2008年7月19日土曜日

スペインユーロ優勝記念食事会


スポーツカメラマンの北川外志広さんと久しぶりに食事をした。北川さんは河口湖に自宅があってしばらく東京の仕事場を離れて自宅に戻っていたそうで、すっかり日焼けしていた。
北川さんとは昨年末台湾で行われた野球の北京五輪最終予選に同行させていただいた。本大会はフリーのカメラマンには取材パスは出ないので、日本でテレビ観戦するそうだ。陸上競技、特にマラソンでは日本有数の人なのにもったいない話である。

四谷三丁目で待ち合わせて、荒木町のスペイン料理「La Taperia」へ出向く。先月観にいったeuro2008の話を聞かせて欲しいということだったので、優勝国にちなんでのチョイスだったが、店のオーナーシェフのカルロスもさぞかし機嫌がいいだろう(いつもだが)と踏んでのことである。

案の定、マドリッド出身のカルロスは“うーん、いつも駄目だったからほんと珍しいよ”と言いつつもやはり嬉しそう。44年ぶりのタイトルは阪神ファンにも似た屈折した歓喜なのかもしれない。

お店のほうは連休前の週末とあって満員状態。予約をしていなかったのであやうく入れないところだったが、2人だけなのでなんとか席をつくってもらう。ここのタパス(小皿料理)は定評があって在日スペイン人も多くやってくる。まずはホワイトアスパラガスのアンチョビサラダをオードブルにし、ハモン入りのコロッケやイカの墨煮、トリッパと豆のトマトソース煮などを試したが、どれも素晴らしくパエージャを注文する前に腹が一杯になってしまった。しかもセルべッサ、リオハワインのフルボトルを頼んで一人頭6000円はリーズナブルだろう。

北川さんのいつもながらのスポーツ界の裏話も聞けて本当に楽しい一夜となった。



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