2009年3月2日月曜日
週間呑みアルキスト2.16~3.1
●2月16日
ご近所のT出版O社長と夕食に出る。向かうは個人的に神保町でベスト中華と思っている『源來軒』。寧波出身のオヤジはあまり愛想が無いが別に嫌な気にもさせない距離感を保っていて、古めかしいがこ汚くない店内、日本語はできないが腕のいい料理人たちと、なかなか評価が高いのは過去呑みアルでも書いてきたとおり。この日はたまたま甕だし紹興酒の口開け作業を見ることができた。石膏で固めていた甕のふたを槌で注意深く割ると、寝ていた香が目を覚ましたように漂ってくる。もちろん開けたばかりの一番搾り(?)をいただくことにしたのは言うまでも無い。
●2月18日
打ち合わせで新富町に行く機会があったので、たまたまその近所の旅行代理店に週末からの台湾香港旅行のホテルクーポンを頼んでいたので直接取りに行くことにする。この旅行代理店H社のN社長は前居た会社のハウスエージェンシーだっただけに旧知の人なので立ち寄るついでに軽呑みに誘うと、会社のそばのバール系レストラン『novo』に案内される。ここのところの円高で旅行関係も好転しているかと思ったが、景気減退はそれ以上で苦労は変わらないらしい。どこの世界も厳しいようだ。
●2月19日
昨年来会社を辞めて無職だったSS氏の就職がやっと決ったという連絡を受け、仲間内のT出版O社長、Akiさんと神保町『台南担仔麺』でお祝いの呑み会。SS氏の新たな勤め先は都内某大手の寺院での広報の仕事。変り種の就職先ではあるが煩悩だらけのSS氏にはいかにもミスマッチ。さっそく罰当たりな般若湯で乾杯した。でもまずはよかったね。
●2月21日
この日の午後から4泊5日の台湾、香港出張。同行は今は無きK誌の元編集長KN氏。一応はネット関連の仕事のヒントをつかむための視察という目的ではある。この日は夜入りなので食事して呑んで寝るだけ。というわけで台湾到着後さっそく民生東路の上海料理の名店『秀蘭小吃』でたらふく食べた後、いきつけの林森北路のクラブ『麻美』で呑んで、マッサージで揉まれて夢の世界へという定番コース。しかしかつては日本人駐在員がそぞろ歩いていた林森北路もすっかり人通りが無くさびしい限り、景気悪化を体感させられる。
●2月22日
午前中、台湾最大級の書店『誠品書店』を見学した後、かつて在籍した台湾K社の日本人現地スタッフTG氏と創設以来の地元スタッフYNさんとランチミーティング。場所は『鼎泰豊』の行列でにぎわう永康街。その行列を避けて味にそん色ない別の小龍包の名店『群香品』に出向く。TG氏は大昔、フランスW杯でともに仕事をした仲で久々の再会に台湾ビールで乾杯する。おふたりからは台湾のネット事情を取材し、午後からは若者でにぎわう西門町を回った後、広告代理店台湾D社の日本人責任者MG氏とウェスティンホテルで面会する。MG氏とも5,6年ぶりの再会だが、やはり広告業も景気後退の影響をもろに受けていると早速ぼやかれる。夕食は徳恵街の台湾料理の有名店『欣葉』で伝統的な地元の味を楽しんだ後、麗水街のBARで軽く呑んで早めにホテルへ引きあげる。なにせ翌朝は6時前にホテル出発、8時の飛行機で香港入りなのである。
●2月23日
午前中に空港から直接台湾K社の系列である香港K社を訪問。総経理のTK氏、GMのMR氏、編集のTO氏の歓待を受ける。TK氏秘書のAR嬢の案内で一同新界地区は葵芳駅ビルの中にある潮州料理『潮館』でランチミーティング。AR嬢が台湾に負けないようにと趣向を凝らした料理を選んでくれ大満足大満腹。特に香港名物タピオカ入りマンゴープリン(写真)は絶品。午後は香港K社の会議室で本格的にミーティング。夕方ホテルへ荷を降ろしてから市内見学した後、銅鑼湾タイムズスクエア傍の広東料理『翠園』で夕食をとった後ホテルの傍のロックハート路のパブ街で軽呑み。
●2月24日
遅い朝食を兼ねマンダリンオリエンタルホテルでランチ。超お上品な炒飯はさすがに高い料金を取るだけのことはあった。この日は、前日に香港K社で取材した参考になりそうな場所を何箇所か、ビジネスの可能性を探るために歩き回る。旅行もこの日が最後なので観光かたがた夕食前にビクトリアピークに登る。ここに来るのはほぼ20数年ぶりだがあまりの変わりように驚く。大陸からも大勢の観光客がすっかり綺麗になった頂上広場に団体で詰め掛けていたが、あいにく霧がかかって百万ドルの夜景は観ることかなわず。ピークトラムを降りて歩いて蘭桂坊のエクセレントなベトナム料理『INDCHINE1929』で舌鼓を打ち、ワインで旅の打ち上げをする。食後は白人系の外国人でにぎわう蘭桂坊のパブ街に繰り出し香港ナイトはディープに暮れていった。
●2月26日
夕方、女性漫画家でネットの仕事でご一緒させていただいているOK嬢が来社。会社の傍のイタリア居酒屋『ピアンタ』で会食。いつも店の前を通るのだが入るのは初めて。あまり美味そうじゃない感じがしていたので足が向かなかったのだが、スタッフは若いものの料理は意外と美味しいし、量り売りのハウスワインも値段の割にはイケル。今後は呑みの選択肢のひとつになるかも。
●2月28日
土曜出勤。隣の立ち飲み屋の『明治屋2nd』が開いていたので帰り際に立ち寄ると常連の女性客がすでに思いっきり出来上がっていて大騒ぎ。デザイナーのAkiさんが合流したので救われる。
●3月1日
『明治屋2nd』の学生バイトG君が卒業して郷里の徳島へ帰るのでお店のマスター夫妻と常連客で送別会を敢行。乃木坂の居酒屋『魚真』にG君の人望もあって30人近い人数が集まる。G君、理工科を晴れて卒業するのだが就職先はバイトの経験を生かして地元のBARに就職を決めて親を嘆かせたそうな。修行を積んで早くお店を構えてくれ。その節は徳島へ呑みアルキ旅行をしに行くぜい。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
2 件のコメント:
自分のブログで地味ーーーーーーな
うちごはんをアップロードしたあとに
秋山さんのところを見てしまいました。
『ピアンタ』けっこうイケましたね。
・・・写真撮るの忘れた!!
私も朝昼は地味ーーーーーですよw
神保町ではイタメシは流行らないという鉄則があったんですけど>『ピアンタ』
コメントを投稿