2008年12月15日月曜日

週間呑みアルキスト12.1~12.14


●12月2日
夕方打ち合わせのあと広告代理店D社のS氏、プランニング会社N氏と中野のJAZZバー『ZAZIE』で飲み会。早稲田通りに程近い路地にあるこの店はS氏の行きつけなのだが、お客さんたちも地元の常連さんが多くわきあいあいと飲んでいる。マスターが台湾の淡江大学に留学していたということで台湾にいた者同士盛り上り、よくよく話を聞いてみるとその後シンガポールで働いていたということで、まったく自分と同じルートをたどっていたのでさらにびっくり。しかもどうやら同じ頃に在住していたらしいということで日本人のよくたまっているお店の話題を振ってみるとなんと共通の知人が多く、お互い縁は異なものと驚いていた。そのやり取りを聞いていたお客さんの一人が、自分も会社でアジア担当だよと話に加わってきたので勤務先を聞くとN新聞社だという。“自分の兄が同じ会社だよ”と、またまたちょっとした偶然に笑って名刺交換すると、なんとなんと兄の直属の部下だということが判明!以後、深夜まで大騒ぎとあいなった。S氏と一緒じゃなければ絶対来ないであろう店でこんなにも偶然が重なる奇妙な夜であった。

●12月4日
編集制作会社FY社のY社長が打つあわせで来社、夕食を共にする。街はそろそろ忘年会も始まりつつあるのだろうか結構込んでいたので、会社のそばの和風ダイニングの大型店『鶏・旬菜・お酒 てけてけ神保町店』に入りなんとかカウンター席を確保。博多風の水炊きが店の自慢料理ということらしかったので注文してみたが、どうもしょっぱすぎて期待はずれ。店のデザイン等はけっこうこっているのに他の料理もおしなべてイマイチ。早々に切り上げる。

●12月6日
土曜出勤だったがある単行本企画のブレーンストーミングがあり大手町のS新聞社へ。S新聞発行のテレビ雑誌の編集長I氏はかつてライバル関係にあった雑誌の編集長だったこともありよく知っていたが、10年ぶりくらいの再会である。会議終了後I氏と部下のH嬢、TエージェンシーのY氏と大手町の地下鉄に連結したフードコートにある『ビストロ リヨン』で親睦をかねて軽く一杯。ここのシェフはフレンチの名店『三国』出身でなかなか料理もおいしいということで平日のランチタイムは行列ができるそうである。土曜のしかも午後遅い時間だったのでゆったりできたのだが、軽く一杯のつもりが結局ビールからワインへ変わって2本ほどボトルが空いてしまう。しかもせっかく料理に定評のある店だったにもかかわらず軽いつまみのみでひたすら飲んでいたのですっかり酔いが回ってしまい仕事にならず。『いもや 専大前店』で夕食。

●12月8日
編集プロダクションB社のY社長が来社。ここのところの出版不況に加えて景気の後退で先行き不透明なのは紙を主体にした会社ではどこも同じで愚痴のこぼしあいになる。以前Y社長のところの仕事をちょっと手伝ったのでお礼に夕食をおごってくれるということで、景気が悪い話の後で恐縮したが会社の近所のレストラン『SOUP DERI』でゴチになる。

●12月9日
T出版O社長が来社、食事に誘われ雨の中水道橋にほど近い路地にある知る人ぞ知る中華料理屋『大興』へ。安くてうまくて飲めるということで遠くからもわざわざ客が探してやってくるひそかに人気のある店である。
雨にもかかわらず店は込んでいたがなんとか空いていた2人席に座った。ところが隣が数人の大学生で酒が入って大騒ぎしているは煙草のけむりはもうもうと立ち込めているはで閉口する。安くてうまいを味わうにはそれなりの代償もあるが、安くてうまいに勝るものはないので多少のことは仕方がないか。

●12月11日
お世話になっているデザイン会社M社のOG社長と忘年会ということで、M社の女性デザイナー3名とT出版O社長が加わり四谷荒木町のスペイン料理『ラ・タペリア』へ。それにしてもアラフォー(失礼!)のデザイナー嬢たちは実によく食べ飲み、すっかり彼女たちのペースにはまってしまい次々とワインのボトルが空いていく。なかなか楽しく盛り上がった会だったがOG社長にはすっかり散在させてしまった。ごちそうさまでした。

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