●11月1日
この日は終日仕事なしだったので東京国際映画祭を3本一気観。香港映画の『年少日記』と『バイタルサイン』。台湾映画の『成功補習班』。『年少日記』と『成功補習班』はともに学園ものなのだが、香港の少年の虐待まがいの教育と台湾での予備校で恋愛にうつつをぬかす高校生活と明暗対照的な作品で、まるで今日の社会情勢の写し鏡のようだ。『バイタルサイン』は香港の救急隊員の活躍を描くが、雨傘以降のデモとかの政治色は一切なし。あえて取り上げなかったのか、それとも取り上げられなかったのかが気になる。阪神は劇的なサヨナラ劇。2勝2敗のタイに戻す。
●11月2日
日本シリーズ第5戦。阪神またまた逆転劇で王手!祝杯、祝杯。
●11月4日
日本シリーズ第6戦は投手戦。ここはオリックスエース山本由伸の投球冴えわたり圧巻の勝利、逆王手がかかってしまった。明日だ明日!
●11月5日
昼は秩父宮ラグビー場にて母校の立教戦を観戦。強化が進む相手だが何より勝ちたいという気力が相手に上回られ敗戦、今季もまた入れ替え戦行きが確定してしまった。夜は日本シリーズ運命の第7戦を家呑み観戦。打ってはノイジーの3ランを皮切りに猛虎打線が爆発。投げては先発の青柳が要所を抑え、オリックスの反撃を断つ。伊藤―桐敷ー岩崎とつなぎ失点1の7-1で快勝!38年ぶり2回目の日本一達成。岡田監督の胴上げからビールかけまでずっとテレビの前から離れられず朝方まで祝杯。いや~嬉しいものだ。昼間のイライラもどこへやら。
●11月6日
K社から久々にTV誌のカスタマー版にて箱根駅伝の特集制作の依頼があったため、早速ライターのOK氏と新宿にて打ち合わせ。何日か前にTJ社の箱根駅伝ムック本でコメント取材があった矢先の話で連日季節ネタが続く。仕事終わりには神保町『明治屋3rd』へ、熱狂的虎ファンのYK嬢と祝勝会!酒ウマ。
●11月10日
戦闘続くパレスチナガザ地区にて国連職員の死亡者が100人を超えるとの報道。ささやかながら貯まったTポイントを国境なき医師団に寄付。イスラエルの無差別攻撃の残虐性は留まるところを知らず。なんという時代だ。
●11月11日
歌手・大橋純子さんの訃報。献杯。最近アーティストの人多いなあ。
●11月12日
高校ラグビーの東京都予選決勝戦、第1代表早実対成城学園は早実が粘る成城を下す。第2代表の国学院久我山対目黒学園は白熱した戦いで目黒が辛勝。早くも年末年始のお楽しみが待ち遠しい。
●11月17日
かつて編集長をしていたP誌のスタッフによるOB会を新宿の『陶玄房』にて開催。コロナ禍で挙行できなかった創刊30周年記念の会合を、35年に設定替えして再び企画の立ち上げを確認する。歌手のKANの訃報、早すぎる。献杯。
●11月20日
神宮球場に明治神宮大会で東都を制した母校青学と東京六大学の覇者慶大の決勝戦。ドラフト1位の常廣(広島)、下村(阪神)の最後の雄姿を観戦に。アンラッキーなエラーと四球で惜敗し有終の美は飾れなかったけど二人とも頑張れ。アフターゲームは『明治屋3rd』へ。
●11月21日
早くも始まったサッカーW杯アジア予選アウェイのシリア戦。放送権料でもめたあげくライブ中継は一切なし。現地TV中継の動画アップを探してなんとか家呑み観戦。まあ苦労してみるまでもない順当勝ちではあったが、今後の北朝鮮のアウェイ戦とかどうなるんだ?
●11月23日
勤労感謝の日の休日は例年秩父宮で早慶ラグビー観戦なのだが、今年は国立開催ということで気乗りせず、阪神の優勝パレード中継もあるので家呑み観戦に変更。
●11月24日
作家の伊集院静氏の訃報。前妻だった夏目雅子さんのことを思い出す。献杯。
●11月26日
塚本晋也監督の新作『ほかげ』を渋谷のユーロスペースにて鑑賞。朝ドラ女優の趣里が、戦後焼け跡の貧困の中で身体を売り命をつなぐ女性を体当たりで演じている。親を失った浮浪児、心に傷を抱える復員した男たち。あの戦争を永らえてしまった登場人物たちを通して日本人の戦争体験のリアルを描く。
●11月29日
米軍のオスプレイが屋久島沖で墜落したというニュース。構造上の欠陥を指摘されるいわくつきの輸送ヘリだが、アメリカから売りつけられ導入することになっているわが国の政権担当者らはどうするんだよ。国民の8割にNOを突き付けられている岸田内閣はどう後始末つけんねん!
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