2015年10月13日火曜日

エディージャパンの偉業



ラグビーを観戦し出してから半世紀余り。
1971年のイングランド代表戦の惜敗、1989年のスコットランド戦の勝利(テストマッチではなかったが)、2013年のウェールズ代表戦の勝利も秩父宮で目撃したが、今回のワールドカップの3勝ほど胸を打つ体験は初めてだ。
多くの現地のファンが日本のために熱狂してくれ、賞賛を得るなどと誰が考え得たであろうか。
スポーツ紙やスポーツニュースではない、一般のトップニュースでその勝利が報道され、ワイドショーで特集が組まれ、女性週刊誌の表紙となる。 いったいどこの国の話だろう。勝つということの凄さを改めて感じさせられた。

さて次に2019年日本開催のワールドカップが待っている。
新国立に関するごたごただけではない、名匠エディー・ジョーンズが呆れて去ることになるスーパーラグビー参戦問題における協会サイドの不手際など、問題は色々山積している。
「選手たちも歴史を変えた。協会もかわらなければならない」とは、さる元代表選手の言葉。
次期ヘッドコーチに、大事な時期に辞める発表をしたなどと、いかにも日本的なエモーショナルな批判をして、その本質を判っていない清宮とかを就任させる愚だけは辞めていただきたいと切に願う。もう、従来の早稲田とか明治とか、同志社とかの旧態然とした親睦組織では、次の極みに進むことなど出来やしない。

 

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