2009年3月29日日曜日

バーレーン撃破


W杯予選バーレーン戦、桜もつぼみに戻る花冷えの埼スタに参戦。

WBCの韓国のようにまたおまいらかよという相手だが、結果はご存知の通り俊輔のFK一閃(壁にぶつけたが結果オーライ)、1-0で勝ち点3をゲットした。
序盤から日本は玉田、達也、嘉人のちっこいFWトリオで早いパス回しで攻め込んだが、バーレーンの最終ラインの高さと強さの前になかなか得点をあげられず、いつものように決定力の論議を継続させてしまったものの最小得点差ではあるが危なげなく勝ち点を積み上げることができた。

バーレーンはここで勝ち点を落とすと今後に後がなくなるので、慎重に戦っていたが、カウンターの無いアラブ勢は怖くない。2,3回楢崎があわてた場面もあったがまあ終始ディフェンスに関しては安心してみていられた。遠藤、長谷部の中盤の底の安定度は素晴らしかったね。
試合後敵将マチャラも嘆息していたがやっているサッカーの質は明らかに違っていた。

6月に控える残り3試合、ホームのカタール、敵地のウズベク、オージーとそれぞれ決して楽な試合ではないが、昨日の勝利で比較的余裕を持って戦えるのは大きい。南アフリカまで後もう一歩だ。

それにしても毎度課題の得点力不足。大迫、はやく出て来こんかい!

2009年3月24日火曜日

オレもイキそうだったぜ


参加国は少ないわ、韓国とは5回もやんなきゃならないし、結局本選では3カ国に勝って世界一かよ、とWBCなんか大したことねー、と少し思ったりもしていたが…、やっぱり勝つとウレジ~!!!!

こういう日に限って、仕事が入って6回から出かけたのだが、仕事が終わって池尻大橋の電気屋の前に黒山の人だかり。見ればちょうど同点にされてしまったまさにその瞬間、それからは電気屋の前から離れられずだった。

いやあ岩隈も、イチローもよかった!
イチローの決勝打はオレもイキそうだったぜ(スミマセン)
侍ジャパンも勝ってみればいいネーミングじゃないの。

2009年3月15日日曜日

週間呑みアルキスト3.2~3.15



●3月3日
KS社SM部長とランチミーティング。SM部長は以前在籍していた会社の先輩社員でずいぶんと世話になった人。仕事の話もあったのだが、それ以上に当人が早期退職制度を利用してこの春に退職されると聞き及び、その後の人生設計を聞かせていただく。場所はSM氏お気に入りの神保町のレトロなタンゴカフェーで有名な『ミロンガ・ヌォーバ』。ここは世界のビールがそろっていて変わったスタウトビールもあるのだが、SM氏はなにせ下戸なのでランチビールはあきらめ中辛のジャンバラヤをほおばりつつ、その間の経緯をいろいろと聞いた。最近は結構どこの会社もこの不景気で中高年社員には居心地が悪くなって行くいっぽうのようで、早期退職というリストラが猛威を振るっているようである。SM氏もつい最近手を上げた(させられた?)ばっかりで先のことはまだまだこれからということだとか。何か一緒に出来る仕事があればと思うが、まずは長い間ご苦労様でした。夜はお向かいのデザイン会社SB社から女性デザイナーST嬢、女性編集者KB嬢からひな祭りの甘酒のご招待。

●3月4日
NT社に最近転職した旧知のTH嬢が、同じ職場に小生のことを知る女性がいるとの連絡があり、聞けばシンガポール駐在時代に職場をともにしたことがあるHK嬢ということだったのでビックリ!TH嬢に仲介してもらい3人で呑み会を開くことに。場所は中目黒の焼き鳥屋『あきら』。目黒川沿いのレトロ調の日本家屋の洒落た焼き鳥屋である。この日は大雨だったが桜の季節は川沿いのライトアップした桜を眺めながら呑めるらしい。炭火で自分で焼くスタイルだが話に夢中になっていると焦がしてしまうので要注意。HK嬢とは5年ぶりの再会で昔話で盛り上がる。女性陣二人ともかなりの酒豪なのであっという間にワインが何本かあいてしまい、終電間際まで大騒ぎの巻。

●3月6日
T出版O社長、デザイナーAkiさんと東京ドームにWBC日本ラウンドの台湾×韓国戦を観に行く。まあ無理かとは思ったが台湾が健闘してくれたら日本は韓国との対戦に有利になるかもと応援していたが、あえなくコールド負け。ということで神保町に戻り先週行ったばっかりのイタリア居酒屋『ピアンタ』を再訪し、熱々のピザで軽呑み。

●3月10日
スポーツカメラマンのKG氏が来社したので、神保町の蕎麦屋『たかせ』で会食。WBCの話、マラソンの話など最近のスポーツ界の裏話を聞いて楽しい時間を過ごす。ギャラリーBarの『クラインブルー』へハシゴ。帰宅すると引きかけの風邪が悪化し熱っぽい。

●3月12日
大手広告会社主催の次世代育成ビジネスのセミナーに参加、和田中の民間校長として話題となった元リクルートの藤原和博氏をはじめ多士済々のチューターが登場し、はたまた小渕優子少子化対策担当大臣までゲストで現れるなどなかなか豪華かつ興味深いセミナーではあった。終了後汐留のカレッタ内の『鼎泰豊』で腹ごしらえし帰社。『明治屋2nd』に立ち寄り風邪薬代わりのホットウィスキーで体を温める。

2009年3月11日水曜日

可愛らしい戦争って?


最近ハマってしまったコミックス、西島大介著『ディエンビエンフー』(小学館)全5巻を大人買いしてしまった。
これが本当に凄い!
ベトナム戦争で戦場に派遣された日系米人のカメラマンとベトナムのゲリラ戦を戦う謎の少女兵士との切ない恋を主題に、グリーンベレーや少数民族のチャム族ゲリラと解放戦線の血塗られた戦いを描いたものなのだが、その最大の特徴といえば絵が何とも可愛らしくゲームキャラのような人物たちが、文字通りゲームのように縦横無尽に飛び跳ねながら戦いあうのである。

表現的にはまったくもって荒唐無稽でシュール、宣伝帯いわく“世界で一番可愛らしいベトナム戦争”ということなのだが、しかしながら絵の可愛さに反比例するように内容はめちゃめちゃえぐい。戦闘で手足はもげ、内臓は飛び散る。女たちは犯され、兵士たちは麻薬におぼれる。そんなベトナム戦争の実相を大真面目に徹底して“可愛く”表現していくのである。
コミックとはいえ歴史的にもベトナム史を古代中国からの独立にさかのぼり、抗仏戦争、対米戦争の政治的背景までをきちんとふまえており、さらには各巻末にまとめられているコラム「アオザイ通信」も筆者の取材メモやエピソードが盛り込まれなかなか読み応えがある。

ともすれば目を背けたくなるような戦争の悲劇を絵の可愛さで中和させていることで、かえってその無意味さやむなしさが読後にじわじわと伝わってくるような手法には心底感心させられる。日本のコミック文化のレベルの高さを改めて思い知らされた気分だ。

2009年3月9日月曜日

悔しすぎ

WBC東京ラウンド決勝

日本0-1韓国

韓国つおい!
敵ながら投手陣素晴らしかった。ありゃ打てん。
岩隈も1失点は仕方が無いだろう。チャンスでことごとく村田、稲葉、小笠原がまったく打てなけりゃ勝機は無かった。

しかし悔じい~!!!。
てか本大会いきなりキューバっつーのもやばすぎ。

風邪引いてグスグスいいながら観ていたが、ああ、熱が出てきた…(やべ)

情けないぞ


いや~、サッカーに限らず野球でも日韓戦はすっかり盛り上がるようになってしまったなあ。
サッカーは圧倒的に弱かった日本が実力的に拮抗するようになって盛り上がったし、野球はまったく逆のパターンだが、これは素直に韓国野球の実力を認めざるを得ないということである。

それに引き換え、わが(?)台湾の凋落は目を覆うばかり。かつての野球のライバルといえば戦前の中等学校野球の嘉義農林の時代から(古いね)台湾に決まっていたし、リトルリーグじゃ世界一になったこともある。呉昌征、荘勝男、呂明賜、郭泰源、郭源治、郭李、大豊泰昭と日本球界にもキラ星のごとくスター選手を輩出したのに、それがすっかり韓国野球に取って代わられた感がある。

今回のWBCも侍ジャパンをさておき、東京ドームに台湾×韓国戦を観に行ったのだが、応援の甲斐なく初回にいきなり6失点のビッグイニングを与えてしまい、すっかり気勢もあがらずじまい。0-9でチンチンにやられてしまった。しかも敗者復活戦で格下の中国に北京五輪に続くの2連敗を喫する体たらく。王健民はじめメジャーや日本のプロで活躍する投手が辞退ということで若手中心のチーム編成と聞いていたが守れない打てないじゃ、日韓とは試合にならないし、伸長著しい中国にも負けて当然だ。本当に応援のし甲斐が無い。

まあ、国内リーグが二度にわたる八百長事件と景気後退で4チームまでに減ってしまっては選手層が薄くなるのも当たり前だ。というかプロ野球の存続自体が深刻に憂慮されるほどである。
ここは日本球界もアジアにおける野球という競技全体の相互繁栄という観点から、コーチの派遣からオープン戦や交流試合、青少年の育成まで協力体制をとって、日本選手をはじめとした外国人選手の積極的なトライアウトとかリーグ全体のレベルアップをいまいちど考え直さねばならないと思う。

台湾政府に対しても台湾自体が世界的に「国威」発揚となる一番の特効薬だと思うんだがね(こんなに大ぴらに青天白日旗がテレビに映る機会は無いよw)、馬政権も少しは協力しろってーの。プロ野球が活性化したときの経済効果考えると一番の景気対策だぜ!

しかし久々に溜飲を下げた侍ジャパンの韓国戦コールド勝ちだったが、手負いのトラは中国をあっさりコールドで下しやっぱり強そうだ。本日のグループリーグ一位決めをかけた大一番、ああ待ち遠しい。

2009年3月2日月曜日

週間呑みアルキスト2.16~3.1


●2月16日
ご近所のT出版O社長と夕食に出る。向かうは個人的に神保町でベスト中華と思っている『源來軒』。寧波出身のオヤジはあまり愛想が無いが別に嫌な気にもさせない距離感を保っていて、古めかしいがこ汚くない店内、日本語はできないが腕のいい料理人たちと、なかなか評価が高いのは過去呑みアルでも書いてきたとおり。この日はたまたま甕だし紹興酒の口開け作業を見ることができた。石膏で固めていた甕のふたを槌で注意深く割ると、寝ていた香が目を覚ましたように漂ってくる。もちろん開けたばかりの一番搾り(?)をいただくことにしたのは言うまでも無い。

●2月18日
打ち合わせで新富町に行く機会があったので、たまたまその近所の旅行代理店に週末からの台湾香港旅行のホテルクーポンを頼んでいたので直接取りに行くことにする。この旅行代理店H社のN社長は前居た会社のハウスエージェンシーだっただけに旧知の人なので立ち寄るついでに軽呑みに誘うと、会社のそばのバール系レストラン『novo』に案内される。ここのところの円高で旅行関係も好転しているかと思ったが、景気減退はそれ以上で苦労は変わらないらしい。どこの世界も厳しいようだ。

●2月19日
昨年来会社を辞めて無職だったSS氏の就職がやっと決ったという連絡を受け、仲間内のT出版O社長、Akiさんと神保町『台南担仔麺』でお祝いの呑み会。SS氏の新たな勤め先は都内某大手の寺院での広報の仕事。変り種の就職先ではあるが煩悩だらけのSS氏にはいかにもミスマッチ。さっそく罰当たりな般若湯で乾杯した。でもまずはよかったね。

●2月21日
この日の午後から4泊5日の台湾、香港出張。同行は今は無きK誌の元編集長KN氏。一応はネット関連の仕事のヒントをつかむための視察という目的ではある。この日は夜入りなので食事して呑んで寝るだけ。というわけで台湾到着後さっそく民生東路の上海料理の名店『秀蘭小吃』でたらふく食べた後、いきつけの林森北路のクラブ『麻美』で呑んで、マッサージで揉まれて夢の世界へという定番コース。しかしかつては日本人駐在員がそぞろ歩いていた林森北路もすっかり人通りが無くさびしい限り、景気悪化を体感させられる。

●2月22日
午前中、台湾最大級の書店『誠品書店』を見学した後、かつて在籍した台湾K社の日本人現地スタッフTG氏と創設以来の地元スタッフYNさんとランチミーティング。場所は『鼎泰豊』の行列でにぎわう永康街。その行列を避けて味にそん色ない別の小龍包の名店『群香品』に出向く。TG氏は大昔、フランスW杯でともに仕事をした仲で久々の再会に台湾ビールで乾杯する。おふたりからは台湾のネット事情を取材し、午後からは若者でにぎわう西門町を回った後、広告代理店台湾D社の日本人責任者MG氏とウェスティンホテルで面会する。MG氏とも5,6年ぶりの再会だが、やはり広告業も景気後退の影響をもろに受けていると早速ぼやかれる。夕食は徳恵街の台湾料理の有名店『欣葉』で伝統的な地元の味を楽しんだ後、麗水街のBARで軽く呑んで早めにホテルへ引きあげる。なにせ翌朝は6時前にホテル出発、8時の飛行機で香港入りなのである。

●2月23日
午前中に空港から直接台湾K社の系列である香港K社を訪問。総経理のTK氏、GMのMR氏、編集のTO氏の歓待を受ける。TK氏秘書のAR嬢の案内で一同新界地区は葵芳駅ビルの中にある潮州料理『潮館』でランチミーティング。AR嬢が台湾に負けないようにと趣向を凝らした料理を選んでくれ大満足大満腹。特に香港名物タピオカ入りマンゴープリン(写真)は絶品。午後は香港K社の会議室で本格的にミーティング。夕方ホテルへ荷を降ろしてから市内見学した後、銅鑼湾タイムズスクエア傍の広東料理『翠園』で夕食をとった後ホテルの傍のロックハート路のパブ街で軽呑み。

●2月24日
遅い朝食を兼ねマンダリンオリエンタルホテルでランチ。超お上品な炒飯はさすがに高い料金を取るだけのことはあった。この日は、前日に香港K社で取材した参考になりそうな場所を何箇所か、ビジネスの可能性を探るために歩き回る。旅行もこの日が最後なので観光かたがた夕食前にビクトリアピークに登る。ここに来るのはほぼ20数年ぶりだがあまりの変わりように驚く。大陸からも大勢の観光客がすっかり綺麗になった頂上広場に団体で詰め掛けていたが、あいにく霧がかかって百万ドルの夜景は観ることかなわず。ピークトラムを降りて歩いて蘭桂坊のエクセレントなベトナム料理『INDCHINE1929』で舌鼓を打ち、ワインで旅の打ち上げをする。食後は白人系の外国人でにぎわう蘭桂坊のパブ街に繰り出し香港ナイトはディープに暮れていった。

●2月26日
夕方、女性漫画家でネットの仕事でご一緒させていただいているOK嬢が来社。会社の傍のイタリア居酒屋『ピアンタ』で会食。いつも店の前を通るのだが入るのは初めて。あまり美味そうじゃない感じがしていたので足が向かなかったのだが、スタッフは若いものの料理は意外と美味しいし、量り売りのハウスワインも値段の割にはイケル。今後は呑みの選択肢のひとつになるかも。

●2月28日
土曜出勤。隣の立ち飲み屋の『明治屋2nd』が開いていたので帰り際に立ち寄ると常連の女性客がすでに思いっきり出来上がっていて大騒ぎ。デザイナーのAkiさんが合流したので救われる。

●3月1日
『明治屋2nd』の学生バイトG君が卒業して郷里の徳島へ帰るのでお店のマスター夫妻と常連客で送別会を敢行。乃木坂の居酒屋『魚真』にG君の人望もあって30人近い人数が集まる。G君、理工科を晴れて卒業するのだが就職先はバイトの経験を生かして地元のBARに就職を決めて親を嘆かせたそうな。修行を積んで早くお店を構えてくれ。その節は徳島へ呑みアルキ旅行をしに行くぜい。