピラミッド」というユニットを組んでいたのだが、神保は同じ時間に「スウィートベイジル」でやはりライブをやっているとかでこの日は和泉と鳥山にサポートベースが加わったメンバー構成。
フュージョンプレイヤーの第一人者であるお二人ゆえに曲も多彩で、もちろん和泉のオリジナルやピラミッド時代の曲もやるのだが、ミルトン・ナッシュメント、パット・メセニー、チック・コリヤあたりのカヴァーにはじまりエンニオ・モリコーネ、ミッシェル・ルグランといった大御所系から、はたまたドビュッシー、アース・ウインド&ファイアやスティービー・ワンダーまで、幅広い演奏を披露してくれた。
気がつけば休憩を挟んで2時間半を超えるロングライブだったがあっというまの楽しいひと時だった。
ライブを誘ってくれた広告会社のS氏が慶応の1級先輩にあたるので、終了後お二人に紹介していただいたが白髪の和泉氏が自分より二つ三つ若いので妙に自分が年食ったみたいな感覚になった。まあ、逆に歳の近い彼らがエネルギッシュな演奏を続けているわけだから、まだまだ大丈夫と無理やり自分を納得させたのだが。
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