2024年10月2日水曜日

週間家呑み日記9.1~9.30



 ●9月3日

世界スパーバンタム級王者井上尚哉とドヘニーのタイトル戦を『明治屋3rd』で観戦呑み。モンスターにかかってはドヘニーレベルでは太刀打ちできない。アフマダリエフでどこまでやれるのか?

●9月5日

前々日に引き続き『明治屋3rd』でサッカー日本代表W杯アジア最終予選の中国戦を観戦呑み。日本はべスメンで臨んだところ大量7得点で中国に圧勝。かつては高い壁だったけど、中国が弱くなったのか日本が強くなったのか。まあ日本が暗黒時代の比ではない高みに上がったのは確かだけど。

●9月6日

ラグビー解説でお馴染みの小林深緑郎氏の訃報。今季になってテレビでお見かけしなかったなとは思っていた。博学の人だった。献杯。

●9月7日

ラグビー日本代表のパシフィクネーションズ対アメリカ戦を熊谷まで遠征して観戦。日本一暑い街だが幾分秋の気配も。試合は41対24で快勝、超速ラグビーは実を結びつつある。3年後のW杯までどこまでレベルアップできるか。熊谷でナイターということで帰りの時間が心配だったがバスの便も多く割とすいすいと帰宅できた。

●9月10日

サッカー日本代表のW杯予選アウェイのバーレーン戦を深夜家呑み観戦。前半ちょっと手こずったものの終わってみれば5-0の完勝。難敵の多い組に入っているもののここまでは危なげない。

●9月12日

仕事がちょっと空いてしまっているのでその間を利用して伊勢神宮参拝の一泊旅行に。古稀を前にして一度行いたかった伊勢詣でを兼ねて三重海軍航空隊の跡地も訪ねてみたいという計画である。朝の新幹線で名古屋まで出て、昼過ぎに近鉄乗り換えで伊勢市駅に着いた。外宮参道にある料理居酒屋『いっしん』で伊勢うどんのランチをとったあと外宮へ。この日も猛暑だったが境内の深い緑の中はさすがに暑さを忘れる。平日だからか人出もそう多くなく正宮(豊受大神宮)参拝の後、別宮を回り、バスで内宮へ向かう。五十鈴川の御手洗場で禊し神苑の玉砂利を歩き正宮(皇大神宮)を参拝。また別宮を巡りほぼ半日かけておかげ参りをすませる。この日は宿泊先の『ENホテル』の『伊勢旬菜 楽座』で一杯。

●9月13日

午前中ホテルをチェックアウトした後、ホテルからも近い宇治山田駅へ歩き、戦前の不世出の大投手沢村栄治の生家跡を訪ね、駅前のブロンズ像にも拝謁。次の目的地である香良洲町の三重海軍航空隊跡地を目指す。久居駅からバスで現地を目指すもののバスが1時間に1本ということで閉口する。ようやく歴史資料館となっている三重空跡へ到着。さすがに平日の午前中の見学客は皆無で、あわてて出てきた館員に案内され、戦争遺構や隊員たちの手紙や遺影などをたった一人で観て回る。見学後ロビーで会員の方が分厚い名簿を持って待ていてくれ海軍一期予備生徒の項からわが亡き父の名前を確認する。少し感慨に浸った後、館を辞去し、バスを待つ間近所の海辺などを散策し帰路につく。津駅に隣接する駅ビル内の『丼丼亭』で遅い昼食をとり、駅前からバスで津エアポートラインのフェリー乗り場へ。フェリーで中部国際空港セントレアへの40分の海上の旅はなかなかに快適。海から上陸した空港のエアターミナルで羽田便を待つ間レストラン『Ms Dining』できしめんを食しながらの一杯。ほろ酔い加減でJAL便で羽田へのフライトで帰京。

●9月14日

秩父宮でラグビーパシフィッィクネーションズのカナダ×トンガ、アメリカ×フィジー戦を観戦。ナイター、ビールが美味い。

●9月15日

前日に引き続き秩父宮で日本対サモアの準決勝観戦。あと何回この素晴らしいスタジアムに通えることだろう。計画中のドームの箱型新スタジアムなんか聖地たるものか、ディベロップ企業の無意味な再開発構想なんざ糞くらえである。

●9月18日

中国深圳の日本人学校の児童が暴漢に刺殺されるという痛ましい事件。6月の蘇州の事件に続き二度目、反日教育の結果であることは明白だ。うやむやにされる前に真相解明に向けて中国政府には厳しく責任を追及すべしだが。サッカー元イタリア代表のサルバトーレ‟トト”スキラッチ氏の訃報。初めて現地観戦した90年ワールドカップの輝けるヒーローだった、献杯。

●9月19日

メジャーリーグで大谷翔平が50-50の大記録を達成。こんな時代が来るとは!

●9月20日

かつてのK社での仕事仲間だったHS氏、AS氏、WB嬢と四谷の和食屋『ふく鶴』で会食。懐かし話や映画業界の人たちの近況などの他、目前に迫ったP誌創刊35周年の同窓会をどうするのか話し合う。

●9月21日

能登地方に大雨、正月の震災に続きまたしても災害に見舞われた現地の方々は本当に悲惨だ。そんななかロクでもない連中ばかりが雁首揃え後継争いにうつつをぬかす政権与党のダメさ加減にほとほと呆れる。花園で行われているパシフィックネーションズの日本対フィジー戦を家呑み観戦。

●9月22日

K社のT誌の創刊41周年の同窓会。40年から定例にとして昨年に引き続きの開催。四谷しんみち通りのシュラスコ肉バル『RUMP』貸し切りで懐かしい面々が集合。会が盛り上がった後、後輩のTN氏、TJ氏、YH氏らと近所の居酒屋『餃子酒場四谷本店』で2次会。

●9月23日

わずかに連覇の目が残っている大詰めの阪神×広島戦を家呑み観戦。延長へもつれ込んだが痛恨のサヨナラ被弾ですべてが終了。やけ酒へ突入。

●9月24日

仕事終わりに神保町のAスタジオで遭遇したG社のAKプロデューサーと『明治屋3rd』で一杯。

●9月27日

自民党総裁選は石破茂が決選投票で高市早苗を破る。この結果にネトウヨは怒り狂うやら嘆くやらだが極右政権が阻止され一安心。だからといって石破が後継でも期待度はゼロに等しいけど。

●9月29日

母校のシーズンで唯一の秩父宮開催試合の応援に。小雨交じりの天候ゆえ屋根下の席確保のため早めにスタジアムに向かう。相手は強豪筑波だが両校とも部創設100周年の記念試合で気合が入る。今季ここまで健闘が続く母校への期待から大勢のOBや学校関係者が来ている。試合は開始からすぐ先制されたが一歩も引かない戦いぶりで逆転、追撃されながらも常に先手を取り流れを相手に渡さない。そしてついに80分の激闘の末31年ぶりの勝利!なんという歓喜。このうえない至福の美酒を味わう。