2009年3月9日月曜日

情けないぞ


いや~、サッカーに限らず野球でも日韓戦はすっかり盛り上がるようになってしまったなあ。
サッカーは圧倒的に弱かった日本が実力的に拮抗するようになって盛り上がったし、野球はまったく逆のパターンだが、これは素直に韓国野球の実力を認めざるを得ないということである。

それに引き換え、わが(?)台湾の凋落は目を覆うばかり。かつての野球のライバルといえば戦前の中等学校野球の嘉義農林の時代から(古いね)台湾に決まっていたし、リトルリーグじゃ世界一になったこともある。呉昌征、荘勝男、呂明賜、郭泰源、郭源治、郭李、大豊泰昭と日本球界にもキラ星のごとくスター選手を輩出したのに、それがすっかり韓国野球に取って代わられた感がある。

今回のWBCも侍ジャパンをさておき、東京ドームに台湾×韓国戦を観に行ったのだが、応援の甲斐なく初回にいきなり6失点のビッグイニングを与えてしまい、すっかり気勢もあがらずじまい。0-9でチンチンにやられてしまった。しかも敗者復活戦で格下の中国に北京五輪に続くの2連敗を喫する体たらく。王健民はじめメジャーや日本のプロで活躍する投手が辞退ということで若手中心のチーム編成と聞いていたが守れない打てないじゃ、日韓とは試合にならないし、伸長著しい中国にも負けて当然だ。本当に応援のし甲斐が無い。

まあ、国内リーグが二度にわたる八百長事件と景気後退で4チームまでに減ってしまっては選手層が薄くなるのも当たり前だ。というかプロ野球の存続自体が深刻に憂慮されるほどである。
ここは日本球界もアジアにおける野球という競技全体の相互繁栄という観点から、コーチの派遣からオープン戦や交流試合、青少年の育成まで協力体制をとって、日本選手をはじめとした外国人選手の積極的なトライアウトとかリーグ全体のレベルアップをいまいちど考え直さねばならないと思う。

台湾政府に対しても台湾自体が世界的に「国威」発揚となる一番の特効薬だと思うんだがね(こんなに大ぴらに青天白日旗がテレビに映る機会は無いよw)、馬政権も少しは協力しろってーの。プロ野球が活性化したときの経済効果考えると一番の景気対策だぜ!

しかし久々に溜飲を下げた侍ジャパンの韓国戦コールド勝ちだったが、手負いのトラは中国をあっさりコールドで下しやっぱり強そうだ。本日のグループリーグ一位決めをかけた大一番、ああ待ち遠しい。

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