2014年1月6日月曜日

老いても魅力的でありたい

2014年がスタート。自分にとっては50代最後の1年になる。
本当に気がつけば…という感じで改めて歳がたつ速さに愕然とする思いである。

この10年を振り返ってみても、ちょうど自分の会社を立ち上げた歳月だったが、毎年毎年アップアップで、10年前には次のステージへの新たなチャレンジとも思っていたのだが、何にも成し遂げないままに無為に過ごしてしまった感がある。

思えば組織の中にいた30代、40代は仕事も面白かったし、それなりにやってきた成果物もありそこそこ充実した人生を送ってきたように思う。
それを考えると、この10年のなんとも緊張感のない日々は何だったのかと後悔しきりである。

昨年は親しかった人が病に倒れたり、亡くなられた人も何人もいる。
Life is very short!
すでに自分の残された人生の時間の短さを肝に銘じ、今年からどう生きるか、気合を入れ直して考える必要がある。

昨年観た映画の中で、作品的にはそんなに評価されるべきでもなかったのだが、心に残る1本があった。アル・パチーノ、クリストファー・ウォーケン、アラン・アーキンというオスカー俳優たちが顔を並べたにもかかわらず諸般の事情とやらで単館公開になってしまった『ミッドナイト・ガイズ』という作品である。老いを迎えたアウトローたちが一瞬一瞬を精いっぱい生きようとするメッセージが、ビンビンと心に響くような作品であった。歳を重ねることでみっともないことも多いのだが、キメルときはキメル、そんな生きざまには深く共感できた。

自分自身にしたって、60を迎えるという客観的な事実を受け入れ難く思う(というか気が付いていないのかもしれない)ように、まだまだ枯れてはいられないと思っている。
身体的な衰えは仕方がないとしても、次の人生を豊かなものにするために、仕事にせよプライベートにせよまずは精力的にトライしたい。映画の主人公たちのように魅力的な爺いになれるように生きたい。

50代最後の1年の年頭に当たって、もうひと奮起することを心に刻みたいと思う。

ぼやぼやしてはいられないのだ!



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