2008年10月23日木曜日
台湾への旅
先週末から久々に台湾へ行ってきた。
今回の旅行は高雄から入って北上し、台中、鹿港、台北と新幹線で移動した。
台中は昨年末に野球の北京五輪予選で訪れたが、南部の高雄や鹿港を訪れるのは5年ぶりだ。
詳細についてはおいおい「亜洲南洋倶楽部」の方で書いていこうと思っているが、天候にも恵まれ時間をかけて古都・鹿港を散策できたのもよかったし、自分にとって第二の故郷的な懐かしさと居心地の良さを味わうことができた。
印象的だったのは高雄や鹿港に日本人観光客の姿が極めて少ないのは昔から変わらないが、その分、台北には日本人であふれかえっていたこと。故宮や台北101、鼎泰豊といった定番や最近人気の九份あたりではどこでも日本語が飛び交っていた。円高差益はさほど感じないが、むしろ景気の悪化や燃油サーチャージの上乗せで遠い欧米を避け近場を選ぶ傾向が顕著になったということなのだろうか。
中国本土の観光客受け入れを公約にした馬英九政権だったが、こちらのほうは手続きの煩雑さや景気の悪化なども影響したのかあまり成果が上がらず、やはり日本人観光客誘致がより実効性が上がると受け入れ側もシフトを変えているようにも聞いている。
反面、駐在員御用達の飲み屋やレストランはガラガラで、駐在員はどんどん減る一方と昔のなじみの店で嘆かれた。さらに中南部の観光地は逆に海外旅行を控える台湾人の国内観光客でどこもいっぱいだったのもちょっと気になったところだ。
ともあれ、美味いものをたらふく食べまくり、体重増加を気にしつつもリフレッシュできたのはなにより。世界中が景気の悪化に動きが取れなくなってきている中、じっとしていても展望が開くわけでもないしね。
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